本日、11月23日は「お赤飯の日」とのことで、それに先駆けて、少し前に『とらや』さんのお赤飯を予約購入しました。
『とらや』さんのお赤飯は店頭での販売はされておらず、購入の際は3日前までの予約が一般的です。
今回は「お赤飯の日」に合わせてか、たまたまネットで予約受付をしていたので、そちらでお願いしました。
予約したのは確か1ヶ月ほど前。オンラインショップは『TORAYA AN STAND』さんでした。
ネットで予約、支払いをすれば、一部の直営店で受け取りができます。
化粧箱入500g(2人前)¥2,700(税込)
しっかりとした、真っ白な化粧箱入り。
栗ご飯の時と同じスタイルです。
箱に白い紙が敷き詰められていて、そこに直接お赤飯が詰められています。
そちらの紙を開くと。。。
ようやくお赤飯が顔出します。
小豆の煮汁で色付けされた鮮やかな赤。
小豆を使っていてもほんのりピンクっぽい色合いのお赤飯が多い中、ここまでガッツリ赤いのも珍しいです。
『とらや』さんでは、小豆と餅米を一緒に蒸しあげる昔ながらの製法でつくられています。
身が崩れやすい小豆ですが、皮がしっかりとしています。しっかりしていそうでいて、やっぱり柔らかい小豆。
片意地はってるけど、本当は夢可愛い乙女といったところ?(笑)
お赤飯と一緒についてくるごま塩は、グレーに見える黒胡麻。これは胡麻がお塩を纏っているせいです。
一粒一粒にしっかり塩がついているので、餅米に満遍なく塩気が広がります。
もっちりと少しこわめの餅米は、噛むごとにジワジワと甘みが広がってきます。
蒸された後でも、小豆はまだプリンとしています。家庭では皮の柔らかい小豆を綺麗に蒸し上げるのは難しそう。。。
小豆だけでなく、餅米の硬さ、柔らかさの塩梅など、お赤飯とはなかなか奥の深い食べ物だったのだわ。。。と、しみじみと感じられるほど美味しいです。
こちらのお赤飯は、3日前に予約をすれば購入できますが、それが面倒でなかなかいただく機会もないのですが、この美味しさを味わうと、ハレの日には用意してみようか。そう思うのです。
思うだけでいつも面倒くさがりますが(笑)
一汁一菜。お味噌汁にお漬物。
これだけで、すごいご馳走です。毎日でも食べたい。。。