今年のうちに少しでも下書きに入れっぱなしになっている記事をアップしてして、スッキリと新年を迎えたいと、下書きの整理中です。
通年ものならいつアップしてもいいのですが、旬のものとなると、少し季節を外すとそのままお蔵入りとなることも結構あります。
食べたらすぐに書けばいいのでしょうが、趣味のブログゆえ、ついついのんびりし過ぎて時期を逸してしまったりします。
こちらのお菓子もその一つ。
秋の味覚、栗のお菓子なので、せめて11月中にと思っていたのですが、下書きに紛れ込み、またしてもタイミングを外しました。。。
しかし、お蔵入りさせるには美味しすぎるので、今更ながら登場させます(笑)
京都の金平糖専門店『緑寿庵清水』さんの季節限定金平糖です。
一昨年だったか、「ミルクの金平糖」お目当てに高島屋さんへ行ったのですが、「ミルク」は売り切れで、それならと代わりにお試ししてみたのがこちらでした。
あまりに美味しかったので、以来見つけると必ず買っている金平糖です。
焼栗の金平糖
1箱 ¥1,944(税込)
栗の形を模したパッケージはまさに栗です。
この箱を見ただけで、思わずお持ち帰りしてみたくなります(笑)
蓋を開けると、これもまた凝っていて、毬栗のようなラッピングが。
このイガを一枚一枚開いていきます。
ジャーン!と全開にすると、中にはアイボリーがかった白い金平糖。
手の平にかろうじて乗る大きさのお箱ですが、中にはしっかり70gの金平糖が詰まっています。
この金平糖、初めて食べた人は驚きます。
あまりに栗の香りが濃厚、しかもそれがアーティフィシャルなお味ではなく、本当に自然の栗の風味だからです。
パッケージを開いただけで栗の香りが広がります。さらにお口に入れると、焼栗の香ばしい風味がほわ〜んと。。。
噛んで食べると一層風味が増すということなので、夫などはバリバリと噛んでいますが、お口の中で転がしながら、ゆっくりと溶けていくほんのりとした栗の香を楽しむのもいいもの。
本当にここまで「栗」を堪能できる金平糖は知りません。
お箱の底にはこんな一文が添えられています。これを読めば美味しさの理由がわかるというもの。。。
とても丁寧に作られているのですね。
さすが『緑寿庵清水』さんです。。。
金平糖は一気に食べ尽くすものでもないので、いつものように空瓶に入れておきます。
瓶詰めにしたものを小脇に置いておけば、「ちょっと甘いものが欲しいな」というときに、ちょこっと摘めます。
とりわけダイエット中などで、甘い大物をいただくのに抵抗があるときなどは最適です。
『緑寿庵清水』さんの金平糖はどれも本当に美味しいのですが、とりわけこの『焼栗の金平糖』は、毎年味わいたいほどのお気に入りになっています。
余談ですが、先日食器を見ようと『深川青磁』さんをのぞいてみたところ、素敵な深川製容器に入った『緑寿庵清水』さんの金平糖がありました。
セット売りだそうで、思わず手が出そうになりましたがなんとか堪えました(笑)
あのようなものは、自分で買うものではなく贈り物として頂くのが嬉しいもの。
夫に「欲しいの」と、あれこれ説明しましたが、わかったかどうか。。。
なんせ、『深川製磁』とか『緑寿庵清水』とか、外国人には難しい漢字のオンパレードですから(笑)
理解したかどうかは、クリスマスになればわかるでしょう。