最近、家では粗食を心がけています。
土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んで、なるほど、なるほどと深く感動し、以来お料理をあれこれと食卓に並べることをやめました。
ご飯があって、お野菜のたっぷり入った汁物があって、もう一品なにかあれば、それで十分だと。
子供達と一緒に食べるときは、さすがに「もう一品」をお肉にしたりしますが、私はなるべく汁物で温野菜をたっぷり摂るようにしています。
つまり「ハレノヒ、ケノヒ」の実践です。
普段はケノヒで質素を心がけ、ハレノヒにはご馳走を食べる。
お菓子の方も毎日おやつはいただいていますが、食後から3時に、控えめに少しだけ。
その辺のことは、下のリンクにあるサブブログの日記に書いているので割愛しますが、とにかく家ではケノヒを実践するように努力しています。
読書『一汁一菜でよいという提案』とおやつのクラプフェン。そして夜の部分月食。 - 365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ
一方ハレノヒは、外食するときです。
先日、夫と銀座へ行った際に少し遅いランチをいただきました。
松屋銀座のレストランフロアーにある、
『ダイニングバー Kodama(コダマ)』さんです。
他のお客さんがまだ何組かいたので、店内写真はご遠慮しましたが、百貨店の中の飲食店ということで、感染対策はしっかり過ぎるくらいされていました。
各テーブルの間隔はゆったりと配置されており、各テーブルの真ん中には向かい合わせを遮るようにパーティションが立てられ、さらにはたとえ家族でも向かい合わせでは座らずに、対角線上になるよう着席してくださいとのことでした。
普通の飲食店であればそこまでしないところですが、百貨店の中の飲食店はほとんどがこんな感じです。
いくつかランチメニューがあり、さらには好きなステーキを単品で頼むこともできましたが、軽いランチにお肉だけと思っていたので、一番人気だというランチセットにしてみました。
サーロインステーキランチ
サラダ、パン、ドリンク付 ¥2,000
サラダはシンプルなレタスに2種のハムが大きなスライスで乗っています。
この生ハムが、とっても美味しくて、さすがお肉屋さんだなと。レタスだけのサラダでも、こんな大きなハムが添えられているだけで、満足感もアップします。
パンはふんわり、周りはサクッと軽いタイプです。
焼き方は特に尋ねられなかったので、お任せすることに。
ミディアムでしたが、これが一番おすすめの焼き加減なのかなと思いました。
バターとホースラディッシュがお肉にのってきます。
私は元々ホースラディッシュが苦手なので、一口お味見してから残りは夫へあげてしまいました(笑)
付け合わせはシンプルにコーンだけ。
そして、オニオンとお醤油ベースのソースが添えられいます。
お肉はブラックアンガスビーフでしたが、焼き方がとても上手で、USビーフ独特の歯応えを残しつつも、柔らかく仕上がっています。
ほんのりと赤みが残るミディアムな焼き加減。肉の旨味もしっかり味わえます。
元々は街のお肉屋さんだっただけに、リーズナブルなのにお肉も美味しい。
なによりも「焼き」が上手というところが気に入りました。
楊枝入れはシルバーの容器。
食後のドリンクはコーヒーか紅茶が選べます。私は紅茶にしました。
カップにアールグレイのティーバッグが入って供されます。
週末でもお得にステーキランチがいただけるのは、嬉しいものです。
初めて入ったお店でしたが、今後も夫との食事には使っていこうと思いました。
ちなみに銀座にはもう1店舗、『トラットリアコダマ』さんがあります。
こちらはメインにお肉やパスタがあり、サラダや前菜などはビュッフェになっています。
美味しい生ハムなどが食べ放題だそうで、かなり人気のようです。
こちらも一度お試しするつもりです。