昨年の大晦日から、ずっと食べてばかりいるので、常にお腹いっぱいでお菓子は控えめになっています(笑)
買い置きしてあるものをちょこっと摘んだりしていますが、こちらのお菓子もそんな一つです。
1971年創業、神戸・元町に本店を構える『一番館』さんの看板商品。
ポーム・ダムール
「愛のりんご」というピースフルなネーミングは、まさに新春にふさわしいかと(笑)
チョコレートのお店としては老舗中の老舗と言ってもいい『一番館』さんですが、東京でも百貨店の銘菓コーナーなどでお目にかかることが多いので、全国的にとっても有名なお店です。
輸入チョコレートなど多くを手がけているお店で、屋号に「世界のチョコレート」という一文が添えられているだけに、自社製品のこちらもなんとなく異国の雰囲気があります。
一粒一粒くるっとキャンディーのように包まれていて、この感じもレトロっぽくて昭和世代には馴染みの包装です。
長時間蜜炊きにした新鮮なりんごを、ビターなチョコレートでコーティングしてあります。
ビターなチョコといってもそれほど苦味は強くありません。しかしミルクチョコレートのような甘さもないという。。。
そして中のりんご。これが甘酸っぱくて、ビターなチョコレートとよく合うのです。
なんとも表現の難しい独特の食感。ゼリーのように柔らかいのに、特有の歯応えが感じられ、一番近い感覚としては「シャリ」っとした、まさにりんごの食感?
これがこのお菓子をより美味しくしているのかなと思ったり。
このお菓子、実は私よりも夫のために買っているものです。
幼い頃から、こうしたお菓子を食べて育ったそうで、まさに「懐かしい味」なのだとか。
一緒にデパ地下へ行くと、必ず「これ食べたい」というのが、『ポーム・ダムール』と『くるみゆべし』という、一体どこにツボがあるのか謎の人です(笑)
今回もお正月用に用意してあげたところ、私の口に入ったのは2つだけ。あとは一気に平らげられてしまいました。