しばらく和菓子が続いたので、今日は洋菓子のご紹介です。
娘が福岡へ行く用事があるということで、お願いして買ってきてもらった『フランス菓子 16区』さんのお菓子。
お菓子好きなら誰もが知る、『ダックワーズ』発祥のお店として、娘が訪れた平日でも、多くの人で賑わっていたそうです。
人々のお目当ては、もちろんスペシャリテのダックワーズ。
若い人からおじいちゃんまで、たくさんのダックワーズを買い、発送の手続きをしていたと言いますから、贈答用にも人気のあるお菓子なのですね。
このお菓子、おフランス発祥かと思うところですが、実は『16区』のオーナーシェフである三嶋隆夫シェフが考案したお菓子なのです。
ダックワーズも今では、さまざまな洋菓子店で出会えるお菓子ですが、私は普段好んで手を伸ばすお菓子ではありません。
ただし。。。『16区』のダックワーズを除いては!
元祖だからということを別にしても、とにかくそれほど美味しいお菓子なのです。
支店などは特にないようで、もちろん東京でもなかなか手に入りません。
唯一、伊勢丹新宿店で2個入りがバラ売りされているくらいだと思います。
今回はしっかりお箱で、心ゆくまで堪能しました。
ダックワーズ
2個×3袋入 ¥1,404
こちらは一番少量のお箱入りですが、6袋入、8袋入、10袋入、12袋入、16袋入とサイズも多様。加えて賞味期限も12日間と比較的長いので、お土産やプレゼントにも最適です。
一袋に2個のダックワーズが、並んで入っています。しっかりと透明のプラスチック受け皿に収まっているので、型崩れもしません。
「アーモンド生地を、和菓子の最中のようにできたら」という、シェフの発想から生まれたというダックワーズ。
2枚の小判型生地が重ねられています。
見た目のザラっと感とは裏腹に、周りはサックリと軽い食感で、中はふんわりやわらか。
中にサンドされているアーモンドクリームは、とっても滑らかで優しい甘さ。
サクッとした歯ごたえと、柔らかさをたくわえた生地に、アーモンドの香りがふわり漂う、なんとも上品な味わい。。。
何十年ぶり?というくらい、久々のダックワーズでしたが、やはりすごく美味しいですね。
慎しみ深く上品な味わいというのでしょうか、我も我も!と派手に主張することはないのに、ただそこにあるだけで、ふんわりと浮かび上がってくるような。。。
長きに渡り愛され続けているお菓子というのは、どこか似た香りがあります。
福岡まではなかなかいくことができませんが、ホームページを確認したところ、電話、FAXで注文すると、全国発送していただけるそうです。
私も一度は店舗を訪れて、生菓子などを楽しみたいものです。。。
今回、ダックワーズの他にも、いくつか『16区』さんの焼き菓子をお試ししたので、そちらのレビューはまた後ほど。。。