六本木ヒルズノースタワーのB 1には、和菓子、洋菓子を販売するお店の集まるエリアがあります。
先日前を通りかかると、その一角に新しいお店ができていました。
かつて『吉祥菓寮』さんがあり、その後『アンド フリット』さんとなり、再び閉店。
その場所に、最近オープンしたのが、
『松也(MATSUNARI)』さん。
パティシエの松岡誠也さんが手がける、和スイーツのお店です。
松岡さんは、もとスペインのエルブリに勤務していた経歴を持つ方だそうで、どんな独創的な和菓子が⁉︎と思ったところ、意外にも「あんみつ」と「おはぎ」という、慣れ親しんだお味。
このカテゴリー大好きです(笑)
「パティシエが作る甘味」というキャッチで、京都の食材と製造にこだわったあんみつとおはぎが楽しめる、嬉しい甘味処です。
おはぎ
おはぎもいくつか種類はありましたが、まずはお試しに定番ものをと「つぶ餡」「こし餡」、そしてマイブームの「白味噌」をお持ち帰りすることにしました。
自宅用なので、私は普通の容器にしましたが、わっぱなど立派な容器のご用意もあります。
おはぎはどれも小ぶりの上品なサイズで、あんこで丸々包むのではなく、底の部分は餅米を見せています。
つぶ餡
1個 ¥350
餅米は粒を残しながらも、ふんわり柔らかく、もちもちとしています。とても豊かな風味がある美味しいお米ですね。
あんこも水分量が多めでゆるりとしていますが、この小豆!ふくよかで大きいことったら。京都丹羽大納言小豆を使用しているそうです。
小豆を潰すのは最小限、ほとんど原型をとどめていて、極端に言えば、こし餡に小豆の粒を加えたような食感です。
サイズは控えめですが、かなり食べ応えのあるおはぎです。
こし餡
1個 ¥300
しっとり、口溶けのよいこしあん。
見た目も艶やかで美しいお作りですが、お味の方も同様にサラリとした甘さで、とても上品な味わい。
あんこもたっぷり。餅米との比率がとてもよく、美味しくいただきました。
白味噌
1個 ¥330
白味噌を使ったおはぎは東京では珍しいのではないでしょうか。一見すると、白餡のように見えますが、「みそ」です。
外側の部分は白餡に近いお味で、その内側に味噌あんが忍んでいるように感じられます。
あんこはかなりゆるっと。お味噌の塩気や風味は控えめですが、それゆえに誰もが親しめるお味になっている気がします。
ちょっと新しいタイプですが、最近は個人的に味噌あんブームなので、こちらもまた、とても美味しかったです。
京都の食材と製造にこだわったというだけに、どれもとても上品な味わいのおはぎでした。
おはぎという庶民的な和菓子ですが、ビジュアル的にも洗練された、とても美しいものなので、贈答用にもいいなと思いました。
今回は3種類のおはぎをいただきましたが、他にも「抹茶」や「いちご」など目新しいお味もあります。また、イートイン限定のあんみつもどんなものがあるかよくわからないので、一度お店でいただいてみたいなと思いました。
追記
袋の用意を尋ねられましたが、私はいつもエコバッグを持ち歩いているので、その旨を伝えたのですが。。。
ネームカードと紐の間に黒文字が挿してあり、その状態のままエコバッグに入れると、スルスルと黒文字が抜け落ち、エコバッグの中で行方不明に。。。
やっぱり袋に入れて貰えばよかったと思いました。
個人的には、自宅用のお包みでも、エコバッグを持っていても、袋に入れてもらうのをおすすめします。
店舗情報
東京都港区六本木6-2-31
六本木ヒルズノースタワーB1
Tel 03-6804-3655
営業時間 11:00〜20:00
www.hw-frankie.com
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