見るとなぜか目に浮かぶのが、外国の方々が歌い踊り、そして最後に「チロ〜リア〜ン♪」と声を揃えてスマイル。
昭和世代の心くすぐる『千鳥屋饅頭総本舗』さんのロングセラーお菓子、
洋風巻きせんべいの『チロリアン』を、少し前にお友達から頂きました。
もう何十年も遠ざかっていたお菓子だったので、千鳥屋さんのホームページをのぞいてみたところ、『ミナペルホネン』さんとコラボしていたり、『初音ミクチロリアン』という商品が発売になっていたりと、時代にのって走り続けていました。
「昭和のお菓子」などと言っている私は完全に乗り遅れていたようです(笑)
『チロリアン』はクッキーというカテゴリーではなく「洋風巻きせんべい」です。
洋菓子のようでいて、和菓子にカテゴライズされるのか、ちょっと迷います。。。
『千鳥饅頭』という看板商品があるので、やっぱり和菓子屋さんみたいですが。
チロリアン小箱〈スタンダード〉
何気にパッケージがヴァージョンアップしているような。。。
もう最後にいついただいたのか、記憶にないので、その変化はわかりませんが。。。
こちらのボックスには、コーヒー、バニラ、ストロベリー、チョコレートと4種類のチロリアンが入っていました。
説明するまでもありませんが、くるくると薄い生地を巻いて焼き上げた焼皮は、ザクザクっとした歯応えが。
その中にクリームが詰まっています。
バニラ
チロリアンといったら、私はバニラです。
昭和感漂うテイスト、懐かしい。
ストロベリー
ほんのりと苺の風味漂うクリーム。
チョコレート
クリームの中に、フレーク状のチョコレートがミックスされています。
コーヒー
コーヒーの風味はとっても控えめ。小さなお子さんにも合ったテイストですね。
チロリアン小箱〈九州パラダイス〉
「九州パラダイス」という名前のとおり、パッケージもキラキラとパラダイス(笑)
スタンダードよりもちょっとだけ高級感があります。
こちらは九州の名産を使ったチロリアンが3種類、「博多あまおう」だけが2本入りで、あとは各1本の計4本入りのお箱です。
博多あまおう
甘い苺の風味。ストロベリーに比べると、はっきりとした感じ。
宮崎マンゴー
マンゴーなのか、とにかく鮮やかなフルーツ感。
八女玉露
お茶の香りはあまりしないかな〜といった印象。
やっぱり私はバニラ派です(笑)
昨今巷に溢れている、おフランステイストな高級なお菓子はもちろん美味しいですが、昭和を感じさせる日本のお菓子は、そのノスタルジーも含め、やっぱりいいものだなと思います。
なんと言っても、これだけ長い間、時代の変化に合わせつつも、基本を変えずに同じお菓子を作り続けているというのは凄いことです。
それだけ根強いファンを獲得しているということなのでしょう。
『チロリアン』はとっても賞味期限が長いので、「ちょっとだけ甘いものを一口」という時のために、この小さなお箱を買っておくのもいいかなと思いました。