本日、6月16日は「和菓子の日」です。
和菓子の日でなくても、和菓子はいただきますが、そんな日にちなんだ、この時期だけのお菓子もあります。
そんな行事菓子を求め、昨日『とらや』さんへ行って参りました。
暖簾が白に衣替えされていました。
この大きな暖簾の色が変わると、季節が変わったと実感します。
『嘉祥饅頭』
¥1,512(税込)
「和菓子の日」にちなんだ縁起の良い3種類のお饅頭です。
6月10日〜16日までの期間限定で、私も昨日ようやくお持ち帰りしてきました。
薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)
つくね芋を使った黄色い生地のお饅頭。
中には柔らかい御膳餡(こし餡)。滑らかで上品な美味しいあんこは定番です。
焼き印の「嘉定通宝」は、中国の古銭で「嘉祥」という名の由来とも言われているそう。
新饅(しんまん)
小槌の焼き印が入った紅色のお饅頭。
小麦粉を使った生地で小倉餡を包んでいます。
ねっとりと硬めのあんこは、とにかく小豆の風味豊か。
ひと口ひと口「ああ」とため息の出る美味しさ。
利休饅(りきゅうまん)
和三盆糖を精製する際にできる白下糖を入れて作られた小麦粉生地は、深く上品な甘さ。
中に包まれた御膳餡とは最高のコンビネーションです。
焼き印は「全国和菓子協会」のマークです。
3種類、違った生地のお味が楽しめるお饅頭で、どれも甲乙つけ難い美味しさでした。
生地はもちろんのこと、やっぱり『とらや』さんのあんこはすごい!
本当に美味しい〜と、ゆっくり味わいました。
どれも賞味期限は翌日までです。
3個いっぺんにでは多すぎ?と、最初は半分ずつカットして、残りは翌日にと思ったのですが、あまりにも美味しくて、「和菓子の日」を待たず、一気に完食してしまいました。
この『嘉祥饅頭』の他に、蒸し羊羹や水羊羹、そして以前このブログでも登場した『福こばこ』も並んでいました。
ちょっと迷いながらも、お饅頭の他に『嘉祥蒸羊羹』を選び、あわせてお持ち帰りしてきました。
そちらのレビューは、またそのうち。。。