お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『叶匠壽庵』石餅。平安王朝文学ゆかりの石山寺名物を日本橋三越で購入。

三越のデパ地下にある、全国のお菓子が楽しめる『菓遊庵』。
全国各地から選りすぐったお菓子が並ぶ銘菓コーナーで、私も三越へ足を運んだ時は、必ず寄るようにしています。

今回は日本橋三越本店で見つけたお菓子です。

店頭に並んでいたのは、『叶匠寿庵』さんの期間限定の『石餅』。

滋賀県大津市にある石山寺は、紫式部が『源氏物語』の着想を得たお寺として、また『枕草子』『蜻蛉日記』『更級日記』にも登場するなど、平安王朝文学に縁の深いお寺としても知られています。


www.ishiyamadera.or.jp



そんな「石山寺」は寺名の起こりとなった、大きな硅灰石の上に創建され、明治の中頃までは、その岩を模した「石餅」があったそうです。

「身体を清め、力が宿り、石のように固い絆が結ばれるように」
そう祈念し食したという故事を元に、『叶匠壽庵』さんが復元したのがこの石餅です。

「石山寺名物」と書かれているように、通常は『叶匠壽庵』さんの「石山寺店」、また毎月18日限定で「阪急うめだ本店」のみでのお取り扱いです。

日本橋三越店では特別販売ということで、期間限定販売されていました。

粒々あんこがたっぷりのったお餅。とっても美味しそう。。。

この日が最後とのことだったので、おひとつお持ち帰りしてみました。





石餅(いしもち)


1箱 ¥756(税込)

一口大のお餅が一箱に6個入っています。

蓋をとると、中にはこのお菓子についてのいわれなどが書かれた紙が入っています。

一読して開けてみると、たっぷりと敷き詰められた小豆あんが。。。

白餅と蓬餅を捻り合わせたお餅がとてもきれいです。

濃厚な蓬の香りに強いコシ、お餅自体がとても甘く、力強い印象です。
「石餅」という名にぴったり。

たっぷりとのった小豆あんは、ふっくらと炊かれていて、甘さはとっても控えめ。
甘いお餅とバランスがとてれています。

この2種類のお餅が食べていくうちに解けてくるのが面白食感。

『叶匠壽庵』さんのお菓子は美味しものが多いのですが、私は特にあんこがお餅にこんもりとなっているようなお菓子が好きです。

こちらもまた、とても美味しくいただきました。


kanou.com


www.hw-frankie.com
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