巣鴨『とげぬき福寿庵』こぼれるおはぎ。餡子たっぷり、催事で見つけた素朴な味わいのおはぎ。

渋谷へ出かけた際、いつものようにぶらりとフードショーの中を見て回っていると、期間限定で出店していたこのお店。

以前から一度お試ししたいと思っていた、おばあちゃんの原宿、巣鴨地蔵通りにある『とげぬき福寿庵』さんでした。

ショーケースをのぞいてみると、こぼれるほどのあんこに覆われたおはぎが。

これを見て、どうして素通りできましょうか（笑）
おはぎがこぼれているのですよ！

おはぎに目が釘付けだったのですが、塩豆大福もお勧めしていたただいたので、そちらもお味見におひとつお持ち帰りしてきました。

2個入　¥540（税込）

北海道十勝産のえりも小豆を使用。見た感じあんこは淡い色合いですが、とても風味が豊かです。

ゆるっと水分量多めの粒あんで、甘さは控えめ。小豆の美味しさしっかりと味わえます。

おばあちゃんが作ってくれるような、とっても素朴な味わいのあんこです。
「ぼた餅」と呼びたいようなおはぎですね。

餅米は「はくちょうもち」という品種が使用されています。
時間が経っても硬くなりづらいという特徴があるそうで、かなりゆるゆるっと粘りがあります。

いわゆる半殺しの状態で、とにかく柔らかい。

あんこと餅米の食感がとてもよくあっているので、しっかりと両者が絡みます。

仙台へ行った時に頂いた「さいちのおはぎ」を思い出しました。

このタイプのお菓子は本当に大好きなのです。

またリピートしたいおはぎをお一つ見つけました。
もう一つ、塩豆大福もお持ち帰りしてきましたが、そちらは明日のおやつになる予定なので、レビューは別にまた後日。

お菓子を巡る暮らしの雑記帖