9月9日は「重陽の節句」です。
『とらや』さんでは、9月7日〜9月9日までの3日間、このお節句にちなんだお菓子が並びます。
この桃山製の「重陽」というお菓子がとても美味しいので、今年もまた買いに走りました。
なんとか最終日に東京ミッドタウンの『とらや』さんへお伺いすることができ、ギリギリセーフでした。
「重陽」は「菊の節句」とも言われますが、同時に「栗節句」とも呼ばれ、栗を食べる習慣があったそうです。
『重陽』以外にも好きな栗のお菓子が並んでいたので、そちらも一緒にお持ち帰りしてきました。
どちらもこの時期には店頭に並ぶお菓子で、『栗鹿の子』と『栗粉餅』は10月31日まで販売されています。
どれも過去記事で登場しているお菓子ですが、今年もまた改めて。。。
重陽(ちょうよう)桃山製
1個 ¥638(税込)
消費期限 当日
とても美しい栗の形の桃山です。
しっとりと甘く香ばしい香りがします。
きざみ栗の入った栗餡は、栗の風味がとっても豊か。
これをお目当てに今日は『とらや』さんへ走ったというくらい、大好きなお菓子です。
ちなみに、桃山製は関東地方限定で、御殿場・近畿地方は羊羹製が限定販売されています。
重陽 羊羹製
こちらもいつか、お試しできるといいなぁ。。。
栗鹿の子(くりかのこ)
1個 ¥638(税込)
消費期限 当日
コリッと絶妙な歯応えを残した甘く煮た栗を、白餡の玉につけた鹿の子です。
栗の風味に包まれながら、白小豆を使った白餡がサラリとお口の中で溶けていきます。
やはり『とらや』さんの白餡は格別です。
絶品白餡と栗の旨みが重なり、とっても美味。これも大好きなお菓子です。
栗粉餅(くりこもち)
1個 ¥638(税込)
消費期限 当日
求肥に包まれた御膳餡(こし餡)を、裏漉しした栗と白餡のそぼろで包んでいます。
そぼろは栗をそのまま食べているような、豊かな栗の香りと上品な甘さ。そして、小豆の風味が濃厚なシルクのような御膳餡。間違いない美味しさです。
いつもは半分にカットして、夫と二人で頂いていますが、今年はひとりで三つ独り占め(笑)
このために、お食事も控えめにしておいたので、より美味しく頂けました。
なにはともあれ、今年の重陽の節句も、美味しいお菓子が楽しめて幸せでした。
もう一つ、お月見のお菓子がありますが、そちらは十五夜の明日に。。。