『たねや』菱はなびら。都内デパ地下で買える、迎春菓子の花びら餅。

今年の花びら餅は、『鍵善良房』さんに始まり、『とらや』さん、『末富』さんと続きましたが、おそらくこれが今年最後の花びら餅となると思います。

都内デパ地下にも多数店舗を構える『たねや』さん。滋賀県近江八幡に本部を構える和菓子店で、バウムクーヘンが有名な『クラブ・ハリエ』さんはこちらの洋菓子ブランドになります。

日本橋高島屋の『たねや』さん、とっても売場が広くて立派です。ディスプレイもきれいで、いつもお菓子がたくさん並んでいるので、必ずのぞいていくようにしています。

松の内もとっくに明けてしまったので、もう終わってしまったかと思っていた『花びら餅』、まだギリギリ数箱残っておりました。

黄色に赤を配した鮮やかなカラーの包装紙で、ひときわ目を惹きます。

中のお箱にもおめでたい「一富士二鷹三茄子」。

お箱の中もしっかりと仕切りがついています。「水平に持ち運びを」と一言ありましたが、これならあまり神経質にならなくてもと安心できます。

3個入と6個入のお箱があるのですが、「今年の花びら餅もこれで最後。。。」と、消費期限も3日あるので、6個入りをお持ち帰りしてきました。

6個入　¥2,376（税込）
3個入　¥1,188（税込）
消費期限3日

全体的にこんもりとしたフォルム。柔らかく伸びのよい羽二重餅は、薄めのお作りです。

牛蒡は柔らかめで、味わいとしてはとっても控えめな印象です。

「菱はなびら」という名を表しているように、お餅の下に鮮やかな紅の菱餅が重なり、なんとも美しい。。。

しっとり、みずみずしい味噌あんは、まったりとした甘さがあります。

『菱はなびら』は1月初旬までのお取り扱いなので、もうこれが最後です。

『たねや』さんは都内デパ地下などにも多く出店されているので、東京ではあまりお取り扱いのない花びら餅も比較的手に入りやすいと思います。
時期さえ逃さなければ、美味しい祝菓子を頂けるので、また来年のお楽しみにしたいと思います。

お菓子を巡る暮らしの雑記帖