少し前に三田へ出る用事があったので、かねてから行ってみたいと思っていた洋菓子店へ行ってみました。
三田方面といえば、『秋色庵大坂家』さんや『文銭堂』さんなど和菓子屋さんへ寄ることが多かったので、気になりつつもこれまで未訪でした。
この日は和菓子は控えめにし、ようやく訪問が叶いました。
それが『GOUTER DE MAMAN(グーテ・ド・ママン)』さん。
プリンが美味しいことでも有名な、裏通りにある小さなお菓子屋さんです。
最寄駅は地下鉄の三田駅、JR田町駅、麻布十番駅や白金高輪駅で、どの駅からも徒歩10〜15分程度。
慶應大学のすぐそばですが、裏道に入るのでホームページの詳しい地図などを参照すれば迷うことはないと思います。
午後になると売り切れが出てくると聞いていたので、用事を済ませた後、比較的早い午前中に足を運んでみました。
キャラメルプディング
1個 ¥475(税込)
この店の看板と言っても過言ではないほど、有名なプリンです。
テイクアウトのプリンは、かなり大き目のアルミカップに入っています。
表面はツヤツヤ、ほんのりと焼き目が。
このカップのまま頂いてもいいのでしょうが、カラメルたっぷりなのでお皿に開けてみました。
これがなかなか大変で、少しくらい空気を入れたくらいではパカっとは出てきません(笑)
なんとかキレイにお皿に開けると、なんとも美味しそうな濃い飴色のカラメルが、まるでドレスのように広がります。
ふるふる、とろりんとしたプリンではなく、しっかり硬く焼かれた昔ながらのプリンです。
かなりガッツリとほろ苦さを出したカラメル。
甘さを控えた、卵の風味が豊かなプリンに、苦味と甘さを兼ね揃えたカラメルがなんとも美味。。。
昔懐かしのプリンで、これは好きな人は本当に大好きなお味だろうと思います。人気なのも納得です。。。
噂に違わず本当に美味しいプリンです。
私も硬めのプリン派なので、自分で作る時はしっかり硬く焼き、カラメルもいっぱいいっぱいギリギリまで苦味を出すので、とっても好みでした。
子供達と一緒に頂いたのですが、幼い頃はそんな硬くて苦いプリンで育った子供達、一言目が「こういう味、懐かしい〜」でした(笑)
もう何年作っていないでしょうか。。。
たまには自分でも作ってみようかしらと思ったりしました。。。
シュークリーム
1個 ¥324(税込)
昨年あたりから、シュークリームに凝っているので、こちらもお持ち帰りしてみました。
とても小ぶりな可愛らしいシュークリームです。
生クリームとカスタードクリームの二層仕立て。
生クリームはとってもフレッシュ、一方のカスタードは硬めでもったりとしています。
こちらのケーキやプリン、余計なものを一切排し、素材の核の部分の美味しさをそのまま全面に出したような味わいです。
例えば「チョコレートケーキ」ならチョコレートの美味しさが、キャメルならキャメルのコクと苦味、プリンやシュークリームも然り。。。
こんなに美味しいのなら、もっと早く訪問するべきでした。
ケーキもお味見に少しだけお持ち帰りしてきたので、そちらはまた次回に。。。