先日、旅行で大分県の別府と由布院へ行ってきました。
近年一人旅ばかりでしたが、今回は家族4人揃っての旅行ということで、スイーツ巡りはほとんどできませんでした。
しかし、一つだけどうしてもお試ししたいお菓子がありました。
それが由布院、亀の井別荘の中にある『西国土産 鍵屋(かぎや)』さんのおはぎです。
遅い時間だと売り切れてしまうとのお話だったので、由布院に到着した翌日の午前中に足を運んでみました。
お土産もの屋さんなどが並ぶメインストリートからは比較的奥まった位置にありますが徒歩ですぐ。
案内も出ているので、わかりやすかったです。
敷地内に入ると、とても風情のある佇まいの建物があります。
入口には「おはぎ」の赤い旗があったので名物の一つなのでしょう。
中へ入ってすぐが『鍵屋』さんの入口になります。
こちらでは亀の井別荘家傳の食品や調味料、お菓子、竹細工や器など雑貨、九州大分の名産品など、たくさんのお土産が並んでいて、見ているだけで楽しいお店です。
お目当てのおはぎはお店の一番奥にありました。
午前中の訪問だったからか、おはぎは全種類揃っていました。
私の後から3組ほどのお客さんが来たので、やはり人気のおはぎのようですね。
今回は4種類のおはぎを合計6個お持ち帰りし、お宿で頂きました。
おはぎは白いシンプルな紙箱に入ってきます。
おはぎの他にもまだお土産のお買い物がある旨お伝えすると、おはぎはレジでお取り置きしておいてくれ、お土産もすべてまとめて精算できました。
名代おはぎ
1個 ¥180(税込)
消費期限 : 当日
おはぎの種類はあんこ、きな粉、白あんこ、ごまの4種類です。
あんこ
水分量少なめの、みっちりとした粒あん。甘さ控えめで小豆の風味がしっかりある、素朴な味わいのとても美味しいあんこです。
餅米はしっかりと粒を残したタイプで、もちもちっとした歯応えあります。
個人的な好みから言えば、餅米は半殺し程度が好きなのですが、その辺はあんこの美味しさで気になりませんでした。
このような素朴な味わいのおはぎ、大好きなのです。
白あん
ゆるっとした白あんこ、なんともまったりこくのあるあんこで、初めて味わうような白あんでした。
なんのお豆を使っているのか、確認できませんでしたが、これまで私が味わってきた白小豆でも手亡豆でもなさそうな。。。本当にわかりません(笑)
とにかく初めて出会ったテイストの白餡でしたが、とても美味しかったです。
きな粉
ほんのり甘味のあるきな粉、香ばしく香りが豊かです。
中にはたっぷりのつぶあん。ホッとするような、優しいお味で美味しい。
通常はどこのお店のものでも、あんこのおはぎが一番好みなのですが、こちらではこのきな粉のおはぎが一番でした。
ごま
おはぎの場合、胡麻は細かく潰してあるものが多いのですが、こちらは胡麻そのまんまで粒々と糯米を覆っています。
プチプチとした胡麻の食感と黒胡麻特有の香ばしさ、そしてもったりとしたつぶあんの美味しさが味わえます。
胡麻の使い方がとってもストレートで、従来の胡麻のおはぎとは、また違った味わいのおはぎでした。
この土地の「自然のおいしさをそのまま」といったイメージ通り、素朴でとても美味しいおはぎでした。
大分へ行ったら絶対にこれだけは!と、前々から思っていた念願のおはぎを頂け、大満足でした。
また旅行へ行った際には必ず訪問しようと思います。
余談ですが、別府・由布院の旅では、とにかく食べ物が美味しくて、特に素材のよさが感じられました。
水や空気がいいという自然の恵みが堪能でき、加えて温泉も最高。美肌の湯と言われるようにとってもよいお湯でした。