前回の『名代おはぎ』と同じく、今回も大分、由布院の亀の井別荘内にある『西国土産 鍵屋』さんのお菓子です。
店内に入ってすぐ、いくつかのお菓子が並ぶ中、ちょっと変わったものを見つけました。
『巳次郎柿(みじろうがき)』
亀の井別荘の創業者である中谷巳次郎氏が大の柿好きだったことから、そのお孫さんが柿の産地である耶馬渓の老舗『渓月堂』さんと共に作ったのがこのお菓子だそうです。
そんなストーリーあるお菓子ですが、なによりもお菓子そのものが魅力的。。。
というわけで少しだけ自分へのお土産にお持ち帰りしてきました。
巳次郎柿
3個入 ¥900(税込)
6個入 ¥2,020(税込)
9個入 ¥2,920(税込)
賞味期限 1週間
直径5センチ弱、厚みも2センチ弱の上品なサイズ。
表面には米粉がまぶされています。
この干し柿がまるでこし餡のようにねっとりと、滑らかな食感。定かではありませんが、干し柿を崩してから成形したように感じました。
中には手亡豆を使った白あん。
甘さを控えたみっちりとしたこしあんです。
しっかり柿の繊維質も残っていますが、とにかくこし餡を頂いているような柔らかな食感です。
控えめな白あんの味わいに、柿のフルーティーな風味がお口いっぱいに広がり、とても上品なお味です。
お箱入りは3個入、6個入、9個入、バラ売りもされているので、1個からでも税込¥280で購入できます。
私が今回お持ち帰りしてきたのは、3個入りのこちらのお箱。
お日持ちは1週間ほどですが、とても珍しいので、すぐにお渡しできる方へのお土産なら、喜ばれることと思います。
違った土地を訪れると、思いもかけず未知のお菓子と出会えます。これもまた旅の楽しみの一つですね。
また一つ、美味しいお菓子を見つけました。