大好きなのに自分ではあまり買わないお菓子があります。私にとってカステラがそんなお菓子の一つです。
きっといただく機会が比較的多いせいなのかもしれません。
先日も知人から長崎のお土産にとカステラをいただきました。
カステラをお作りしているお店はたくさんありますが、今回いただいたのは寛永元年創業の『福砂屋』さんのもの。
カステラメーカーの中でも元祖と言われる老舗のカステラです。
お味はわかっているのに、この黄色いお箱を見ると心弾みます(笑)
お箱の中には袋に入ったカステラ。完全防備です。
さらに袋の中に厚紙。なかなかカステラに到達いたしませんが、これによって乾燥を防いでいるのかもしれません。
厚紙を外していくと、上に紙が置かれていて、簡単な説明書きがあります。
そしてカステラ登場!なんとも綺麗な色です。。。
『福砂屋』さんのカステラは添加物など一切加えず、原材料は国産鶏卵、砂糖、小麦粉、水飴のみで作られています。
あらかじめ切り込みが入っているので、開いたらそのまま手に取り、すぐにパクッと頂けるのが嬉しい!
カステラ
卵の風味がとっても豊かな薄甘いカステラ生地は、密度が高そうなのに、ふんわりとした柔らか食感です。
こちらは底の部分。敷紙がくっついています。こちらをペロリと剥がすと。。。
粒々とざらめ糖が散りばめられいます。
カステラといえばこれです!
しかも『福砂屋』さんのものは、かなり大きめのざらめ糖が使われています。
このジャリジャリとした食感とお砂糖の甘さが、カステラ生地をより美味しくしてくれます。
このざらめ糖は時間が経つと溶けてしまうので、消費期限に関わらずすぐに頂くことがおすすめです。
いまは小さな小分け用に『フクサヤキューブカステラ』など都内の百貨店でも購入できますが、やはりカステラは大きな一本を頂いてこそ!と改めて思います。
とっても久しぶりに頂いた『福砂屋』さんのカステラでしたが、あっという間に一本完食してしまいました。
このネタ、何度も持ち出していますが、「贈答品選びに迷ったときはカステラを選べば間違いない」と言われるくらい、老若男女問わず楽しめるお菓子だと言われています。
それも激しく納得。とっても軽いのに満足度の高い美味しいお菓子です。