最後にこのお店でお食事をしたのは、まだ子供達が小学生の頃なので、15年近く前のことになります。
とても美味しくて、その上リーズナブルなので再訪したいと思いつつ、こんなに時間が経ってしまいました。
今回は長女がランチをご馳走してくれるとのことで、『富麗華』でお席の予約をしようとしたところ、数日前ですでに満席。ちょうどゴールデンウィークだったため、めぼしいレストランはどこも予約が取れないとのことでした。
それならと姉妹店の『紫玉蘭』はどう?と提案したところ、こちらは余裕で予約することができたので、ゴールデンウィークにお食事に行ってきました。
こちらのお店は平日のランチもかなりリーズナブルに頂けます。コースからアラカルト、またテイクアウトメニューもあります。
まず温かいお茶はポットできます。このポットもデザインが可愛くて、熱さをキープできるようになっています。
冷たいものも欲しかったので、中国料理ということで黒烏龍茶を別にオーダーしておきました。
ランチコース
今回は「木蓮」というコースを頂きましたが、その季節によって使われる食材などは多少変わるようです。
こちらは2023年5月訪問時の内容になります。
前菜盛り合わせ
このオリジナルチャーシューが、ものすごく美味しくて、一口では到底我慢できるものではありません(笑)
ホタテとそら豆の炒め
こちらホームページでは「海老と季節野菜の炒め、木姜油の香り」となっていますが、この日は違った食材になっていて、ホタテとそら豆のお料理になっていました。
色鮮やかで、それだけでおいしさ倍増の季節野菜の炒めもの。海老よりホタテの方が好きなのでよかったです。
冬瓜とつぶ貝、オカヒジキのスープ
大きなスープボールにたっぷり入ってきます。
とっても優しいお味で、素材の食感もよかったのですが、いささか量が多過ぎるという贅沢な感想(笑)
北京ダック
こちらがコースのメインです。お待ちかねの北京ダック。
まずは巻く前の状態をテーブルまで持ってきて見せてくれます。
その後でくるくるした北京ダックが一つずつ来ました。もう少し頂きたい。。。と思うほどでしたがコースなのでおひとつだけ楽しみました(笑)
ダックにネギ、細切りきゅうりをまとめて甘ダレと共にクルクル。
海外のチャイニーズレストランなどでは皮だけでなく身の方も一緒にクルクルしてくれるお店もあり、私はどちらかと言えばそちらの方がボリューミーで好みなのですが、これはこれでやっぱり美味しいですね。
北京ダック好きです〜。
牛肉細切りと苦瓜の炒め クミンの香り
ゴーヤと牛肉、タケノコを炒め合わせたもので、クミンはかなり控えめ。
ゴーヤの苦味をかなり強く打ち出したお味でしたが、とても美味しかったです。
季節野菜の炒め
青菜をガーリックで炒めた一品。油の旨みとガーリックの風味が効いていて、チャニーズではお馴染みのお味。
国産レモンの炒飯
シンプルな炒飯ですが、レモンがきいていて爽やかな味わいです。
お家でも真似をしてみようかしら?と思いました。
デザート
ゼリーを合わせた杏仁豆腐。適度にクリーミー感があり甘さは控えめ。食後にぴったりのデザートでした。
以上がこの日頂いたコースです。
お会計に関しては長女のご招待なので詳しくはわかりませんが、ホームページを見たところ、コース料理にノンアルコールのドリンク一杯ずつで、二人で¥15,000くらいだったのではないかと。
詳しい数字はわかりませんが。。。
十数年ぶりの再訪でしたが、変わらず美味しく、良いお店だなと思いました。
今回初めてコース料理を頂きましたが、サービスもよく、お料理もテンポ良く出てきました。
コースは少しお高めになりますが、アラカルトなランチメニューなら、「このお味でこのお値段⁉︎」とかなりお得に頂けます。
麻布十番の駅からも徒歩で5分とかからずアクセスもいいですし、何よりも美味しい中華がいただけるという穴場のお店です。
中華料理気分になった時はまたお食事に行こうと思いました。
ちなみに、お店の方にお尋ねしたところ、最近『富麗華』の方は外国人のお客様が多く、通常より予約が取りづらくなっているとのことでした。ちょうどゴールデンウィークが重なっていたせいもありますが。。。
その点『紫玉蘭』の方は、まだあまり知られていないのか、混雑しているようなこともなく、静かにゆっくりお食事を楽しむことができました。