『とらや』更衣。わずか3日間、この時期だけの限定菓子を東京ミッドタウン店で。

今日はこの時期にしか頂けないお菓子をお目当てに、六本木の東京ミッドタウンにある『とらや』さんへ行ってまいりました。

夏になるとこの大きな暖簾が白に衣替えされ、それはそれは素敵で、「ああ夏が来るのね」と、季節を感じるものですが、今日は5月最終日、衣替え前でまだ紺色の暖簾がかかっていました。

開店が11時なので、どうしても欲しいお菓子がある時は午前中に足を運ぶようにしています。
今日も時間が早かったので、店内には季節のお菓子がたくさん並んでいました。

どれもこれもお持ち帰りしたいと毎度毎度目移りしてしまうのですが、今回のお目当てはこちらのお菓子です。

5月30日〜6月1日までのわずか3日間の期間限定なので、販売の始まった昨日からそわそわしていました（笑）

早い時間だったせいか、まだたくさん並んでいてホッと一安心。
今年もおひとつお持ち帰りしてきました。

1個　¥573（税込）
消費期限　当日

「涼やかな夏の衣を思わせるお菓子です」と説明があるとおり、衣替えにちなんだ、この時期だけしか（それも3日間）お目にかかれないお菓子です。

あんに米の粉を混ぜて蒸しあげ、和三盆糖を練り込んだというこなし生地。
シンプルですが、なんとも上品な佇まいです。

表面にも和三盆糖が薄く掃いてあり、これもまた涼しげ。

みっちり、むっちりとした弾力のある生地で、表面はカチリとしていて、黒文字を使うには結構力を要します（笑）

お口に入れるとわずかにシャリッとしていて、和三盆糖の控えめな甘さと共に、小豆の風味がほわ〜んと広がり、なんとも美味。。。

この美味しさが年に3日間の限定とは。。。そう思いながらも、だからこそいいのかもとも思います。

サラリと涼しげな衣に変わるこの時期だからこそ味わえる美しきお菓子、そう思いながらもまた次の年を楽しみにするのもいいかもしれません。。。

この日、もう一つ気になるお菓子をお持ち帰りしてきましたが、限定3日間のお菓子に関しては、明日がラストチャンス（今年は）なので、お先にアップしておきます。

もう一つのお菓子はまた後日ということで。。。

お菓子を巡る暮らしの雑記帖