お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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京都『亀末廣』萬代。甘さを控えた極上あんこの詰まった老舗の最中。

コロナ禍以降、三度ほど京都に足を運んでいますが、その度に「定休日」という壁に阻まれ続けたお店があります。

烏丸御池駅から徒歩数分の場所に暖簾を構える
『御菓子司 亀末廣』さんです。

創業1804年という老舗にふさわしいこの風情ある商家を目の前にすると、「ああ、京都なのね」とワクワクとします(笑)

外観のみならず店内も雰囲気があり素敵だったので、お願いしてお写真を撮らせて頂きました。

こちらのお店は百貨店での販売もなく、通販などもしていないので、直接お店に足を運んでのお買い物になります。



お菓子がズラリと並ぶのはL字のカウンター。反対側に立つお店の方と一対一の対面販売です。

お目当てのお菓子は決まっていましたが、まだまだ味わった事のないお菓子がたくさん!
端からじっくり見ていると、最中があるではありませんか⁉︎

『亀末廣』さんの最中にお目にかかったのは初めてです。
それにしても、「せんべまんじゅう」とは変わったネーミングです。

名前はともかく、こちらの最中は是非味わってみたい!ということで、すぐに食べ切れるだけと、二つだけお持ち帰りすることにしました。




せんべまんじゅう 萬代


1個 ¥270(税込)
消費期限 当日

消費期限が当日なので、なるべくできたてを味わって欲しいということなのでしょう。注文してからあんを詰めてくれます。
他のお菓子と一緒に紙袋に入れて持ち歩いたので、潰れるほどではありませんでしたが、少しギュッとなってしまいました。。。(悲)

亀甲を模した最中種は薄くさっくりと香ばしい。

中にはなんとも艶やかな濃紫のあんこが詰まっています。

大粒の小豆を使用したとてもふくよかなつぶあん。ゆるりと柔らかく炊かれています。

甘さは控えめですが、小豆の風味とこっくりとしたコクがあり、その上質さがよくわかる味わいの最中です。

甘い和菓子はいくつもいただいていると、「もういっぱいいっぱい」となることもありますが、本当に上質で美味しいものは「あら、もうなくなっちゃったの⁉︎」というくらいに、スルスルと胃に落ちていきますね。
この最中も二つ続けていただきましたが、まだまだ食べられそうでした。そしていつものように「もう一つくらい余分にお持ち帰りすればよかったわ」と後悔するのでした(笑)

実は『亀末廣』さんへは別のお菓子をお目当てに足を運んだのですが、とにかく欲しいお菓子がいっぱいで目移りしきりでした(笑)

お試しした事のないお菓子も多々あり、新規かリピートかで迷うところでしたが、そのあたりは取り混ぜ、お日持ちなども考えてチョイスしてきました。

そちらは後々ご紹介していく予定です。

www.kyomeibutuhyakumikai.jp