かつてシュトーレン(シュトレン)と言えば冬の風物詩。クリスマス前からその日を楽しみに、毎日少しずついただくおやつ。そんなイメージがあったのですが、昨今では「サマーシュトーレン」なる真夏にいただくシュトーレンが当たり前に販売されるようになりました。
頭の硬い私は「そんなの邪道」と長らくそっぽをむいていましたが、今年ようやく「サマーシュトーレン」を味わい、冬のそれとは違う、柑橘を使った爽やかな味わいに「これもまたありだな」といたく感動したのでした。
前置きは長くなりましたが、そんなシュトーレンもとうとう秋ヴァージョンが登場です。
先日知人から頂いた『ジョエル•ロブション』さんのシュトーレンは「秋限定」!
これは冬や夏のそれとはどう違うのか、興味深くいただいてみました。
そのうち春限定として桜のシュトーレンあたりが登場してもおかしくない流れになっていますね。
オートンヌ
旬の和栗を使ったという秋限定のシュトーレン。
最初に感想を言ってしまうと、冬、夏同様にとってもロブションっぽいという印象でした。
片手で乗るくらいの大きさなので、一人でも簡単に食べ切れるサイズかと。
みっちりと粉糖に覆われています。
かなりほろほろと崩れやすい生地です。
少し赤みがかったその生地には、カシスとホワイトチョコレートが練り込んであり、ほんのりとした酸味もあります。
「マロン」と謳っていますが、使われているのは和栗です。
バターやチョコレートの風味のせいか、和栗というよりは、その名の通りマロンな味わいです。
表面のお砂糖に加えホワイトチョコレートもふんだんに使われているので結構な甘さですが、ロブションらしいしっかりとバターのきいたお味。
爽やかなサマーシュトーレンとは対照的に、秋らしいもったりとした濃厚な味わいで、これもまた美味。
※スマホを新しくしてから写真機能を使いこなせず慣れないため、ちょっと実物とは違った色合いになってしまいました。
明度調整など写真の補正をし、なるべく現物に忠実にと思っていますが、慣れるまでにもう少しかかりそうです。。。
www.hw-frankie.com
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