お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『すはま屋』洲濱と春日の豆。老舗の味を受け継ぐ京菓子を日本橋高島屋で。

すはまというお菓子があります。
炒った青豆や大豆を挽いた洲浜粉に水飴やお砂糖を加えて練り合わせた和菓子の一種です。

東京ではあまりお見かけしないのですが、昨年京都へ行った際に『紫野源水』さんで「黒洲浜」に出会ったことで、すっかり大好きになってしまったお菓子です。

今年の1月終わり頃だったでしょうか、日本橋三越の銘菓百選で、京都の『すはま屋』さんのお品が入荷されていて、喜び勇んで買い求めたわけですが、その美味しさにますますこのお菓子が大好きになりました。




春日の豆


1個 ¥700(税込)

浅緑と山吹、2色のお豆の形をした一口サイズのすはま。

歯切れよく、しっとりとお口の中にとどまり、きな粉のような香ばしさ共に少しずつ消えていきます。。。

どこかで味わったことがあるような、どこか懐かしい味わいのお菓子で本当に美味しい!

こうしてガラスの容器に詰め、ちょこちょこと摘んでいただいていました。

もちろん、あっという間になくなりましたが。。。

もう一つ、ちょっと変わった形をしたすはまも一緒にお持ち帰りしてきました。




洲濱


1個 ¥1,000(税込)

緑と茶、ツートンカラーでずっしりと食べ応えのあるサイズ。

浅煎りの大豆粉とお砂糖、大麦や米からとった麦芽から作られた蜜を練り合わせたお菓子です。
カラーだけでなく、形もまた面白い。

香ばしい大豆粉の風味は幼い頃に好んで食べていたきな粉のお菓子を思いこさせます。

ねっとりとした食感、そしてお口の中でさらさらと香ばしい香りだけをおいて消えていく。

とにかく美味しいのです。
我が家では私だけでなく、子供達はもちろん、外国人の夫も「美味しいな〜」とパクパクと摘んでいました。

『すはま屋』さんは、すでに閉店されている『御洲濱司 植村義次』さんのご主人から直々に伝授された、いわば300年以上の歴史を持つ老舗の味を受け継いだお店なのです。

京都から今度いつ来てくれるのか。。。
日常的にこんな美味しいすはまが手に入るとは、やはり京都の和菓子は強いですね。

もしかしたら東京でも探せばお作りしているお店がある?
ちょっとリサーチしてみようと思います。


www.hw-frankie.com