桜餅の季節です。
毎年、この時期はあちらこちらで桜餅を買っては楽しんでいますが、先日はお天気もよいことだしと久しぶりに東大駒場前駅に降り立ち、『岬屋』さんへ行ってまいりました。
京王線のあたりは割と苦手でどうも腰が重くなるのに加え、百貨店でも『岬屋』さんのお菓子はお取り扱いがあるので、店舗にはあまり足を運びません。
しかし桜餅が味わえるのならと気合を入れました（笑）
京都、川端道喜さんの流れを汲むという『岬屋』さんだけに、道明寺もつくっておられ、桜餅は長命寺とあわせて2種類。
個人的には本命長命寺としながらも、やはり両方味わいたいと、二種お持ち帰りしてきました。
長命寺桜餅
桜葉の香りと塩気が移ったもちもちとした焼き皮。
厚みは厚からず薄からず。
わずかに水分量多めの柔らかいこしあん。
なめらかにお口の中ですっと溶けていきます。
甘さを控えた上品な味わいの桜餅です。
やっぱり桜餅なら長命寺！
そう言いたいところですが…
道明寺桜餅
こちらのお店の道明寺だけは、本当に美味しいなと、悔しいのですがむしろ長命寺よりも好きという。。。
粒感のあるもっちりとした生地、薄めのお作りゆえ、よりその食感が感じられるよう。
これが本当に美味しい！
あんこも甘さを控えたゆるりとしたこしあんがたっぷり。
道明寺には苦手意識ありましたが、心底「美味しいな〜」と思うものもあるのです。
それが『岬屋』さんの道明寺桜餅！
余談ですが、京王線が苦手というお話を女将さんにしたところ、代々木上原駅からバスでもアクセスできること、また帰りは渋谷までバスで帰れることを教えて頂きました。
新しいルートを見つけ足が運びやすくなったので、また近々季節の和菓子を求めて訪問するつもりです。
