はじめに言ってしまいます。
このお菓子を味わえただけで名古屋まで足を運んでよかった!そう思った逸品です。
話は遡ること8ヶ月前、2月に開催された『和菓子縁日』で買った名古屋『亀広良』さんの小さな『うすらひ』というお菓子。
ほんの小さなそのお菓子があまりにも素晴らしく、一体どんなお店がお作りしているものかと興味を持ったのでした。
これはすごい!と感動するとすぐに実店舗へ足を運びたくなるのですが、名古屋となるとなかなか難しく…
何度か名古屋へ足を運ぶ機会はあったものの、定休日であったりとタイミングが合わずかなり悔しい思いをしてきました。
そこで9月の名古屋旅ではこのお店の営業日に合わせて名古屋行きを決行したわけです。
京都へ行く時は『嘯月』さんの予約最優先で日程を決めるのと同じです(笑)
そして先月、ようやく念願叶って店舗への訪問が叶いました。

あの感動した『うすらひ』は冬のお菓子で販売が11月中旬くらいからとのことで、夏はこちらです。

『夏の霜』とは面白いネーミングです。夏に霜などおりるの?と。しかし和菓子の銘とはその由来を知ればなんと美しいことか。。。
お菓子についてきた説明書にはこうあります。

こちらもまたすでに廃業されている『名古屋 亀末廣』さんの夏の銘菓を引き継いだものです。

『名古屋亀末廣』さんのものはいただいたことがないのでまさに初めて口にするお菓子でしたが、「名古屋まで足を運んだ甲斐あり!」と『うすらひ』同様の感動を得たのでした…
夏の霜

小箱 ¥1,720
中箱 ¥3,240
大箱 ¥4,320
消費期限 4日間
阿波の和三盆を使用した生落雁でこしあんを包んだ上品なお菓子。

和三盆糖と寒梅粉を合わせた押物でこしあんを挟んでいます。
表面には氷餅がキラキラ。

サラサクッのあとにサラサラとお口の中で甘くほどけていく食感…

しっとりとコクのあるこしあんもまたサラサラと溶けていきます。

これは初めての味わい。
『うすらひ』の時もその美味しさに感動したものですが、こちらもまたすごい!

常温でも素晴らしさは明白でしたが、冷蔵庫で冷たく冷やして…とあったので、その通りにしたところ、しっとりと冷たい口当たりにあんこが冷んやり、より美味しくいただけました。
お初ということで今回は一番小さなお箱をお持ち帰りし、大切に味わながらいただきましたが、来年はもう少したっぷり楽しめたらなと思っています。
店舗情報

住所 : 愛知県名古屋市西区上名古屋1丁目9-26
TEL・FAX : 052-531-3494
営業時間 : 9:00~18:00
定休日 : 火曜日 水曜日
www.hw-frankie.com
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