名古屋旅でいただいたお菓子及び頂き物、また自分でちょこちょこと買ったお菓子がまだアップできず下書きに溜まっていますがちょっと休憩。
今日は百貨店催事のお話しです。
毎月毎月畳みかけるように開催される百貨店催事。。。
いささか疲れを感じていました。
昭和の人間ゆえ昔からお買い物は百貨店。もちろんデパ地下も大好きで、百貨店内をふらふら歩き回っては気に入ったものをお買い物するのが日々の楽しみでした。
当然、そんな百貨店で開催される催事や期間限定ポップアップも大好きでしたが、いまやあちらこちらの百貨店で間髪入れずに繰り出される催し、そして年々熱を帯びるお菓子熱と混雑。
だいたいの混雑は一定のお店に集中することが多いので、それさえ外せばよさそうなものですが、やはり全体的に混雑はするので疲れてしまうのです。
これも歳をとった証拠でしょうか。。。
そんなわけで以前ほど頻繁には足を運ばなくなりましたが、毎年恒例の催事や大好きなお菓子が販売されるときなどは混雑覚悟でお買い物へ行くこともあります。
ただ、もう行列に並んだりはしないので、いくら欲しくても諦めているものも多々あります。
それはそれでストレスになったりもするので、これは思い切って催事離れしようか⁉︎そう考えたりもするのですが、長年の習慣を払拭するのはなかなか難しく、ちらりとでも情報を見たりするとソワソワ（笑）
もはや東京にいてはいけない！と催事の日程に合わせて旅行にでも行こうかと計画するも、予約が取れなくて断念。。。
ということで、今年の『第76回京名物 洛趣展』にも、結局は足を運びしっかりお買い物をしてきたのでした。
備忘録として簡単に初日の様子を記録しておこうと思います。
10時の開店と同時に到着しましたが、フランス展や英国展のような大行列はなく平常通り。
すんなり7階の催事場へ。
『洛趣展』の客層は私のようなおばさん、おじさんが多くかなり年齢層も高めなので、比較的落ち着いた雰囲気です。
まずはいつものようにお菓子から。
限定数の決められたものなどもあるので、欲しいお菓子は最初に買うようにしています。
『とらや』さんでは催事でしかお目見えしないお菓子もあります。昨年いただいた最中が今年も出ていることを期待して行ってみると、ありました。
そしてこちらも『洛趣展』に合わせたお菓子で、今年はきんとん製の『大徳寺•紅』と『嵯峨野』という京都の催事に相応しいラインナップ。
他に京都限定のお干菓子や小形羊羹を購入しました。
『とらや』さんのお次は『阿闍梨餅本舗』さん。
阿闍梨餅は東京でも百貨店で購入できるようになりましたが、こちら『満月』はそうもいきません。
京都でも本店のみでしか購入できないものなので、これは絶対にこの催事で！と思っていました。
※昨年の写真使ってます（面倒くさがり）。
開催中毎日ではなく、初日及び土日のみ各日70個限定ということで、このために初日の朝一番に足を運んだと言ってもいいくらいです。
とはいえ、行列ができるわけでもなく、いつもわりとすんなりお買い物ができます。
ここからはゆっくりと見て回ります。
今回気になったのは、こちらは『五建外良屋』さんのお菓子です。
大玉みたらし団子は過去ポップアップで何度か購入していますが、ういろうのみたらしはお初。
とても美味しそう。。。
店主にお話を聞けば、通常京都でしか販売されないとのこと。
とても美味しそうなので、「栗と小豆のういろ」とともにお持ち帰り。
さらにぐるぐる…
『塩芳軒』さんのお干菓子で気になっていたものがあったのでのぞいてみると、まだ生菓子が残っていたのでそちらも。
この生菓子も初日及び土日だけの販売だそうで、やはり初日参戦間違いなしと思ったのでした（笑）
気になっていたお干菓子はこちら。
時間が経つにつれ少し混雑してきたので、お菓子は切り上げて、別の食べ物エリアへ移動。
京都へ行くたびにいただいている『いづう』さんの京いなり寿司と太巻き。
鯖姿寿司が人気ですが、私はいつもこの二つ。
『いづう』さんに関してはよくポップアップで期間限定出店されていますが、京いない寿司はない時も多いので、この催事ではマストです。
今回はもう一つ、『とり松』さんのばらずしも買ってみました。
何種類かありましたが、定番と柚子入り、志ば漬の3種類をチョイス。
これが本当に美味しくて、なぜ今まで気にならなかった？と悔しかったり。
過去に出店していたか、まったく覚えていないのですが、どうなのでしょう。。。
いずれにしても、もし来年いらっしゃっていたら、こちらは確実リピートです！
お次はこちらもまた大好きな『いづ萬』さん。
こちらの練り天ぷらはとにかくお味が良く、ふっくら柔らかくて美味しいのです。
京都関連の催事でいらっしゃるたび、自分の好きなものをチョイスしています。
ちなみに『いづ萬』さんの練り天ぷらは週に一度高島屋でも入荷があります。
ただ催事では品物の種類も豊富で、催事などでしか味わえないものがドーンっと出てくるので、やはりこちらもマスト。
そして、昨年買った胡麻がとても美味しかった『山田製油』さんでもお買い物。
まず、お目当ての炒り金ごま。
ごはんのお供に美味しい！ということで、俺のごま塩もお勧めされるままに（笑）
香ばしい香りを漂わせながらゴリゴリしているのを見たら、こちらも手に取らずにはいられず…俺の金ごますりずり。
なぜかすごくお味が気になったゴマスコ。
全然お味が想像できなかったのですが、かなりハマるというお話を聞き、面白そう！と手に取りました。
まだお試ししていませんが。。。
ゴマスコのお隣のごまらぁ油も辛くてとても美味しい！
どんなお料理に使ったらいいかなどあれこれお話し、新たなアイデアをいただきました。
ゴマすりすりの手元撮影をお願いしたところ、顔まで全部OKだよと笑顔をくれたのでパチリ。
最後にお香香るエリアで雑貨を見て歩きました。
昨年は確か扇子を新調したのですが、今年はなにかないかしらと見て回り、ちょっと気になったバッグがあったのですが、迷ってしまって…
最近は迷ったものは考える時間をと思っています。それがたとえ衝動的でも即決できるくらい気に入ったものだけを買うようにしているのです。
こちらのバッグも迷ったのでお見送り。結局今年は雑貨の購入はしませんでした。
最後の一休みは『鍵善良房』さんのくず切りがお約束なのですが、なんだか行列ができていて。。。
最近は待てない女なので、くず切りはまた京都でいただければいいかと、お隣の『するがや祇園下里』さんへ。
ひやしあめが有名なお店ですが、私はミルクアイスクリームを。
ミルキーなのにすっきりした味わいはまさにひやしあめのそれと同じ。
美味しい〜！
アイスクリームをいただきながらお店の方とお喋りを楽しませて頂きました。
『洛趣展』ではただお買い物をするだけではなく、「京都では〜」などお話を聞けるのも楽しみの一つです。
ネットコミュ障の私ですが、リアルだと初めてお会いした方でも遠慮なしにお話ししまくります（笑）
まだ来週までこの催事は続くので、また足を運ぶかもしれませんが、とりあえず今回の『洛趣展』ではこんな感じでした。
冒頭で催事離れ云々語っていますが、やはりいざ足を運べば楽しいものです。
特にこうした比較的落ち着いた催事では、お店の方と商品の詳しいお話しはじめ色々なお話が聞けるのでより楽しいと感じます。
百貨店催事もすべてが同じではないというのがよくわかります。また十年一昔と言われるように、時代が変われば客層も変わり催事の様子も変化します。
昨今はSNSなどの影響がとにかく大きく、その点でも以前とはかなり様子が変わってきています。
それでも、自分が楽しめそうな催事を選んで、これからも百貨店でのお買い物を楽しみたいなと思いました。
余談ですが。。。
先日も某百貨店内で「◯◯カードをお持ちでないようですが、お作りしませんか？これだけお買い物していたらもったいないです」と声をかけられました。
今ではみんな当たり前のように持っているカードですが、私は意固地にも作っていません。
百貨店のカードは30年以上前に作ったものが一枚だけあるので、それ以上は必要ないというのが理由で作らなかっただけなのですが、今は違います。
「この商品は◯◯カード会員限定」のようなものをしばしば目にするようになり、なんだか好きなものも自由に買えなくなったのかとがっかりしたのです。
根が天邪鬼なので、そうなると意地でも作りくないと思ってしまい今に至ります（笑）
別に作っても問題ないのですが、たかがお菓子を買うためだけに作るのも、先方の戦略に乗せられるようで頑なに作らずにいます。
難しく考えずに恩恵を受ければWin-Winなのでしょうけれど。。。
これも性格なので仕方ありません
これからも我が道を行くことにします（笑）
