お菓子を巡る暮らしの雑記帖

和菓子・洋菓子、日々のおやつを中心に「美味しい!」を記録するブログ。

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京都『亀屋良長』なんばん餅。織田信長公も舌鼓を打ったであろう祝い菓子を再現。

先日、京都からお取り寄せしたお菓子があります。
江戸初期に成立したとされる『南蛮料理書』にレシピがあるという『南蛮餅』というお菓子です。

このレシピと同じであるかは定かではないそうですが、天正十年の年に武田軍に勝利した織田信長公へなんばん餅が贈られたとの記録があるそうです。
このお菓子を再現したのが京都『亀屋良長』さんです。

そんな逸話のあるお菓子となれば、一度ならずともお味見してみたいもの。
しかし京都は遠い。。。ということで、お取り寄せさせて頂きました。

封を開けると、中には上記のような南蛮餅の由来、また『亀屋良長』さん、上賀茂神社の説明が包み紙の内側に記されています。

『南蛮餅』なるお菓子をいただくのはもちろん初めてのこと。どんなお味のものか、比較しようもなく、ただ先入観なしのお味見です。




なんばん餅


4枚入 ¥700(税込)
賞味期限 14日間(常温)

『南蛮料理書』に記された配合を元に再現されたとのことで、原材料を見ると小麦粉、黒砂糖、葛粉。
国産の小麦粉に黒砂糖は波照間産の黒糖、葛は最高級の吉野本葛使用と厳選された素材が使われています。

生地は不揃いに気泡が見えますが、みっちりとしていて、小麦粉が発酵したような香りと黒糖の甘い香りがします。

歯切れの良い生地は口溶けよく、コクのある黒糖の風味いっぱい。

ものすごく素朴、シンプルな味わいで、素材の良さも感じられ、とても美味しい!



このお味を織田信長公も楽しんだのね…そう思うと、美味しさもひとしお。
数々の歴史と共に、京都に根付いてきた和菓子文化。
畏敬の念を感じつつ、この時代に味わうことのできた幸運、またお作りになられた同店に感謝です!

尚、後から知ったのですが、この売上の10%は、世界遺産の維持・保全活動のために上賀茂神社へ寄付されるとのことです。
今年の夏、早朝の上賀茂神社でしばし気持ちのよい時間を過ごしたことが思い出され、お菓子を通してちょっとしたご縁をいただいたような気持ちなりました。


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