桜餅の葉っぱは一緒にいただく派でしょうか?
それとも外していただく派か?
人それぞれだと思いますが、私は葉っぱ外す派です。
これは子供の頃から大好きだった『長命寺山本や』さんの桜餅のせいです。

とにかく何枚もの葉に覆われていて、私の亡き父などは、この葉っぱごとむしゃむしゃと食べていたもので、私にも「葉っぱごと食べてごらん」ともう百万回くらい言われていましたが、私にとっては食感も強過ぎる香りも無理でした。
大人になれば、変わるかしら?とも思っていましたが、幾つになってもやはり桜餅の葉は乾燥を防ぎほのかに香りを添えてくれれば十分。。。
ただ、時に桜の香りや塩気が薄くて物足りないときなどがあり、そんな時は少しだけ葉っぱをかじりかじりいただくようにもなり、その分は成長したのかもしれません。
さて、前置きが長くなりましたが、今年も日本橋三越『第80回 全国銘菓展』の桜餅コレクションでいくつか好きな桜餅をお持ち帰りしてきました。

前記事でもご紹介していますので、桜餅コレクションについての詳細はそちらを参照していただくとして。。。

ここからは今年選んだ桜餅を記録しておこうと思います。
私の胃袋も加齢の影響で以前ほどたくさんはいただけなくなってしまったので、ここ数年は本当に好みのものだけを選ぶようになりました。
そのため、毎年同じラインナップ…そんな感じにはなってきていますが、来年のために一応アップしておくことにします。
豊島屋

小麦粉の白い焼き皮の生地が2枚の大きな塩漬け桜葉に挟まれた白い桜餅です。
白い焼き皮といえば、桜餅発祥の店として知られる『長命寺山本や』さんの桜餅が真っ先に思い浮かびますが、こちらはあんこも白です!

手亡豆を使った柔らかな白あんには、細かく刻んだ塩漬けの桜葉が混ぜてあり、とっても珍しいタイプの桜餅です。

初めていただいた時は、ちょっとした感動があったほど、桜の香り豊かでいて、塩気もまたいい塩梅。
毎年楽しみにリピートしている桜餅です。
両口屋是清

名古屋の老舗和菓子店からは、ちょっと変わった外良製の桜餅と紅白道明寺の2種類が登場しています。

こちらは外良製。
歯切れのよい、もっちりとした外良は柔らかくとっても滑らか。

中にはさらりとしたこしあんが包まれています。水分量多めのあんで甘さもほどよく、とても美味しい。

長命寺製や道明寺製とはまた違った、この店ならではの桜餅。珍しいこともあり、こちらも毎年のお楽しみになっていて必ずお持ち帰りしています。
そしてこちらは道明寺。紅白に色分けされた意匠がお気に入りの道明寺製の桜餅です。
もっちりは外良製と同じでも、こちらはもったりの道明寺粒々食感。

中は同じこしあんですが、生地が違うせいか、こちらの方がしっかりとした印象です。
どちらも美味です。

両方とも桜の香りはとっても豊かで、塩気は控えめのお作りだなと感じました。
間瀬

こちらも毎年リピートしている桜餅なのですが、なぜかと言えばこのお店のこしあんがとっても好みだからなのです。
桜餅に使われているあんこも然り。
大きな塩漬けされた桜の葉にサンドされた薄い小麦粉の焼き皮は薄めのお作り。

葉を外しても、しっかりとした塩気と桜の風味が餅生地にうつり、とっても美味しいのです。
あんこもしっかりとした甘さのある、水分量多めのゆるっとしたこしあんで安定の美味しさです。

パッケージも風情があって素敵です。

柴舟小出

ちょっぴり小ぶりで薄い焼き皮にたっぷりあんこを挟み、塩漬けされた一枚の桜葉でくるり包んだ桜餅。

全体的に桜の風味や塩気は控えめで、とても上品な印象です。
こちらの桜餅を選んだのは、このあんこです。
滑らかなこしあんは甘さの塩梅もほどよく、その風味も好みなのです。

このお店のお菓子が好きになったきっかけは、お友達から頂いた一つの氷室饅頭からでした。
昨年は少し食べ比べのようなこともしましたが、やはり私はこちらのものが一番好み!
7月の氷室の日が今から待ち遠しいです。。。
とらや

美味しさ、美しさはもちろん、購入できる店舗がいくつもあるため、この催事のみならず、シーズン中は幾度となくリピートする桜餅です。
すでに今シーズンは赤坂店で購入しいただきましたが、この催事でも並んでいたので無視できず…笑

もう、私にとってはこのたっぷりの御膳餡(こしあん)を思い切り堪能できるという位置付けでもあるお菓子です。
もう何度もこのブログでもご紹介していて、書く方も読む方も飽き飽き(笑)
なので蘊蓄は割愛しますが、もう一つ。
昨年同様に、通常の桜餅とともに限定の道明寺も並んでいます。
この『道明寺•紅』は、東京では赤坂店のみで期間限定販売されていますが、この催事には登場するのです。
今回も赤坂店まで行く手間が省けました。
この道明寺、とにかく粒々食感極まっています。もっちりと粒々柔らか。道明寺粉の風味も感じられます。

そして中の御膳餡(こしあん)の美味しさといったら!

塩漬けされた桜葉の香りや塩気はとっても控えめで、わずかにほんのりという感じです。
稀に桜の香りが苦手…という方もいますが、そんな方でも楽しめる桜餅だと思います。

以上、5店舗で計7種類の桜餅をお持ち帰りして楽しみました。
桜餅コレクションのおかげで、あちらこちらのお店に足を運ぶことなく、一度に大好きな桜餅をいただけ、今年はもうこれで十分かなというくらい堪能いたしました。
とりあえずは今季は桜餅終いです(多分…)。