松江は京都、金沢とともに日本和菓子三大処の一つで、茶処としても知られています。
訪れる前は、和菓子というよりも茶処としてのイメージが強い街でしたが、唯一訪れたことのなかった和菓子処の一つということで、お菓子好きとしては一度足を運びたいと思っていました。
山陰地方へはなかなか行く機会もありませんでしたが、今回訪れた出雲からは電車で1時間ほどのお隣さんです。出雲大社での参拝後に松江にも寄ってきました。
特に目的もなく街をぶらぶらしてみようという計画でしたが、まずは国宝松江城へ。

現在現存する全国12天守の一つということで、これだけは観て帰ろうと思っていたのです。
実際観て天守閣にも登ってきましたが、想像したよりもこじんまりとしていました。
上へ上へと上る階段がとにかく急で狭く、なかなか大変でしたので、身体が思うように動くうちに観られたことは良かったなと思いました。
さて、松江城の後は特にどこへ行くか決めていませんでしたので、お濠の周りを歩いていると、向かいに松江歴史館があったので入ってみました。

その中にあった『喫茶きはる』さん。
お座敷でお茶と和菓子が楽しめるということで、まずはここで一休み。
入口でオーダー、支払いをして好きなお席に座って待つシステムです。

店内は広いお座敷とテーブル席がありました。
私はきれいなお庭の見えるお座敷席に。

この日も快晴、とても暑い日だったので冷たい抹茶にしました。

そして私が選んだ季節の生菓子は練り切りの「藤」。
お干菓子もついていました。

美しいお庭を眺めながら、美味しい和菓子とお茶で涼をとり、しばしゆっくりさせてもらいました。

この街の茶の湯文化を築いたのが松江藩第7代藩主の不昧公こと松平治郷。この後そこかしこに今もなお残る不昧公の息吹を感じながら松江の街を歩くことになったのでした…続く