お菓子を巡る暮らしの雑記帖

和菓子・洋菓子、日々のおやつを中心に「美味しい!」を記録するブログ。

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『とらや』赤坂店限定、風のやどり。6月後期 沢辺の螢、夏の野、島糖菓、籬の緑、袖の香・紅。

松江のお菓子を連投していますが、まだまだ続くので、ここで一休みして今日は別のお菓子を。

最近、頂き物のお菓子が続き、おやつはそればかりでしたが、やはり自分で選んだお菓子も楽しみたい!ということで、6月も後半に入ったことだしと、『とらや』さんへ。

『とらや』さんも六本木、銀座、赤坂とその時の気分や都合に合わせて足を運んでいますが、今回はぶらぶらウォーキングでもしようかなということで、久しぶりの『とらや赤坂店』

昼頃の訪問だったせいか、すでにお菓子はまばら。。。それでもお目当てはしっかり揃っていました。

毎回、全種類味わっているような印象を持たれているようですが、実はそんなこともないのです。
長年同店のお菓子をいただいているので、好みもはっきりしています。
自分なりに好きなお菓子を選んでいるのですが、その時並んでいるものすべて…そんなこともよくあります。

今回はとりわけご贔屓のお菓子が並んだ月で、結局6種類の生菓子をお持ち帰りとなりました。




風のやどり


1個 ¥508(税込)
賞味期限 当日

こちらは赤坂店限定のお菓子です。
水羊羹製ね…と一瞬思ったものの、菓銘があまりにも素敵で、さらには扇を意匠としたお菓子が好きなのでとりあえず…
だったのですが!これが大正解でした!

扇子に貼る地紙を模った瀬戸型に水羊羹を流し込んだ美しい紅色水羊羹。

見た感じのカチッとした感じでも、またゆるゆるでもなく、いい塩梅にお口の中で溶けるさまがなんとも心地よく。。。

和三盆糖の軽やかな甘さが広がり、これはとっても美味ですね〜。
このお菓子だけで赤坂店まで足を運んだ甲斐あり!と思うほど好みでした。

しかしながら、あおいで風を起こす扇を「風のやどるところ」としたこの感性。。。
私もいまだに夏は扇子が手放せませんが、「風が宿る」というと、なにやら特別に心地よい風を起こしてくれそうな気がします。




沢辺の螢


1個 ¥540(税込)
賞味期限 翌日

水辺の草むらで光を放つ螢を意匠とした風流なきんとん製お菓子。

緑のそぼろで草むらを、光る螢は美しい琥珀糖で表現されています。

芯は小倉餡でしっかりどっしりとした甘さ。
『とらや』さんのきんとんは本当にどれも大好きです。

こちらは昨年の7月前半の生菓子として登場していたお菓子なので一年ぶりです。

夏の野


1個 ¥540(税込)
賞味期限 翌日

今回のお花はいつもの紅色こなし&白餡ではなく、昨年同様に夏らしい道明寺製で登場です。

この道明寺生地から薄らと透ける紅餡がとてもきれい。

この意匠のみならず、私が好きなのは食感。
道明寺の粒々ほろほろしっとりと、サラリと溶ける紅餡の融合が素晴らしく、いつまででもお口に入れておきたくなります(笑)

ところで、わかりづらい(私だけ?)のですが、こちらは百合の花を模したものです。
夏の野に可憐に咲く百合を表しています。




島糖菓


1個 ¥540(税込)
賞味期限 当日

こちらもまた大好きなお菓子。
沖縄・西表島産の黒砂糖を使った葛製の生地で、白餡を包んだお菓子です。

黒糖のコクたっぷり、風味溢れるぷるんぷるんの生地に上品な白餡の味わい。
素朴と品の見事な調和、この上なく美味。

こちらもまた、これまで何度リピートしたことか…それほど大好きなお菓子で今年も可能な限りいただくつもりです。

籬の緑


1個 ¥540(税込)
賞味期限 当日

「籬」とは竹や柴などで目を荒く結んだ垣だそうで、私も初めてこのお菓子に出会った時に知った言葉でした…お勉強になります。

籬に絡む蔦の葉を模った薄い求肥にプチプチの新引粉がびっしり!
集合体恐怖症の方は要注意レベルのプチプチですが、これがまたいいのです!

中にはこっくりとした飴餡が包まれていて、このあんこの美味しさは言わずもがなですが、とにかく食感、お味、風味が一体となった味わいは最高。

私一推し、とにかく毎年楽しみにしているお菓子です。昨年も6月この時期に登場しているので約一年ぶり。
こちらは期間ギリギリまでリピートします!




袖の香・紅


1個 ¥540(税込)
賞味期限 当日

約500年にも及ぶ歴史ある『とらや』さんのお菓子ですが、こちらも初出が貞享3年(1686年)と約340年前。
そのいわれもまたその歴史を物語っています。


「袖の香」とは、衣の袖にたきしめた香りのことで、平安時代の貴族のたしなみとされていました。
「袖の香・紅」は、両端を絞った俵形で、江戸時代に流行した香袋の「匂い玉」をかたどっています。

なんとも雅なものだと、ここでもまた和菓子浪漫感じつつ、その美味を堪能。

水羊羹製ですが、『風のやどり』とはかなり違った印象で、こちらの方が幾分もっちりとした弾力を感じました。
どちらもまた違った美味しさの水羊羹製お菓子です。


以上のお菓子は今月いっぱい。まだまだ何日かあるので、今年もまたご贔屓菓子は可能な限りリピです。
来年同時期に同じお菓子が登場するとも限らないので、楽しめるうちに好きなものは何度でも!です(笑)


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