お菓子を巡る暮らしの雑記帖

和菓子・洋菓子、日々のおやつを中心に「美味しい!」を記録するブログ。

Sponsored Link

松江『三英堂』日の出前。しののめづくりの美しい棹菓子。

今回もまた出雲・松江旅のお菓子です。
この旅で唯一、これだけはいただきたい!と楽しみにしていたのが、『三英堂』さんの『日の出前』というお菓子です。
この地ならではの伝統的な「しののめづくり」という製法でお作りされた棹菓子で、あのマットな質感からどんなお味が?と機会があればいただいてみたいと思っていたのです。

外箱に書いてありますように、こちらの菓銘は陶芸家、河井寛次郎により命名されています。
私はてっきり京都の方であると思っていましたが、生まれは島根県安来市だそうで、やはり縁があるのですね。

この日は半棹サイズをお持ち帰り。
このお菓子のために足を運んだようなものでしたが、これは素晴らしい味わいでした!




日の出前


一棹  ¥1,944
ハーフ ¥1,026
賞味期限 20日間

皮むき餡を熱いうちに押し固めて作られた幾重にも連なる餡の層。
夜が明ける頃、東の空がほのぼのと明るくなってきたころを「東雲」といいますが、この断面から見えるわずかな濃淡がそんな情景を思い起こさせます。

写真では分かりづらいのですが、日の出のまだぼんやりとした光の中をゆっくりと雲が流れていくようにも見えます。
とても素朴な佇まいながら、なんとも優美。
これもしののめづくりという手間暇かけた製法により作り出された美なのですね。。。

お味の方はといえば、羊羹のように見えますが味わいは全く異なります。
質感も練羊羹でも蒸し羊羹でもなく、このマットな質感はまるで柔らかな餡子の重合体。
すごく不思議なといいますか、珍しい舌触りで、サラサラ〜っとしていながら、お口の中でしっとり、そしてゆっくりとほどけていきます。

わずかに散りばめられたほっくりとした小豆をアクセントに、甘さを控えた上質なあんこをいただいているよう。

とても慎み深き味わいで、これはこれは美味!

菓銘の『日の出前』とは、その意匠、味わいともに、まんまこのお菓子を表しているのがわかります。
あんこ好きさんにはたまらない逸品です。


saneido.jp

www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com