お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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都会の中の森を歩く。癒しを求め『明治神宮御苑』で緑と静寂を満喫した日。

近頃、ちまたでは「森カフェ」なるものが流行っているといいます。自然の中で森の緑を眺め、川のせせらぎを感じながら過ごせる癒しのカフェだそうです。
一人でぼんやりとそんな所で過ごすのもいいかも。。。と、ちょこっと調べてみたところ、東京では奥多摩など都心から2時間ほどかかるようで、いくら暇な専業主婦といえど、気楽には行ける距離ではありません。




そんな自然を満喫できる都会のオアシスはないものか?
静かで緑が多くてリラックスできるような場所。。。
そう考えたとき、ある場所が閃いたのでした!

それは『明治神宮』。大晦日には沢山の人で賑わう有名な神社です。

子供の頃から何度となく訪れた場所で今更感がありありですが、静かで緑も多く、ごくごく普通の日の朝などに行くと、なかなか気持ちのいい場所なのです。

そこで、久しぶりに行ってきました。 今回は有料エリアの中も歩いてみました。

原宿駅の方から大きな鳥居をくぐると、平日の午前中でありながら人が沢山。。。
ほとんどが外国人観光客、そして修学旅行生もちほら。
全然静かじゃないし。。。と、途中で脇道に逸れてみると、誰もいない静かな道が延々と続いています。


鬱蒼としていて静かで、参道とは別世界です。自分がどこへ向かっているのかわからなくなり地図を確認したところ、どうやら宝物殿あたりまで続く道らしいとわかりました。
御苑からは離れていくようなので、引き返しましたが、なかなか静かな散歩道でした。

明治神宮御苑

再び参道に戻り『明治神宮御苑』の入口へ。


「御苑維持協力金」として500円の入場料金がかかるせいか、あまり人は多くありません。そこもまた狙い目なのです。

500円を支払うと案内パンフレットがもらえます。


主な見所

『隔雲亭』(かくうんてい)


数寄屋造りの落ち着いた木造家屋です。南池を見下ろす前庭は緑の芝生で覆われています。


『南池』(なんち)

池の後方は鬱蒼とした森が。。。
池には鯉や亀がいました。

順路に従って進むと次なる見所

『花菖蒲田』


なんだか田舎の農村部にでも降り立った気分になります。
小径が林や田に沿って巡らされ、丘の上にくると茅葺の四阿が姿を現します。


緑がいっぱい。そして静寂。
菖蒲田を見下ろしながら、しばしぼんやりスポットです。

『清正井』(きよまさのいど)


数年前にパワースポットとして有名になった清正井です。
近頃では有名になり過ぎて人が多く訪れる為、良いことだけでなく運が落ちる場所になったなど、良くないことも言われているようです。

今はもうブームが去った?
平日の午前中だからでしょうか、あまり人はいませんでした。
おかげで美しい清正井を拝めました。

陽の光が水面に反射して綺麗でした。あまりに水が透明だったので、井戸の底がどこか違った世界へ繋がっているような錯覚を覚えるほどです。

私はスピリチュアルには関心の薄い人間ですが、美しいものを見ると心が洗われるわ〜と、単純に思ったのでした。

もう一つの見所として『つつじやま』がありますが、お花の咲く時期を逃したので残念ながらツツジも菖蒲も見られませんでした。
6月下旬になれば花菖蒲の咲いた美しい景色が見られるでしょう。

先にも書いた通り、有料なため外国人観光客がポツリポツリと歩いているくらいで静かです。
数年前までは行列をなしていたという清正井もほとぼりが冷めたせいか、それ目当ての人もあまりいないようで、ゆっくりと苑内を見て回ることができます。

私が特に気に入ったのは、『花菖蒲田』の景色です。
都会の真ん中とは思えない田園風景は、まさに癒しのスポットと呼んでいいでしょう。
季節が変わればまた違う姿を見ることができるはずなので、次回は花菖蒲の季節に再訪しようと思いました。

帰りは明治神宮でお参りもして、おみくじを引いて帰ってきました。

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