専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

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京都 中村軒の『椿餅』。東京でいただけるのは年に一度⁉︎この時期だけの期間限定餅菓子。

この時期だけのお楽しみ『椿餅』。
平安時代からおやつとして食べられていたという、源氏物語にも登場する古い歴史のあるお菓子です。

普段であれば道明寺のお菓子ってあまり食指が動かないのですが、『椿餅』はその姿のよさから食べてみようかなという気にさせられるのです。


この時期は色々な和菓子屋さんのものがいただけますが、昨年末、東大前の『一炉庵』さんのものを食べて以来です。

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今回は毎度おなじみ新宿高島屋さんの京都航空便で届いた『中村軒』さんのものです。

www.nakamuraken.co.jp






椿餅

小さな箱にお上品に2つ並んでいます。


2個入 ¥502(税込)


カチッとした椿の葉の深い緑色と、真っ白な道明寺という、なんとも凛としたその佇まい。

食べたい!よりも、見ていたい!と思わせるお菓子です。

ゴルフボールよりも一回り大きいくらいのサイズでしょうか、男性なら一口でパクリといけます。

ほんのりと甘さのある道明寺には微かに椿の香りがします。

中にはなめらかなこし餡。
見た目同様に派手さこそありませんが、そのシンプルさゆえ、とても繊細な味わいのお菓子です。


消費期限は翌日まで。

残念ながら東京でいただけるのは一度のチャンスでした(京都航空便では)。また来年のお楽しみです。
京都のお店では1月末までのようなので、こちらももうすぐ終わりですね。


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食べる、寝る、笑う。未知の新型ウィルスに対してできることは自己の免疫を上げることくらいだと思った件。

昨日は病院へ行きました。
どこか悪いわけではなく、いつもの定期的な検診です。

過去にした大きな病気のアフターケア、それに加えて薬剤のアレルギーまで出てきてしまったので、何事も早期発見ということで、年に数回決められた検診を受けています。

病院などというところは、できれば出入りしたくない場所です。
特にインフルエンザが蔓延する時期や、今回パンデミックが懸念されている新型コロナウィルスなどに感染するリスクを考えれば、余計に行きたくはありません。

しかし検診日は数ヶ月前から予約されています、新型コロナウィルスも怖いけれど、他の病気も同じように怖いので、検診をキャンセルする選択肢はありません。







さて、我が家は私も含め、どうしたわけかこの15年、誰もインフルエンザに感染したことがないので、いつもは流行していても、病院へ行く時は無防備です。マスクなどしたこともなかったのですが、今回はちょっと神経質になりました。

新型コロナウィルスは潜伏期間でも感染力があると言われていますし、風邪かインフルエンザ?と思って病院へ来た方が実は。。。なんてことも考えられるので。

病院へはいつも同じ曜日、同じ時間に予約を入れてもらうのですが、なぜか昨日は空いていました。
基本、紹介状がなければ受診できない総合病院ですが、別料金を払えば診てもらうこともできるようで、いつも待合所は座る席を探すのすら大変な混みようなのです。

それが昨日は待合の椅子も半分以上が空いていて、これはどうしたものか?と不思議でした。

やはりこんな時期なので、よほどのことがない限りはリスキーな場所への出入りは控えている人が多いのかと感じました。

当然のことながら、ほとんど待つことなくいつものように検査、そして先生との問診となったのですが、マスクをしている私を見て、先生が「マスクなんて珍しいですね」と。。。

先生はマスクをしていませんでした。病院の受付などの方々は全員マスクをしていたのですが、患者さんともっとも近くで接し、会話もする先生がマスクなしとは。。。

「先生はコロナウィルスとか怖くないんですか?なんか内密に特別な予防接種でも受けてるとか⁉︎」

思わず言ってしまいました(笑)

もちろんそんなワクチンなどないそうで、マスクをしない理由は「いまだに感染経路もどんなウィルスなのかも未知だからね」と、適切な防御手段がわからないせいのようでした。

医学の知識があるからこそ、万が一の時の対処や体制など整っている上での判断なのでしょう。我々とは少し違います。。。

真似しない方がいいですね。







私は特定の薬剤にアレルギーがあるため、普段からなるべく薬は飲まないようにしています。
どこか痛いときはお風呂につかり、なんとなく不調のときは横になって休む。
苦しくてたまらない時は別ですが、多少のことではそうやってしのいでいます。

あくまでも私の場合ですが、しっかり寝て、食べて、笑って(ストレスのない状態)いれば、とりあえずは元気でいられるようです。

朝は早く起きてご飯を食べて、家事やウォーキングで汗を流し、午後特別な予定がない時はランチをしっかりとり、さらに筋トレなどで身体を動かし、あとはゆっくりする。
夜は遅くても7時までに食事を済ませ、あとはゆっくりお風呂に入って、家族とくだらない話で大笑いしたあと、早めに就寝。

このルーティンを守れていれば、私は元気でいられるようです。

そんな話を病院の先生にしたところ、それは「ウィルスに対する最大の防御かもしれませんね」ということでした。

もちろん手洗い、うがいは基本中の基本ですが、きちんと食べて、十分に睡眠をとり、適度に運動をして規則正しい生活をする。そしてストレスを溜めず笑顔で過ごす。

これは自己の免疫力を高めるのに有効だと言います。

どんなウィルスが侵入してこようが、自分の中にある力で撃退してしまうのです。

お薬というものを否定するわけではありません。私もこれまでお薬には散々助けられてきました。
しかし、時にそれは諸刃の剣にもなると、身をもって知ったのも確かなことです。

だからこそ、悪い芽をどんどん摘み取ってくれる強い身体(免疫力)を作りたいのです。
あれを食べなければいけない、こうしなければいけないなどという面倒なことは続きません。
しかし、日々当たり前のようにする、食べることや寝ること、そして笑うことくらいなら、意識すればその質を変えることはできます。

こんな姿の見えないウィルス、いつどこで突然変異するかわからない未知のウィルスに対して、私達のできることなどほとんどありません。
そんな中で唯一、簡単に自分でできることいえば、免疫力を上げることくらいです。

また、新型コロナウィルスなどという深刻な事態でなくても、この歳になればさまざまな病が生じてくるものです。
普段からしっかりと生活を整えておくに越したことはありません。

これは若い頃から散々不摂生し、挙句40代になって立て続けに病に罹り、「私はどれくらい生きられるのだろう」とちょっとばかり悔しい思いを抱いた経験からです。

普段の何気ない生活の積み重ねで、改善できることはあります。

これから先、運が悪ければ病気にならないとも限りません。ただ、その原因が自分の不摂生からではいくらなんでも学びがありません。
できることはしてきた。。。その結果ならどんなことになろうとも諦めることはできます。

後悔とはもっとも恐るべきものです。後悔の残るような生き方をしてはダメです。







さて、以前にもブログで書いたことがあるのですが、どうも病院へ出入りすると具合が悪くなることが多い私です。


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今回もまた、終わったらどこかで美味しいものでも食べようかしらと思っていましたが、どうにも消耗してしまった感があり、まっすぐ帰宅。

そして、昼間から温かいお風呂に浸かっていました。お風呂もまた私とってはお薬のようなもの。
頭が痛いときもお腹が痛いときも、なんとなく疲労を感じているときも、ゆっくりお風呂でリラックスすると、かなりスッキリします。

免疫力向上だとか自律神経が整うだとか、小難しいことは脇に置いて、自分なりの心地よい環境を作ることは大切なことです。

昼間からお風呂だなんて、暇な専業主婦だからでしょ!などと言われるかもしれませんが、これが私の選んだ暮らしなのです。

今日の東京は朝からずっと雨です。
このまま降り続き、夕方からはさらにお天気が荒れるという予報が出ています。
珍しく予定もなく、ずっと家で過ごしているので、寒い中帰ってくる家族にキノコ鍋でもコトコトと用意しておくことにします。

外国人夫が大絶賛した京都 鳴海餅本店の『いちご大福』そして私はいつものナルミのお赤飯。

冬はいちご大福の季節です。
実を言えば、長らくフルーツの入ったお大福さんは積極的に食べることはありませんでした。

30年ほど前に大流行した際もそうでした。
あれからすっかりいちご大福も和菓子の定番となりましたが、私の中では子供達のために買うお菓子という位置づけだったのです。

しかし、そんな認識が変わったのが『青山まめ』さんのいちご大福を頂いてからでしょうか。

子供達がまだ幼い頃、いちご大福の大ファンになり、以来『青山まめ』さんはもちろん、見つけるとおやつにと手にとるようになりました。

そうこうするうちに、最近は私も食べるようになったというわけです。

こちら京都の『鳴海餅本店』さんのいちご大福です。
今回も高島屋さんの『京都航空便』でナルミのお赤飯を買うついでにいちご大福もお持ち帰りしてきました。






いちご大福

お餅の美味しさでは間違いなしの『鳴海餅本店』さん。

真っ白なきれいなお餅は食べてしまうのがもったいないくらい。。。

ぽってりと厚い皮は、もちろんもっちもっち。

いちごをくるりと包むのは白餡です。餡子の甘さもいちごの酸味も、かなり控えめで、それが逆にお餅の美味しさを引き立ててくれます。

こんな感じでピンクのカップに乗せ、さらに小さなビニールに入っているので、京都からの長旅でも硬くならずにもっちもっちを保っていました。


3個入 ¥746(税込)


このいちご大福、我が家の子供達がたいそう気に入ったのですが、なんと外国人夫までが大絶賛。

どうやら私が寝た後で帰宅し、夜中にこっそりと食べていたようなのですが、翌朝「これまで食べたいちご大福の中で一番美味しかった!断トツの一番だ!」と、大騒ぎでした。

まだ今季、チャンスはありそうなので、今度は外国人夫のためにたくさん買ってきてあげようと思ったのでした。

そしていつもの『ナルミのお赤飯』
こちらも安定の美味しさで、もはや『京都航空便』の一つのお楽しみになっています。


300g入 ¥648(税込)


これがあればおかずはいりません。胡麻塩だけをお供に完食です。


https://www.narumi-mochi.jp

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京都 中村軒の『麦代餅』お餅の弾力がすごい!素朴で懐かしい老舗の味、そしてついつい買ってしまう例の豆餅。

京都は桂離宮門前にある創業140年という、老舗和菓子屋さんである『中村軒』さん。

以前こちらの『黒豆大福』が絶品だったこともあり、今回は『中村軒』さんの看板商品である『麦代餅』を。

『麦代餅』。。。知らなければなかなか「むぎてもち」なんて読めません。

けれど、読めずとも食べてみるべし。
私もこれまで何度がいただくチャンスはありましたが、それほど興味を惹かれるお菓子でもなかったので、通り過ぎてきました。

しかし、今それを激しく後悔しています。もっと早くに追いかけていれば。。。というくらいに。

一口食べて、それほどに気に入ってしまったお菓子です。







麦代餅(むぎてもち)

きな粉がついてくるので、それをたっぷりとかけます。躊躇なくたくさんかけます。

お餅はしっかりとしたコシがあり、もちもちと柔らかいお餅とはまったく食感が違います。
硬いというのではなく、切ろうと思ってもググッと跳ね返してくるような弾力のあるお餅です。

しかし、この力強さこそ、この麦代餅の美味しさの真骨頂ともいえ、一度食べるとその食感がクセになるほど。

ここにサラリとしたみずみずしいつぶ餡と香ばしいきな粉をまぶすと、なんともたまらない美味しさ。。。

気をてらったところのない、本当にそれぞれが素朴なお味を存分に活かしていて、昔々味わったことのあるような懐かしい記憶が蘇るお菓子でした。

田植え時期のパワーチャージ

そんな感想もこのお菓子の由来を知れば納得です。。。

この『麦代餅』は昔から田植えの時期の間食として食されていたお菓子だったといいます。
名前の由来もここからで、農作業が行われている間に届けていたお菓子の代金を、農繁期が終わった際にまとめて麦に代えていただいていたという物々交換の名残だそう。
お金ではなく麦との交換から、この名前がつけられたのです。

このお話を知ると、あの素朴で懐かしさを感じるお味の意味がわかる気がします。

包装紙のイラストも田植えをしているところが描かれています。
田植えの時期って5月?6月くらい?
しかし『麦代餅』は通年販売です。美味しい餅菓子が田植えの時期のみならず、一年中いただけるのは嬉しいところですね。

ミニサイズ

ところで、こちらの『麦代餅』実はミニサイズです。京都のお店ではもっと大きなものがあるそう。
今回私が購入した高島屋さんの『京都航空便』では、ミニサイズのお餅が3つ、そしてきな粉がついてきます。



3個入 ¥661(税込)

3つ入りなので、まずはすぐに一つ食べ、あとはラップに包んでおきます。
搗き立てのお餅のように、空気が触れている時間が長ければ長いほど硬くなるのも早いので。
当日食べきれず硬くなってしまった時は、焼いても美味しく頂けます。お餅なので(笑)
しかし、あくまでも当日消費。これに勝るものはありません。







ついつい手が出る例の豆餅

この日は別のお菓子もお持ち帰りしました。その一つ。。。
すでにこのブログでも登場済みなので詳細は割愛しますが。。。

こちらです。

毎回毎回、その姿を見るとお持ち帰りしなければいられなくなる列の豆餅。。。

『出町ふたば』さんの豆餅です。
同じような人がいるらしく、列の後方から「今日はいいかなと思っても、やっぱり誘惑には勝てないのよね」と。

まさにその通り、毎回いとも容易く誘惑に負けます(笑)

今回もまたお持ち帰りです。

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こちら『出町ふたば』さんの豆餅同様に、中村軒さんの『麦代餅』も、スルーできないお菓子の仲間入りをしました。

また太るネタが増えたわ。。。
美味しいものは罪です。


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専業主婦には向き不向きがあり、いま自分のしていることが苦しいのなら、それは向いていないということなのです。

今年は長女が成人の日を迎えました。
早いもので、娘が産まれてからもう20年。
光陰矢の如しとはこのことです。

「私達、よく育て上げられたわね」

つい最近、週末に珍しく家に居た外国人夫を相手に、おまんじゅうなどを摘みながら私がしみじみと呟いたところ、意外にも外国人夫は真面目な顔で言いました。

「ありがとうございます。あなたがこの20年、家で一生懸命に子育てしてくれたおかげで、良い子に育ちました」

おやおや、ただのリップサービスなのか本心なのか、どちらにしろ言われた方は悪い気はしません。

普段なら「口ではなんとでも言えるわよね」などと悪態をつくところですが、自分でも「我ながら頑張ったわ!」と思っていたところなので、そう言われて満更でもありません(笑)

気を良くした私、

「あなたもよく頑張りましたね。本当によく働いてくれました!」

褒めてもらってばかりでは申し訳ないので、私からも素直にねぎらいの言葉を贈りました。

「あなたが一生懸命に働いてくれたおかげで、私は安心して子育てをすることができたのですよ!」

これまでの頑張りをねぎらわれた外国人夫も嬉しそうでした。大人になっても褒められるのは嬉しいらしく、これまでにないくらいに大きな笑顔を貼りつけたドヤ顔を見せてくれました。







子供を授かってから、二人で話し合ったことは、「絶対に自分たちの手で育てていこう」ということでした。
これは決して立派な決意という類のものではなく、ただ単にそこまで人を信用できなかったせいです。

外国人夫にとっては、日本という未知の国で子育てをしていく不安もあったのかもしれません。ベビーシッターによる虐待、保育園での事故など、他人へ子供を預けることに対しての抵抗が強くありました。

私はと言えば、働くなら育児はできません。と、初めから言っていました。
仕事と子育ての両立など、絶対にできないし、したくないと思っていたのです。
どう考えても、自分が両方をまっとうできるとは思えなかったのです。

そうなると、選択肢は一つしかありません。ベビーシッターなどに子供を託すことができないのなら、これまで通り二人で自由に働くことは不可能です。どちらかが仕事を辞めて家事育児を担うかしか選択肢はないということです。

正直言えば、専業主婦になる気など若い頃から微塵もありませんでした。
当時は結婚して3年ほど。収入の面から言えば私の方が多くありました。
外国人夫は割と何をさせても器用にこなすタイプだったので、子育てを任せても不安はないだろうと思っていました。

しかし、どんなに器用でも子供を妊娠することも出産することもできません。
ここが分かれ道であったといってもいいでしょう。

いざ子供が産まれてみると、私は仕事でも主婦業でもどちらでもいいような気になっていました。
どちらでも100%でできるのなら、きっと同じように楽しいだろうと思えたのです。

産まれた子供はとても可愛くて、子育ても初めてのことばかりで、とてもエキサイティングで新鮮な毎日でした。
もちろん大変ではありましたが、その「大変」の数々は自分がそれまで経験してこなかった事の数々です。
そんな新しいことは、苦労以上に私の好奇心を駆り立ててくれていました。

たまたま妊娠が分かる直前に転職しようとお仕事をお休みしていたこともあり、結局そのまま出産。当然すぐには仕事を再開できないので、その流れでなんとなく私が家事育児担当、つまりは専業主婦ということになったのでした。

(のちに外国人夫も仕事を辞めて、育児参加に乗り出したのですが、それについてはこちらの記事で)
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さて、それから早いもので20年です。

昨今では育児の大変さばかりが取り上げられていますが、面白いこと、楽しいこともそれと同じくらいあると、今でも私は思っています。

時に仕事をやり続けていればよかったかも。。。

わがまま言わずに仕事と家事育児を両立できていたら。。。

仕事をすることへの未練が残っているうちは(つい最近までありました)正直そう思うこともありました。

せめて子育てが一段落したときに、また復帰できるようにスキルアップしておくなり準備をしておけばと後悔したこともあります。

しかし、そんな「たら、れば」も、今はもういいかなと思えるようになりました。
それも私が50代という年齢だからそう思えるのでしょう。
もしも私がまだ30代、40代であったら、ここまで潔く思い切ることはできなかったはずです。







育児や家事には向き不向きがありますし、専業主婦でいることを楽しめない人もいます。
私も独身の頃は「専業主婦など絶対に無理!」と思っていましたが、いざやってみるとこれがなかなか楽しい毎日で、今となっては、これほど自由度の高い生き方はないと思えます。

ただ、私のように「専業主婦」も楽しいかも!と思えた人間と、なんらかの理由で致し方なくなった人ではかなり感じ方も違っていたでしょう。

40代、50代になって、どうしても仕事がしたい!となった時、必ずそのブランクは大きな足枷となります。

「あの時、仕事を続けてさえいれば、求職にこれほど苦労することもなかったのに!」

確実にそう地団駄踏むことになります。

そんな何十年も先のことでなくても、望まぬまま専業主婦になった人は、育児の大変さに加え、社会からの疎外感や満たされない承認欲求に苦しむことになるでしょう。

どんなに頑張ろうとも誰からも評価されない。それが一般的な専業主婦です。
また、家族にとっては極めて都合のいい存在です。まさに家庭内の便利屋さんといってもいいでしょう。

家族単位ではなく、自分も一人の人間として自分の思う人生を歩みたいと考えるか、家族と共に歩む人生も悪くないわと考えるのか。

前者であれば、まるで家庭に縛り付けられているような、たまらない気持ちになるでしょう。

専業主婦にお休みはないと言われています。家事も育児も完璧にやって当たり前。どんな頑張ろうが誰からもねぎらってもらえないという人も多くいます。
いつも朝から晩まで子供のお世話に明け暮れ、趣味を楽しむこともお洒落をする暇もない。。。そう思っている人も多いでしょう。

そのような人は専業主婦には向いていないのです。これは家事や育児の得手不得手ではなく、自分の中に専業主婦でいることを否定する気持ちがあるということです。

私は特に家事が好きだとか子供が好きというタイプの人間ではありませんでしたが、専業主婦の生活も楽しいものだ思ってやってきました。

よく専業主婦は休みがない、自由な時間がないと言いますが、それは自分で勝手に自分を縛り付けているだけです。いくら専業主婦であっても、本気で自分の時間を作ろうと思えばできるものです。
私にとっては就業時間に縛られることなく、自分で時間割を作れることの方がずっと楽であると思っていました。

また、よく言われるところの「社会からの疎外感」についても悩んだことはありませんでした。仕事をしている時とは全く違った人たちと知り合い、学校や地域の活動も含め、これまで経験したことのない体験ができることの方が新鮮でした。

私の場合は育児に積極的な外国人夫がいてくれたおかげで、それほどのストレスもなく育児をしてこられたのだと思いますが、共に家事育児をしたのはわずか2年ほどのことで、それ以降はずっとワンオペ育児になっていました。そんな育児は確かに大変なことも多かったはずですが、昔の大変だったことはほとんど忘れてしまいました。もともと根が楽天的な性格なので喉元過ぎれば熱さは忘れてしまうのです(笑)








ただ、私は常にこの生活は一生のものではないと考えていました。
常に状況は移り変わっていくもので、10年先、自分がどんな生活をしているかは未知のことと思ってきました。

子供が産まれたとき、長い人生の中でたった10年、20年くらい、専業主婦として家族のために生きてもいいのではないかと思い家庭に入りましたが、思った通りでした。

50代になったいま、私は専業主婦としての役割から少しずつ卒業し、自分のために生きていくという生活にシフトしつつあります。

来年には次女も大学生になります。そうなれば、いよいよ私の便利屋さんも暖簾を下すことになるでしょう。

世の中、思うような人生を生きられる人ばかりではありません。
働きたくても働けない、専業主婦になりたくてもなれない、望んだ通りにいかない人も多くいるでしょう。
そんな中、自分で人生を選択できる人は、非常にラッキーです。


仕事をしていても、専業主婦でも、どちらにしろ大変なことには変わりはありませんが、自分自身で望んだ人生なら、今ある暮らしに感謝できるものです。

そのご家庭ごとにさまざまな理由があるでしょうが、仕事がしたい人も、専業主婦になりたい人も、どうしたら自分の望む形になることができるのか、選択の帰路に立った時に努力しておかないと、必ず後で後悔することになります。

昨今では専業主婦になりたくない女性も多くいます。というよりは、ほとんどの女性が働くことを選ぶようになりました。

逆に専業主婦はと言えば、「貧困専業主婦」などという言葉が出てくるほど、リスクのある生き方とされています。

しかし、社会が、周りがどう言おうが、「これが自分の求める幸せの形だ」と思えるのなら、外野の声に惑わされずその道を行くべきです。

ただ、様々な理由からなりたくないのにならざるを得なかったという人もいるでしょう。
子供の身体が弱かったり、親の介護があったり、夫が転勤族であったり。。。
自分の努力ではどうにもできないこともあります。
そんな方が専業主婦でいなければいけないのは、とてもつらいことでしょう。
それでも、同じ日々は永遠には続きません。物事が常に移り変わっていくのは自然の摂理です。

私は自分が苦しい状況に陥ったとき、なす術がないときは、いつもそう思ってきました。
そして目の前にあること、自分ができうる限りのことを全力でやっているうちに、気がつけば窮地を脱していた。。。そんなことの繰り返しでした。

だからこそ言えるのは、今日と同じ明日はないということ、そして常に前向きに自分でできることはする。

それだけで、自身の気持ちも大きく変わります。

望まぬままに今、専業主婦となってしまった方、きっとストレスフルで不満の多い毎日でしょう。
しかし、何年、何十年後に自分が望む人生を手に入れるために、今目の前にある自分でできることを積み重ねてみてください。
いま、自分がどう生きるかで、先の人生が決まるといっても過言ではありません。
よほどの不運にでも見舞われない限り、10年後の自分は今の自分がもたらした結果となります。









時代によって「専業主婦」の形も変わりつつあります。
我々の年代と今の若い人では生きてきた社会も違えば、当然考え方も異なります。

ただ、どんな時代においても、専業主婦でいることが辛いということは、その生き方自体が向いていないのです。

私のお友達の中にも専業主婦としての生活に耐えきれず、子供が小学生になった時期に復帰した人はたくさんいます。

不向きなことをどんなに頑張っても苦しいだけです。それならば自分が望む場所で生きて行った方が家族にとっても幸せです。
何らかの事情で自分の立ち位置を変えられない人もいるでしょうが、チャンスは必ずきます。その時のために準備だけはしておきましょう。

反対に専業主婦生活は「楽しい」と胸を張って言える人も多くいます。
子供がいるいないに関わらずです。
専業主婦を選択するか否かを考えた時、もちろん子供の存在は無視できないものですが、子供のいない人でも専業主婦生活を存分に楽しんでいる人はいます。

自分になんの利益ももたらさない外野の声は、サラリと流せばいいだけ。
どこで、誰に何を言われても、自分の判断で、自分に向いた生き方を選択するのが一番なのです。