お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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厄年に厄除け、厄払いはした方がいいのか?しなかった結果、こうなったんだけど。。。

連休中、我が家のトイレが壊れました。
そして、まるで後を追うように洗面所の蛇口も壊れ、ついでに掃除機のホースも千切れ、さらには洗濯機はバタンバタンと意味不明の大暴れ、そして冷蔵庫からはビーンビーンという不穏な音が。。。

一体、なんなんだよ⁉︎
誰かなんか悪戯でもしたか?

そう思うほどに、あちこち壊れまくって、どうしてしまったんだ我が家⁉︎ と頭を抱えておりました。

そのせいで今日は朝からあちこち修理業者さんに連絡をしたり、修理に来てもっらたりと大騒ぎでした。




「物が壊れる」といって思い出したのが、遥か昔33歳の時に迎えた大厄です。
周りのお友達はいそいそとお祓いなどへ行っていましたが、そのようなことをあまり信じていない私は、当然特別なこともせずに過ごしていました。
しかしその年、特に悪いことが起きたわけではありませんでしたが、何故か自分のお気に入りの物が次々に壊れていったのです。

お気に入りのワイングラス、コーヒーカップが割れたのに始まり、大切にしていたバッグの取っ手が引きちぎられたように切れたり、一張羅のカシミヤセーターにいつの間にか大きな穴が空いていたり、ブーツの飾り金具がなくなったり、デジカメも壊れたりと、とにかく
「私を丸裸にするつもりかー⁉︎ 」
というくらいに、格別な愛情を持っていた物が次々と無くなっていったのです。
ここまで重なると、さすがに「なんでだろうか?」と気味が悪くなりました。
そこでお友達に相談したところ、
「それはフランキーの身代わりになったのよ!」
と、そんな事を言われたのです。
本来なら私が受けるべき災厄を、私の愛用品達が肩代わりしてくれたと。

私にとっては理解に苦しむ事でしたが、そうこうするうちに厄年が終わりました。

しかしです。その数年後、夫42歳の大厄の年に思わぬ事が起こります。
自分の厄年でさえ、お祓いなどをしなかった私です。夫のことならなおさら「外国人に本厄もなにもないわよ〜」と、ヒャラヒャラ笑っていたところ、きましたよ、厄が!
しかも私のところに!
前厄、本厄と2年続けて思わぬ病にかかり手術。体を切ったり穴を開けられたりと、散々痛い思いをしたのです。

そこでもお友達が言うのです。
「旦那さんの厄をフランキーが肩代わりしたんじゃない ⁉︎」
冗談じゃないわよ。。。そんなこと、あるわけないわ!と思いつつも、ひょっとしたら?という気にもなりました。

外国人夫と結婚し、とりあえず当面は日本で暮らそうと決めた時、
「これからは私がアンタを守ってあげるわよ!どんなことも肩代わりして、幸せに暮らせるようにしてあげるからね‼︎」
そう大口を叩いた私。
言霊というものがあるとしたら、神はこの時の言葉をしかと受け止めていたのかもしれない。。。
そんな事を思ったりしたものです。
しかしその翌年、ようやく後厄が終わろうという頃、夫は仕事帰りにタクシーに跳ね飛ばされ、両手両足を負傷し、全治1ヶ月の怪我を負ったのでした。。。
ようやく自分の厄を引き受けたか?と思ったのも束の間、タクシー会社が仕向けてきた保険会社との交渉を引き受けたのはこの私。
右も左もわからない外国人と女相手だからと甘く見られたのか、理不尽極まりないことばかり言ってくる阿漕なオヤジを相手に、ガチなバトルを繰り返し、心身ともにヘトヘト。
保険会社との交渉は、結局こちらの言い分を全て認めさせる事ができ、保障も十分にされたので、最悪の厄年にはなりませんでしたが、厄の一部をまたしても肩代わりしたように感じたのでした。。。

怪我は軽くありませんでしたが、何よりも命があったこと、加えて後遺障害などもなかったので不幸中の幸いでした。

そんな事があってから、これまで信じていなかったようなことも、もしかして本当なのかも?だから皆んな厄払いなんかに行くのかしら?と、考えるようになりました。

実のところ、今でも半信半疑なのですが、本当はどうなんでしょうね?

と、ここでふと、もしかして家族で誰か厄年の人はいるかしら?と思ったところ、なんと長女が本厄ではありませんか⁉︎
もちろん厄払いなどしていません。。。というか、たった今まで気にも留めていませんでした。

もしかしたら、我が家のあちこちが壊れまくっているのは、長女の厄の身代わり⁉︎
あまりのタイミングの良さにそう思わずにはいられません。

トイレと洗面所だけは使えないと困るので、早急に修理をしてもらい、今は通常に戻りましが、冷蔵庫と洗濯機が完全に止まったその時は、さすがの私も厄年の脅威を認めざるを得なくなりそうです。