専業主婦という生き物

〜フランキーの日常茶飯〜

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パソコンを学ぶということ。できる人とできない人の気持ち。

私が学生の頃、そして仕事を始めた昭和の時代、まだパソコンは一般的ではありませんでした。
その代わりにワープロがありましたが、文書を保存するのにフロッピーディスク(懐かしい!)などというものを差し込んだりして、今のパソコン機能に比べると、かなり面倒なものでした。
そんなパソコンはおろか、携帯電話ですら重箱みたいに大きなショルダーバッグのようでしたから、今ではとんとお目にかからないポケベルを駆使して遊んでいたものです。
その時代を思い出すと、今自分が使っているパソコンやスマホがいかに便利で、様々な可能性を秘めているかがわかります。
しかしです、便利なのはわかっちゃいるけど、そう簡単ではありません。パソコンとは学べば学ぶほどに縦にも横に広く、ついでに奥も深い世界です。脳の回転も遅く記憶力も衰えている、おまけに新しいものを吸収する能力も低下している中年にはなかな手強いもので、若い人のようにサクサクとはいきません。
それでもこの1年3ヶ月、毎日パソコンに向かい、これまで知らなかったことを覚え多少は進歩したものですが、それでもまだまだ追いつけていないな。。と思うのです。


できない人の気持ち

ネット検索をしていると、あらゆるブログカスタマイズの情報が出てきます。しかし、そんな多くの情報の中から私が参考にできる記事はごくわずかです。なぜなら、それらは「よくわかっている人」が「ある程度分かっている人」へ向けて書いたものだからです。
私のように「全くわかっていない人」は、それらの記事を読んでも、なにを指しているのかすらわからないことがほとんどです。そうなると、どうにか自分の知識でも手に負えそうな情報を見つけるしかありません。膨大な情報の中からどうにか自分でも理解できる言葉で書かれた記事を探し出し、そこからさらに試行錯誤するのです。
それは長い長い階段を一歩一歩、息を切らせながら登るといったイメージです。
「できる人」からすれば、こんなに懇切丁寧に画像付きで説明しているのに、いったいなにがどうわからないの!?といった気持ちかと思いますが「できない人」からすると使っている単語の意味さえなにを指しているのかわかりません。
つまり、どんな操作をするにも一から十まで説明が必要なのです。きっと教えられるレベルに達した人とは、できなかった頃の気持ちを忘れてしまっているか、できなかったことがなかった人なのでしょう。その証拠に「できない人」が参考になるのは、ついこの前までできなかったけれど、やっと苦労してできました!と、そんな記事が多いのです。

コードの役割を知った時

「一から十までわからないって、どれだけわからない?」と、それこそ「わかっている人」からしたら想像もつかないでしょうから、ここで例を一つ。
以前やっていたブログ(ワードプレス)にプロフィールを設置しようとした時です。通常よく見かけるような枠の中に似顔絵イラストと簡単な自己紹介、リンクを貼って「詳しくはこちら」と誘導する一般的なものです。
よし!とこれを作ってみようとしました。似顔絵は面倒なのでやめて、とりあえずプロフィールを書き希望の場所に設置できたのですが、画面の余白にポツンとあるだけでちっとも見栄えがしません。やはりきちんと枠で囲われていないと目立ちようがありません。そこで「枠のつけ方」などと検索をしてみると、なにやらアルファベットや数字が並んだ暗号のようなものを記入するということがわかりました。
サイトを作る基本となる部分が「わかっている人」なら、このコードが枠を入れる指示であると当然知っていますが、私はそんなことすら知りませんでした。わけのわからないアルファベットと数字の羅列が「枠」に化けるなど、私の想像の域をはるかに超えていました。
枠を作るためには、なにか文字を入れて指示を入れなければいけないということはわかっても、いったいどんな文字を入れていいのやら皆目見当もつきません。そこである方が見本で載せていた暗号(コード)をそのまま入れてみたところ、なんと見本と全く同じ枠が私のプロフィール欄に記入されたのです!
なるほど。。。パソコンとはこのようなシステムで構築されているものなのね!と、初めて少しだけ理解した瞬間でした。
その時の驚きと言ったら!きっと「わかっている人」にはわからない気持ちでしょう。こんなことも知らずに私はパソコンをいじっていたのです。。。
書いていて恥ずかしくなりますが「わからない人」のレベルとはそんなものなのです。

プログラマーになりそこなった

そういえば、私がまだ若かりし頃のこと。Windowsさえ登場する前の話です。アルバイトをしていた会社の一室にブラウン管テレビのようなパソコンが置かれている部屋がありました。そこにいつも幾人かのモッサイ男性社員がスクリーンに向かって、まさに暗号ともいうべきローマ字を無言で打ち込んでいました。とっても物静かな30がらみの男性たちで、昼休みといえど他の女子社員とおしゃべりしているのは見たこともないほどシャイな面々でした。
きっと今でいうオタク系の方々だったのでしょう。しかし若かった私はそんなこともわからずに、物珍しさから図々しくもそのパソコン部屋に入り込み「これは何をしているの?」と幼稚な質問を繰り返ししていました。
彼らは画面から目をそらすことなくパチパチと暗号を打ち込みながらも、それはそれは数々の言葉で彼らのやっていることを説明しようとしてくれましたが、私に理解できるわけがありません。
彼らは「わかっている人たち」だったのです。そして私が「わかっていない人」だということがわかっていませんでした。お目目をパチクリさせながら聞いている私の様子を見て、さらに丁寧に説明をしてくれるのですが専門用語なのでしょう、私のボキャブラリーにはない言葉がいくつも出てきて、まるで外国語を聞いているようでした。理系のオタク男子と能天気で知識の乏しい文系女子は、相入れることがなかったということです。
今思い起こせば、彼らがやっていたことこそプログラミングというものだったのです。
チグハグな会話をしつつも、そのうち慣れてきたのか、社内で顔を合わせると話をするようになっていました。彼らは私に「パソコンを教えてあげるから勉強したらどう?」と、今では喉から手が出るほど欲しいオファーを顔を合わせる度にしてくれましたが、当時の私は先見の明が無かったのでしょう、「興味ないもん!」とスルー。。。その代わりこちらからは「良い店があるから遊びに行こう!」とお誘いをしましたが、これまた残念なことに「そのような場所は苦手です」とお断りされていました(笑)
もしもあの時、私がプログラミングを学んでいたら、今とは違った人生を歩んでいたかもしれません。海外の企業に自分で作ったプログラムを高値で売り込み、ひょっとしたら夢の億万長者になっていたかもしれません。悲しいかな、私に残ったものは「おたくプログラマーのいうことは聞け!」という教訓だけです。
あ〜、残念無念。。。

先生や学校は必要?

なにかを学ぶために学校へ行ったり、先生について学んだりするのは普通のことですが、パソコンについては「無駄である」という意見が多く聞かれます。
知人の外国人ギークたちも、日本人のパソコンオタクたちも、私が「パソコンスクールにでも行こうかな?」と漏らすとこぞって反対します。
私が必要とするスキル程度なら、高い授業料を払って学校へ行かずとも独学で十分覚えられる程度のことだからだそうです。とにかく自分で調べて学べ!と、そう言います。
そんなアドバイスを受け、自分であれやこれやとやっているのですが、頭の隅っこで「これは時間の浪費ではないか?」といった思いが常につきまとっていました。調べながら失敗を繰り返し、何度も同じこところを行ったり来たりするよりも、教えてもらった方がはるかに早いからです。
しかし、私にアドバイスしてくれている人たちは、長い目で見たら自分自身で問題解決し、試行錯誤することでつく力もあるといいます。1〜10までのプロセスを学ぶ中で自分で勉強することにより、さらに1−a、1−b、2−a、、、、とより細部まで気づき学ぶ機会が得られるからだと言います。
そんなことを言われると、単純な私はまたしても「そんなものかしらね〜?」と思ったりして、日々お勉強に勤しんだりするのです。
今は「はてな」でブログを書いていますが、1年にわたりワードプレスでやっていた期間、たくさんお勉強したことは確かに役立っていることもあります。歩はノロノロですが、「雨だれ石に穴を開ける」の精神で、ゆっくり学んでいけばいいのかなと、最近は思うようにになってきました。

今からでも遅くない

すでに人生の折り返し地点を通過している私です。今更小難しいことと関わり合わなくてもと思いますが、残りの人生はまだまだ何十年もあります。これから変わっていく社会の中でパソコンすらできない人間は、なんだか損をしそうな気がします。
その気になれば何歳になってもなんでもできる!と、よくそんな言葉を耳にしますが、私は同意できません。若い頃にしかできないことは確かにあるからです。しかし、なにもかもがダメというわけではありません。たとえ何十年と遅いスタートでも、できることはあります。そしてパソコンもその一つです。
足腰が弱ったお年寄りでも、自分の家で座ってできます。絵を描いたり、文章を綴ったり、遠方で暮らす親族とスカイプをしたり、通販を利用したり、人生を豊かにする材料がたくさん詰まっているのがパソコンです。
物事の理解力や記憶力は若い人の方が有利なのは確かですが、しっかりと日々の生活を営んでいる人であれば、何歳からでも始めることはできます。ネットサーフフィン、お買い物、サイト作りと、一つ一つやりたいことを増やして、その先を学んでいけばいいのです。そして気付いた時には、自分のやりたいことができていることでしょう。
とにかく「継続は力なり!」。私の場合はとりあえずブログを使ってパソコンのお勉強をします。

おまけ
ただ、パソコンは便利ですが、未だに軽いタッチのキーボードには慣れません。。。かつて使用していたワープロのカチカチとしたタッチ。あのタイプライターとパソコンの中間くらいの重さという感じ? キーを押した時の手ごたえと、その時に鳴るカチカチという小さくない音が文章を書く時のリズムになっていたせいか、今使っているマックノートのキーが物足りなく感じます。
秋葉原へでも行けば、今でもワープロタッチのキーボードが見つかるでしょうか。。。欲しいです。

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