お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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どんなに好きな人でも会わなければ忘れてしまう。そして自分もまた忘れられていく。

最近、よく亡くなった父の夢を見るわね。。。と思っていたら、ハッと気づきました。

「命日、忘れていたわ。。。」

結構、ショックでした。忘れるなんてあり得ないと思っていたのに。




父が亡くなってもう10年以上になります。当時の悲しみも癒え、寂しさからもようやく解放されてきたかなと感じていました。
なにかツライこと、困ったことがあると「パパ、助けてよ〜」と、心の中で父に頼ることも少なくなりました。
まぁ、そんな歳でもありませんが。。。

肉親に限らず、どんなに大好きで、この人がいないければ私はどうなってしまうのだろう?
それほどの強い想いを抱えていても、人間って忘れるものなのです。
少しずつ、少しずつ、気持ちが薄れていく。悲しみや痛みといった感情がまるで人ごとのように自分から離れていくのです。

顔を見て、言葉を交わし、肌の温もりを感じて、そんな触れ合いがなければ気持ちは変わっていくもの。
絶対に忘れない。。。そう思っていても、時の流れが自分からそうした気持ちさえも持ち去っていってしまう。。。

自分もそうやって誰かの記憶の中から消えていくのかなと考えると、少し寂しくもあります。
もう二度とは会えないだろうけれど、忘れたくない、そして忘れられたくないと思う人はいるものです。

それでも忘れるのは、人は今を生きているからに他ならないからでしょう。
過去ではなく、今目の前にあるものに目を向けて生きているからこそ、ここにないものは忘れるのです。

忘れたくないことだけでなく、人には忘れたいと思うようなこともあるでしょうから、それでいいのかなとも思います。
どうでもいいことや悲しいことは忘れてしまうに限りますから。

一つなにか忘れたら、また新しいなにかがやってくる。

一人誰かのことを忘れたら、また新しい出会いがある。

そんな風に思えば、忘れることや忘れられてしまうことも必要なのかなと思えます。

でも、父親はこの世でたった一人だから、やっぱり命日は忘れてはダメね。。。


デパートコスメのお買い物にはタッチアップを!しかし別ブランドのハシゴはするもんじゃない。

デパートに入っているコスメブランド。略してデパコス。

コスメ好きにはたまらない場所でしょう。私もビューティーにはさほどの興味はないといいながらも、一人前のアラフィフなので、いかにお顔のアラ隠しをするかは大きな問題です。そこでお世話になるのがデパコスというわけです。

私は娘のように新作、新色が出るたびに色めき立つようなことはありません。一度買ったものは最後まで必ず使い切るようにしているからです。
しかし、定期的にエンジンがかかることがあり、そんな時は思い切って欲しいコスメをまとめて買うことにしています。




先日も突如「顔」が気になって気になって、居ても立っても居られなくなりました。
今更ではありますが、どうにかしなければ!と、それはそれは強く思ったのです。

夏の暑さにも崩れることなく、なおかつシミ、くすみ、ついでにたるみまで誤魔化してくれそうな凄いものはないか⁉︎と、新規開拓を試みるため、暑い中テクテクとデパートへ出かけていきました。

その日の狙いはファンデーションやコンシーラーなどベースメイクです。これはちょこっと手につけて試してという訳にはいきません。
そこで必要なのがタッチアップです。これはいわゆるカウンターの椅子にちょこんと座り、そのブランドの美容部員さん(店員)に実際にメイクをしてもらうことをいいます。
ちなみにこのような方々、今は「BAさん(ビューティーアドバイザー)」とか言うらしいです。最初見た時は「バアさん⁉︎」と思ってしまいました。

特にベースメイクの場合は、マットな感じがいいのか、艶感を出したいのか、また肌の色に合っているかなど、実際につけてみないとわかりません。また、そのブランドによってどう使うと効果的かなどもそれぞれ違うので、同時にその方法を実演で学ぶ機会でもあるのです。

さて、そんなベースメイク選びに出かけて行った訳ですが、ファンデーション選びということで、朝自分でしたメイクは目から下の部分からすべてオフし、一から丁寧にメイクをし直してもらいます。

その時に使用するクレンジングや化粧水、乳液なども淀みないセールストークによって、さりげなくお勧めされたりします。
きっと断れない性格の人などは、ここでオールライン揃えて購入なんてことにもなりかねないほどに、それはそれは魅力的にあらゆる商品が飛び出してきます。
さりげなく置かれたパンフレットにさっと視線をやり、電卓をはじくのはいつものこと(笑)
とりわけアンチエイジングラインは高価な物が多いので、化粧水や乳液一本1万くらいするものをガンガンと紹介されるのです。

特別欲しいと思わなければ「今は必要ないので」とはっきり言えば、それで済むので問題はありません。
この日も目的はベースメイク用品だったので、他の物はいらないとお断りすると、「これで使用感を見てくださいね」と、試供品を沢山つけてくれました。

そんなこんなでメイクが終わり、仕上がりを見ると、想像した通り、いやそれ以上の出来に仕上がっているではありませんか!
たいそう気分も良く、この収穫に大満足でファンデーションや下地クリーム、パウダーなどを購入しました。
いつもとは違う明るくなった肌にすっかり気分をよくした私。もう少し何か欲しいわ!という気持ちになってきました。

そこでフラフラと他のブランドのコスメを見て回っていると、なんだか素敵なパレットをみつけました。
チークにもハイライトにも使用できるという、とっても綺麗な4色パレットです。
これはどんな風に使えばいいか?テスターを手の甲に塗ったりしながら見ていると、とてもお綺麗な美容部員さんが声をかけてきました。

そこで再びタッチアップに入ってしまったのです。1日のうちに2度もあのカウンターに座るのは初めての経験でしたが、今度はベースメイク用品ではないからと、気楽な気持ちで座ったのですが。。。

「どこか気になるところはありますか?」

そんな質問に「全部よ!」などと言いながらも、「この歳になればさ、やっぱりたるみ、シミ、シワよね〜」などとなんの気になしに言ったところ、俄然美容部員魂に火をつけてしまったようです。
私が手にしていた他ブランドの商品入りの紙袋にもライバル心を掻き立てられたのかもしれません。と、それは考え過ぎというものでしょうが、4色パレットのお試しのはずが、「ベースによってお色味が〜」などと言いながら、さっき綺麗にしてもらったベースをおもむろにオフ。。。
そして、自社製品を新たに塗り直されたのですが、どう見てもさっきの方が綺麗な仕上がりです。

しかも、あれもこれもとお目当てのハイライト以外にも塗り重ねられたせいか、私のお顔は叶姉妹の胸元をくっつけようなギラギラ顔に変わってしまったのでした。

「こんなはずじゃなかった。。。」

私はあの4色パレットが欲しかっただけなのに(涙)

タッチアップなどせずに、パレットだけ買ってさっさと立ち去れば、私はツヤツヤの綺麗肌で一日を過ごすことができたのです。

メイクや髪型が気に入らないと、なんだか憂鬱な気分になるものです。
もう気分は下げ下げです。せっかくの百貨店、しかもセール中なので、他にもあれこれ見たいものもあったのに。もうお家へ帰るわ。

一生懸命にやってくれた美容部員のお姉さんに対して、「やり直せ!元に戻せ!」などと言えるわけもありません。私もリクエストが多過ぎたのかもしれないという反省があります。あれこれ言うからそれを補正するために、また重ねてあれこれつける。そんな感じだったのでしょう。

そんなわけで、最初に目をつけた4色パレットだけ購入し、その場を去ったのでした。




ここで学んだこと。
タッチアップは1日1店舗。別ブランドのハシゴは決してするものではない!ということです。

化粧品選びとは難しいものです。
そのブランドによって、使い方やテクニックは異なります。下地の作り方にしても、ファンデーションにしてもチークでもなんでも、塗る順番から肌への馴染ませ方など、本当に違うのです。それは色々なところでタッチアップして頂くといつも感じることです。

また、肌質の合うもの、似合う色、また香りなど、好みも人それぞれです。
どこのブランドのものだから絶対いい!ということはありません。
だからこそ、自分に合ったものを慎重に選ぶ必要があります。
そのためのタッチアップなのですが、お店側からしたらそうしたサービスと同時に、商品を紹介し宣伝するという意味合いもあります。

今回も4色パレットだけならベースメイクをオフする必要はありませんでした。上から軽く乗せるだけで済んだはずです。
しかし「より映りがよくなる」と、ベースからコンシーラーまでガッツリ塗り直しをしたのは、自社製品の宣伝をするためです。
4色パレットのついでに他の商品もいかかですか?といった意味があるのです。

これに意を唱えるつもりはありません。なんでもタダのものはないのです。タッチアップをして頂くからには、他の商品のセールストークを聞くのもやぶさかではありません。
むしろ、自分の知らなかった商品やメイクテクニックを教えてもらえるのでありがたいくらいだとすら思っています。
だからこそ、私はあの椅子に座るのです。

これからも私は化粧品を買いに行くたびに、あの椅子にちょこんと座ることでしょう。
しかし二度とハシゴは致しません。そのブランドの良さを上書きして消してしまうのはもったいないですからね。

何はともあれ、当初の目的であったベースメイクの新規開拓も上々の結果。
家に帰り、ゲットした戦利品を並べてすっかりご機嫌が戻ったのでした。



Arcachon(アルカション)の『Dunettets(デュネット)』。プチギフトにも最適、男性にも喜ばれるスイーツです!

こちら日本在住フランス人のお友達からお勧めされたスイーツです。
前から噂には聞いておりましたが、店舗が保谷という都心から少し離れた場所にあることから、なかなか出向く機会がありませんでした。
しかし「食べたい!」と念じればあちらから来てくれることもあるのです。
引き寄せてしまいました(笑)




蓋を開けると、まず洋酒の香りがぷ〜んと漂ってきます。
見た目はちょっと大きな「たけのこの里」といった感じです(笑)

「サクッ」「ホロッ」とした生地の中に、コニャックと松の実、アーモンドのペーストが入っています。
最初にこのコニャックの香りを強く感じたのですが、実際に食べてみるとほどよい感じで、美味しく頂けました。

この『デュネット』はフランスのボルドー地方にある「MARQUETT」(マルケ)」の特許商品とのこと。
日本ではこのアルカションでしか作ることを許可されていないそうで、国内ではまさにここでしか手に入らない逸品ということになります。

我が家の外国人夫も、この『デュネット』と横浜の『ラムボール』なら、いくらでも買いに行くぜ!と言うくらい気にいったようです。この『デュネット』を買うためだけに足を運んでも損はないお菓子です!

小さな洒落た缶(8個入り)に入っていて、お値段も1000円以下なので、ちょっとしたプレゼントのお返しや、ホワイトデーなど、男性への贈り物にも最適だわ!と思ったスイーツでした。

もちろん、自分のためにもリピート確定スイーツです!

www.hw-frankie.com


結婚したいアラフォー女子達の夢を砕く。結婚もいいことばかりではないのよ。


先日どこにでも顔を出したがる外国人夫から「気軽なホームパーティーだから」と連れ出され、とあるパーティーに参加してまいりました。

その日のホストは海外在住の外国人で、日本には遊びがてら年に数回来日しては、こうしてパーティーなどを開き、大騒ぎをして帰るという資産家のドラ息子です。

パーティーアニマルを自称するだけに交友関係も広く、そのパーティーにも外国人、日本人問わず、年齢も様々な人々がドラ息子の用意した料理を摘みながら、社交に励んでおりました。

もはや、新しい人間関係作りには積極的でない中年専業主婦にとっては、社交などは面倒なだけですが、人間ウォッチングという観点からすると、これほど面白いものはありません。
もう誰も相手にしてくれなくていいから、ご馳走を食べることに集中させてちょうだいな!と思いながらも、話しかけられるとついつい好奇心丸出しで社交じみたことをしてしまうのです。




私にとってのパーティーとは美味しいものが食べられるということくらいで、他になんのメリットがあるのかしら?と昔は思っていました。
恋人候補になり得る年齢の男性陣からはダチ扱いされるのが当たり前だった私にとって、パーティーとは飲んで食べて馬鹿騒ぎする場所だったのです。
しかし、自分が枯れた中年専業主婦になったいまになって、はた!っと気づいたのです。パーティーは出会いの場所なんだわ!と。。。。

時すでに遅しで、そんな結婚相手争奪戦に参加する資格をとうに失った私ですが、また別の楽しみもあります。
それは、そこら中で繰り広げられる人生というソープオペラさながらのドラマを生で鑑賞できることです。

この日、私の目を引いたのは、数人の日本人アラフォー独身女子達でした。

アラフォーともなれば女子でもそれなりの収入があるのでしょう。小綺麗なお洋服を着て、アクセサリーも素敵なものを身につけています。
「どうせドラ息子のパーティーでしょ?」と、その辺のスーパーへでも行くような格好で来ている私のような女などいません。

今時の40代は綺麗な女性が多いものです。語学も堪能で気配りもでき、誰とでもそつなく会話ができる社交性もあります。なんという隙のなさでしょう。積極的にあちらの輪こちらの輪と、華麗な蝶のごとく飛び回っていました。
50を過ぎても気配りどころか、周りから気を遣ってもらい世話ばかり焼かれ、パーティーをビュッフェスタイルの食べ放題レストランかなんかと勘違いしているような振る舞いの私とは大違いです。

そんな隙のない女達の目は、旦那様候補となる男性だけでなく、私のような中年専業主婦にもしっかりむけられています。
それは彼女達が今最も手にしたい!と願っている「結婚」というものを、すでに私が手に入れているという点に他なりません。
ただの食いしん坊で面倒くさがり屋、そして素敵な出会いにはもはや関心のない私の言動も、独身アラフォー女子の目からは「すでに立派な城を築き上げた女の余裕」と映るようです。
この完全なる勘違いをあえて否定せずにいると、情報収集の一環としてか度々ロックオンされるのです。

そこで出てくるのが、国際結婚においてはお約束となっている質問です。

「ご主人とはどこで知り合ったのですか?」

「国際結婚ってやっぱり大変ですか?」

「ずっと専業主婦なんですか?」

まるで重要参考人か⁉︎ と錯覚させられるくらい彼女達からの事情聴取は止まりません。
特にドラマティックなお話もないのですが、そんな特別でない普通のストーリーはかえってアラフォー女子のハートを鷲掴みにするようです。

事情聴取はいつしか結婚相談所に打って変わり、私はまるでやり手の婚活アドバイザーのような面持ちで、彼女達の悩みに答え、「そんな男はやめておしまい!」「あそこにいるのはなかなかいいわよ」「ああいう男にはこうアプローチしていくのよ!」などと、調子に乗って言いたい放題。
しかし、それに疑いを持つ人はいません。
それは外面だけはやたらといい外国人夫が、「素敵な旦那様」をアピールするために、度々私の元へやってきては「ドリンクはまだある?何か持ってこようか?」「ちゃんと食べてる?デザートもあるから取ってきてあげるね」などと、綺麗なお姉ちゃん達の前で格好をつけるからです。
それを見ていたアラフォー女子達は、ここでさらに大きな勘違いをします。
「やっぱり外国人の旦那様って優しい!」
「素敵な旦那様で羨ましいです!」
もう、臍でお湯が沸かせるほど笑ってしまいますが、実際に国際結婚20年以上というタイトルと、この外国人夫のいい夫アピールは、彼女達を納得させるに十分なエビデンスとなっているようで、みんな真剣な面持ちで私のもっともらしい言葉に耳を傾けるのでした。




それにしても、これだけ女性が自由に働け、結婚以外に人生の選択肢がある現在でさえ、こうも結婚を求める女性が多くいることに少し驚いてしまいました。
経済的にも立派に自立していて、好きな服を着て、夜な夜なこんなパーティーで楽しく過ごしているというのに!
健康でさえあれば、この先ずっとこんな生活ができるのです。パーティー仲間も老人ばかりになったとしても、それはそれで楽しいでしょう。
パーティーなどに行く気力をなくしても、趣味の集まりに出向いたり、自由に生活できるでしょう。

「自由」こそ最高の贅沢!そう思っている私からしたら、今の彼女達が羨ましくもあります。

「お金も自由もあるのに、なんでそんなに結婚したいの?」

思わず本音が口から出てきてしまいました。その答えは

「老後独りは不安」
「働けなくなったらと思うと。。。」
「病気になった時困るし」

そんな将来への不安。
そして、子供です。

「まだ、子供を持つことも諦めきれないし、まだギリギリ間に合うから!」

そんな答えに「どうして子供が欲しいの?」と、さらに聞いてみると、

「歳をとってから子供がいる方が安心」

「やっぱり子供がくらいは産んでみたい」

そんな答えが返ってきました。

すでに子供がいる私は、その心境たるや如何なるものかわかりませんが、子供がいても老後の生活がどうなるかはわかりません。
子供を産み育てるという経験も、悪いものではありませんが、手放しで「素晴らしい!」と言えることばかりでもないのです。

わけのわからない若いうちに、結婚して子供を持ち育てるのとは違い、アラフォーともなればそれなりの経験や知識があります。そして、自分の生活に対して求めるものも歳とともに大きくなっていきます。
そんな中、子供を持つのは大変なことです。

「子供って、金食い虫、時間くい虫よ。貴女の自由を根こそぎ奪っていく存在なのよ!」

これは意地悪でもなんでもなく、私の本心です。
もちろん子供を持ったことに後悔はありませんし、面白い経験も幸せもたくさん得ることが出来ましたが、同じくらいの苦労も同時に背負っているのです。

結婚して子供を持ったら、間違いなく時間もお金も全て家庭というものにかっさわれていきます。
素敵な服やアクセサリーに費やしていたお金は教育費に吸い取られ、楽しい社交の時間は家事育児に取って代わるのです。
つまり、今あるあらゆる自由を全て諦めた生活を何十年と過ごすのです。アラフォーならば、還暦をとうに過ぎた年齢になるまで、そんな過酷な生活が続くのです。

専業主婦でさえあっぷあっぷしているというのに、概して彼女達は仕事も結婚も、可能ならば子供も欲しいといいます。

「そんなあれこれ欲しがると、地獄を見るわよ! それでもまだ結婚したいのか⁉︎」

ここまでくると、意地悪専業主婦です。しかし、怯むことなきアラフォー女子達の答えは総じて「イエス!」です。

そこまでして結婚したいのなら、やってみればいい!
ということで、お次はどんなお相手を狙い撃ちするかに話題が移ります。

そこにいたアラフォー女子達が狙うは、そこそこ年収もある爺さんでない程度の年齢の優しい外国人男性とのこと。だからこそ、夜な夜なこんなパーティーに顔を出しては、お相手探しをしているといいます。

自分が美しく有能であれば、お相手もそれなりのレベルを求めるのは当然のことですが、優しくてイケメンでステイタスもあるお金持ちの男性といった100点満点男はそうそういるものではありません。いたとしても、殆どがすでに売れてしまっているのです。

もしも目的が「結婚」にあるのなら、総合得点にこだわらず、自分が一番重視したい点において高得点をつけられるような男性に的を絞るべき!

「ただ闇雲にいい男を狙っているばかりじゃ、勝算はないわよ!」

「目的(結婚)達成のためなら、もうなんでも、誰でもいいじゃない!」

と、最後はやけっぱち発言まで口にする似非婚活アドバイザーです(笑)




口ではそんなことを言いながらも、心の中では「妥協して結婚するくらいなら、独りで自由な方がずっと楽しいのに」と、結婚による大変さをわかりすぎるほどにわかり、うんざりとしている中年専業主婦は思うのでした。

結婚なんて、いいと思う時もあれば、最悪。。。と思うこともあるのです。それは独身でいたとしても同じでしょう。
自分の持っていないものを欲する気持ちもわかりますが、それを得ることで失うものもあるのです。
今が幸せならば、躍起になって結婚を求めなくてもいいのになぁ。。。と。
そして、そんな心境になった時に限って思わぬご縁に恵まれるなんてことも、人生には往々にしてあるものなのです。

夏場の電気代。エアコン付けっ放しと、ほんの少し生活の仕方を変えただけで月1万円節約できたお話。

なんだか大した雨も降らないうちに、いつの間にか梅雨明けしてしまいびっくりです。ここ1週間ばかりは我が家のエアコンもフル稼働です。このまま夏に突入となると、一ヶ月以上は冷房つけっぱなしとなります。そこで気になるのが電気代です。




電気代が高い⁉︎

一昨年まで、我が家の夏場の電気代は月3万を越えていました。夏は冷房も使用するのでそれが普通であると思っていたのですが、どうやらそうでもないと知ったのは、友人たちに「高すぎるわよ!」と指摘されたからです。
使用している家電や家の広さ、家族構成などによっても変わってくるので、「そんなに高い?」とも思ったのですが、光熱費は安いに越したことはありません。そこで昨年の夏に約2ヶ月に渡りどれだけ電気代が節約できるものかと実験してみたのです。

我が家は築15年の賃貸マンションで広さは約100平米の3LDK。エアコンはあらかじめ備え付けられていたものなので、最新の省エネ型ではありません。節電仕様の家電ではないこと、また部屋の広さを考えると果たしてこれ以上の節約などできるのかしら?と思ったりもしましたが、理由を探し出し問題解決すべくそれまでの生活をほんの少し変えてみることにしました。

我が家の電気代が高額になる原因

まずはじめに、電気の使用状況を省みてまることにしました。

①契約種別とプラン

電気代について考えるとき、まず第一に考えなければいけないのが契約内容です。各家庭の生活状況によって幾つかのプランがあります。電力の自由化によってさらにチョイスも増えています。

我が家の契約種別は従量電灯Bの60Aです。
アンペア数60Aといえば一番大きな容量で、電気代の節約を考えた際、ここを小さくするだけでかなりの効果があるとされています。我が家は元々もう少し小さな設定でしたが、家族がそれぞれ違った部屋で電気を使うとブレーカーがガチャン!真っ暗な中、度々ブレーカーを上げにいかなければならないのが面倒で一番大きな60Aに変更しました。

基本料金自体も高いので、これも電気代が高額になる原因の一つです。

プランに関しても無頓着で、生活に沿ったお得なプランなどの契約もしていませんでした。

②家電の過剰使用

我が家は女が3人。うち二人は年頃の娘です。外出する前はドライヤーやホットカーラーなどを長時間使用します。しかも1回出かけて帰宅し、また時間をおいて外出することもあり、そんな時はまた同じことを繰り返すのです。
外出しないときでも夏休みなど家で1日を過ごす場合はそれぞれが自室でエアコンを使用するので、その分通常の時期よりも電気代はかかってきます。

外国人夫もヘアケアこそしませんが、体温が高いせいか常に「暑い!暑い!」と大騒ぎで、設定温度24度にしたエアコンを「強」に設定し、同時に扇風機もブンブン回します。

③各部屋でエアコンフル稼働

昼間の時間、家にいるのは専業主婦の私だけです。一人であればほとんどキッチンにいるので照明とエアコン以外は使用しません。しかし夏季長期休暇など子供たちが家にいると別室で冷房をガンガンにかけてテレビやビデオなどを観ているので当然その分の電気代は発生します。
他の月に比べて8月に電気代が跳ね上がるのは、普段一人でいるところが3人となり、それぞれが別個に電気を使用するせいです。

④冷房のオン・オフ、極端な温度設定の変更を繰り返す

この犯人は外国人夫です。日本人よりも体温が高いせいか、とにかくエアコンの設定温度を低くしたがります。そして部屋が冷えすぎると設定温度上げ、また暑くなると低くするなど上げたり下げたりを繰り返すのです。その度にエアコンが唸りを上げてパワーを放出しているのがわかります。



改善した点

本来ならアンペア数を変更するのが効果的ですが、ここはストレスになるのが嫌なので変更せず60Aのままです。その代わりプランを変更しました。電力会社のよってプラン設定は異なると思いますが、我が家の場合は使用量の多い時間帯に合わせた設定になっています。

私は朝4時から活動開始し22時終了、外国人夫は朝が遅い代わりに夜は2、3時頃まで起きています。ということはほぼ丸々1日、何かしら電気を使用しているということになります。そこで「24時間同一料金」が一番お得ということで、このプランにしました。

プランに関して直接電力会社に問い合わせてアドヴァイスをいただくこともできますし、電力会社によってはホームページなどでおすすめプランの診断などもできます。

こちらに関しては女の子なので、ある程度は身だしなみを整えることは必要ということで禁止するようなことはありませんでしたが、あまり時間が長いようなら声かけするなど、気をつけるように言う程度にしておきました。言うと言わないのとでは意識も変わるのか、お風呂上がりなどは「夏だからタオルドライでいいや!」とドライヤーの使用を控えるなど、多少は気をつけてくれるようになりました。こんな些細なことでも毎日積み重ねれば多少の影響はあるものです。

ここは大幅に改善したところで、私と子供達二人が同じ部屋で寝るようにしたのです。これまでそれぞれが個別の部屋でエアコンを使用していたのが、3人同室で就寝することで1台しか使わずに済むのです。外国人夫だけは帰宅時間が遅いなど生活サイクルが若干違うので別室です。そもそも体感温度も違うので一緒の部屋にはいられません。
寝るとき以外もみんなリビングで過ごすことが多くなり、1日を通じて複数台のエアコンを同時に稼働させることが少なくなりました。

これは外国人夫のみ該当することなので、改善できたかどうか怪しいものです。本人は一定温度に保ってつけたり消したりはしていない!と言い張っていますが、私が見ていないところでは好き勝手やっている可能性が高いので。。。とにかく一切エアコンのリモコンはいじらず、一夏ずっとそのままで!とは言い続けていました。

サーキュレーターの使用

もう一つ、節電に貢献したのがサーキュレーターです。
その家の間取りにもよりますが、我が家はマンションでリビング、ダイニング、キッチンがワンスペースに集まっています。そしてその横に一部屋あるのでそこを開け放しサーキュレーターで風邪を巡回させれば、1台のエアコンを稼働させておくだけで1LDK分のスペースが涼しくなります。これがあるとないとでは大違い、カウンターの中にあるキッチンで料理をしていても、サーキュレーターを使用すれば熱気がこもることもありません。
サーキュレーターは高価なものでなく3000円程度の小さなもので十分です。我が家のものもビッグカメラで安く購入しました。

エアコンつけっぱなしの効果

エアコンをつけっぱなしにした方が経済的か否か、調べてみると色々と違った意見が出てくるので、実際に自分でやってみたわけですが、結論としては断然付けっ放しにすべし!でした。

エアコンは設定温度や年式、使い方によっても消費電力が変わるのでそれぞれ違った意見が出るのだと思いますが、我が家の例で言えば付けっ放しにしていてもこまめに消してもあまり変わらないという結果になりました。
温度は27度に設定し、とにかくまるまる一日中外出しているような日でもずっと付けっ放しで一夏をすごしました。ただ10日に一度くらいはフィルターの掃除をしたのでその時はオフの状態です。

昨年の実験では他にも節電のための工夫をしたので、エアコンだけの結果ではなく数字で示すのは難しいのですが、トータルでマイナスになっているので付けっ放しでもあまり変わらないということでしょう。
「エアコンは付けっ放しが断然お得!」とは断言できませんが、実践してみて感じたのは大きな違いはないということです。電気代を節約することも大切ですが、やはり快適さも無視できません。月に数千円の節約で毎日汗だくになり寝苦しい夜を過ごすよりは、大した違いがないのなら快適に過ごせるほうがトータルで考えてもお得と言えましょう。



結果、月1万円減!!

トータルすると約2ヶ月に渡り上記のような試みをした結果、月に1万円ほど電気代が安くなりました。正直ここまで効果があるとは驚きました。考えようによっては、それまでは全く気をつけることなく湯水のように電気を使用していたということでしょう。しっかりと節電意識を持って生活すれば、光熱費の節約はできるものなのだなと思いました。
これは昨年の結果なので、今年もまた同じように過ごしています。

冬になると我が家はエアコンを使わずガス床暖房に頼る生活になります。電気同様にガス床暖房も付けっ放しの方がお得であるのか、また冬になったら検証してみたくなってきました。