専業主婦という生き物

〜フランキーの日常茶飯〜

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大学受験に見る経済格差。これじゃ、少子化は免れないでしょうと感じた件。

前回、受験時にかかる費用について、かなりエキサイトしてバーっと書いていたら、あまりに長くなってしまったので、記事を真っ二つにしてみました(笑)

www.hw-frankie.com


子供を持つ親にとって、子供の将来は気がかりなものです。その通過点である進学問題も、できることならば本人の望むよりよい道に乗せてあげたい!そう思うのが親心。ところが、より良き道へと思えば思うほどお金がかかってきます。
例えば高校を卒業してそのまま就職した者と、大学を卒業した者が同じ年に同じ会社に同時入社するとします。どちらも社会人としてはピカピカの一年生、真っさらなのは同じでも、初任給は同じではありません。大卒の方がずっと多くの基本給が支給されるのが一般的です。
教育費をかけた分、初任給が変わるというのなら、大学くらい行っておいた方がいいわよというのが普通の考えです。
しかし、この「大学くらい」というのが、どれほどお金がかかるか⁉︎
と、そんなことを考えながら前回は大学受験に際してこんなにお金がかかるの⁉︎ といったことを書いたわけですが、それは受験期にかかる経済的なことで、問題はそこからが始まりということです。



大変な受験勉強に耐え、晴れて大学生になったはいいのですが、更にその後の4年間授業料を払い続けなければなりません。
昨年末にパートで働いた時に一緒だった主婦の中にも理系の大学に通う息子さんの授業料を稼ぐために働きに出たという人もいました。聞いてみたところ、年間180万ほどのお金が教育費に消えるということでした。
180万といえば月ならしで15万です。決して少ない金額ではありません。もしもこれに加えて子供が一人暮らしを余儀なくされる状況であれば、親は学費のみならず生活費の仕送りもしなければなりません。
一体いくらかかるのでしょうか⁉︎

たまたま最近、そんな記事を読みました。日本政策金融公庫の行った「平成28年度 教育費負担の実態調査」のデータによる平均的な教育費についてのものです。

《国公立》
自宅通学
初年度 :約 181.0 万円
2〜4年目 :約 101.3 万円 
4年間合計:約 484.9万円

自宅外   
初年度:約 181.0 万円 +約45.0万円(自宅外通学準備費用)+ 約124.9万円(仕送り)
2〜4年目:約 101.3 万円 +124.9万円(仕送り)
4年間合計:約 1,029.5万円

《私立文系》
自宅通学
初年度:約 245.7 万円
2〜4年目:約 149.8 万円 
4年間合計:約 695.1 万円

自宅外
初年度:約 245.7 万円 +約45.0万円(自宅外通学準備費用)+ 約124.9万円(仕送り)
2〜4年目 :約 149.8 万円 +124.9万円(仕送り)
4年間合計:約 1,239.7万円

《私立理系》
自宅通学
初年度:約 310.0 万円
2〜4年目:約 189.9 万円 
4年間合計:約 879.7 万円

自宅外
初年度:約 310.0 万円 +約45.0万円(自宅外通学準備費用)+ 約124.9万円(仕送り)
2〜4年目:約 189.9 万円 +124.9万円(仕送り)
4年間合計:約 1,424.3 万円

《私立医歯系》
自宅通学
初年度:約 628.7 万円
2〜6 年目:約 431.0 万円 
6年間合計:約 2,783.7 万円

自宅外
初年度:約 628.7 万円 +約45.0万円(自宅外通学準備費用)+ 約124.9万円(仕送り)
2〜6年目:約 431.0 万円 +124.9万円(仕送り)
6年間合計:約 3,578.1万円


想像以上の学費にビックリです。恥ずかしながら、大学の学費ってこんなにかかるものなの〜⁉︎ と知らずにいましたので。。。

このようなデータ以前に、今回我が子の大学受験を通して、経済格差が子供の教育に多大な影響を与えること、簡単に想像できました。
子供一人ならまだしも、複数いたら倍々に増えて行くのですから、少子化もやむを得ないといったところでしょう。
子供に望む教育を与えてあげられないのは、親として不甲斐なさや切なさが伴うのは当然のこと。あらゆる情報が簡単に得られる現代では、未婚やまだ子供を持っていない夫婦にも、子供はお金がかかる!というイメージは十分に浸透しているはずです。
こんな湯水の如く流出していく教育費を払い続けるの?と、子供を持つことに二の足を踏むのも理解できることです。
小さな子供に対しては、国が医療費や保育費の負担など、多少の恩恵はありますが、子供が中学を卒業する時期になると、実質国からの負担は皆無となります。
もちろん所得制限ありきで学費負担制度はありますが、ひとたび所得制限にかかれば一銭の補助も得られません。運良く出たとしても、大学まで卒業し普通の教育を受けようと思えば、それでは追いつかないくらいのお金が必要になるのです。

お金があるうちの子供は、沢山の選択肢があります。お金持ちのお友達などは予備校に家庭教師などで年間300万もの教育費を支払い、見事に一流大学への合格を勝ち取っています。万が一受験に失敗した場合は、海外の大学に行くという選択肢を残してありました。実際に私の知人でも、日本での志望校に不合格になり、海外の大学へ進んだ人もいます。
お金に糸目をつけず、良いとされるありとあらゆる学習環境を与えて、よりベターな道へ進むことが可能というわけです。
しかし、お金に余裕のない家庭の子供はどうでしょうか? どうしても大学へ進学したければ、国公立一本で頑張るか、奨学金制度を利用し、社会人になった後も何十年とかけて返済し続けるかありません。
この二者には大きな違いがあります。
まだ社会人としてのスタートを切っていない時期から、すでに大きな格差が生まれていることになります。
子供は親を選んで産まれてくることはできません。
「人生とは不公平なもの」だからこそ、人の幸運を羨むことなく、現実を受け入れて自分なりの幸せを手にするために頑張ろう!というのが私の持論です。不公平を嘆いても仕方のないことですからね。
しかし、この現実って子供にとってはかなり酷なことで、恵まれない子供達から希望を奪ってしまうことにならないのかと思ってしまうのです。
自分の運命を受け入れて努力しろ!と言うは簡単ですが、そんな強い人間ばかりではないのですから。
どうしたら、全ての子供達が同じように希望を持って自分の望む道を歩んでいけるのか?果たしてそれは無理なのか?非力な専業主婦なりに思いをめぐらせているのです。

どんな親でも子供に幸せな人生を歩んで欲しいと願う気持ちは同じです。最初から困難が目に見えていながらも、子供など育てようなどとは誰も思いません。
しかし子供の教育費負担が少しでも軽くなれば、少しは少子化も解消されるのでは?と思うのは安直でしょうか?
夫婦2人で馬車馬のように働きづくめなければ、子供に十分な教育を与えられないなどという今の日本。
人間にとって幸せな生活といえるのでしょうかね?
頭のいい偉い大学の先生達や文科省のお大臣様方、素晴らしい教育を受けてきてるのでしょうし、実際にとっても頭脳明晰なのでしょうから、世の中の全ての子供達のために、そして子供を望む多くの人のために、もうちょっとうまい政策でも考えてくれればいいのにさっ!などと思うのですが。

もしくは、右へ倣へで大学へ進学せずとも成功する手立てはいくらでもある!といった風潮の国にでもなれば、もっと生きやすくなるだろうになぁ。。。などと思ったりもします。
そのためには、子供といえど早くから自分のやりたいこと、得意なことを見つけ、コツコツと準備することでしょうね。
私も我が家の子供達には「一寸先は闇よ!いつまでも親からお金が出てくると思わないこと!」と話して聞かせています。
他力本願でいては子供といえどウカウカしていられない世の中です。隣の人が何をしているかではなく、自分に与えられた才能を生かし、それでお金を稼ぎ生きていくことを目指して欲しいと切に願う専業主婦なのでした。

もう、このようなことを語り出すとキリがないので、捨て金の計算でもしてきます(笑)

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