お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

Sponsored Link

『亀屋陸奥』松風。伊勢丹オンラインのクーポンで老舗のお味を楽しみました。

先月はお誕生日月ということで、たまにお買い物をする伊勢丹オンラインさんからクーポンが届きました。

クーポンの内容は「送料無料」というもの。
それだけ?と思うなかれ、送料もなかなかバカになりません。百貨店さんなどは一般に比べると送料お安めですが、ケチンボな私は「この送料分でもう一つお菓子が買えるのにな。。。」などと思ってしまい、最近は送料のかかるお取り寄せはあまりしなくなりました。
コロナ禍では外出制限もあったのでよく利用していましたが、いまはそれも無くなったので。
東京にいると百貨店をはじめ、店舗へ出向けば欲しいお菓子は手に入るので、交通費と送料を天秤にかけると、やはり自分で買いに行った方がいいとなるわけです。

そんな送料が無料になるというのなら、これは使わない手はないと、高島屋オンラインさんにズラリと並ぶ商品をつらつらとみておりました。

そこで見つけたのが、こちら。

京都の『亀屋陸奥』さんの松風です。

小麦粉、砂糖、麦芽糖、白味噌を練った生地に、けしの実をふって焼き上げた、このお店の看板と言ってもいい一品。

『亀屋陸奥』さんの歴史は古く、創業は室町中期の1421年年伝えられています。
本願寺との縁も深く、この『松風』は織田信長と石山本願寺の合戦で兵糧代わりとして生まれたお菓子だそう。
数百年もの昔から同じお菓子が、受け継がれているというのもすごいものです。



松風をお作りしているお店は多々ありますが、実を言えば私のご贔屓は『松屋常盤』さんの『味噌松風』なのです。
こちらは東京でも月に一度、新宿高島屋さんの『銘菓百選』でお取り扱いがあります。
毎月第三土曜日のみの入荷で、なかなかその日に都合がつかないこともあります。
ここ何ヶ月かお買い物できなかったこともあり、今回はオンラインショップに出ていた『亀屋陸奥』さんの松風をお取り寄せしてみた次第です。

注文日から10日以降のお届けで、届け日は指定できます。
(一部配送除外地域もありますので、詳しくは高島屋オンラインで確認してみてください。)

支払い方法ですが、私はいつも登録してあるクレジットカードでお買い物をしています。
それ以外ですと、タカシマヤ友の会お買物カード・高島屋ネオバンク(スゴ積み払い・銀行口座払い)・楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAY・Amazon Pay・コンビニエンスストア・ペイジー・ネット銀行




松風


24枚入 ¥1,790(税込)
48枚入 ¥3,500(税込)
※送料 今回は送料無料クーポンを使用しましたが、通常の送料は¥660。

消費期限 製造日より常温で10日

お箱を開けると、しっかりとシーリングされた紙の袋に収まっています。

袋から取り出して、お箱に入れてみました。
すぐにいただかない場合は、袋の中に保存した方が硬くなりずらいと思います。

『亀屋陸奥』さんのものは、かなり薄めのお作りで、箱の中に二段重ねに入っています。

もちっとした強い歯応えの生地は、大きな気泡が入っていてドライな食感。
これまでいつも『松屋常盤』さんの味噌松風ばかりだったので、そちらと比較すると、かなり水分量が少なめに感じます。

ところが噛んでいるうちに、味噌の風味と共に、甘さがどんどん広がってきて、お口全体がその旨味に満たされてきます。
表面に散りばめられたケシの実のプツプツっとした食感と香ばしさも、美味しさに一役かっています。

同じ『味噌松風』でも、まったく味わいが違いますが、こちらも本当に美味しいですね。



数年前に一度お試ししたことのあるお菓子ですが、その時は正直ピンときませんでした。
ところが、今回はこれもまた美味しいものねと後を引き、パクパクとやっていたら、夫も横から手を出してきて「これ、美味しいですねー」と二人でパクパク。
一箱あっという間に完食です(笑)

以前から思っているのは、年齢を経るごとに味覚も変わるせいか、はたまた食の経験が積み重なるせいなのか、以前はあまり好きだと思えなかったお菓子がとっても美味しく感じることがあるということです。

この『松風』も然りでした。
お菓子にも出会うタイミングというものがあるとするならば、以前はどうであれ、もう一度お試ししてみる価値はあるのだなと思った次第。

お取り寄せしてよかった!
高島屋オンラインのお誕生日クーポンのおかげです。
来年も待っております(笑)

kameyamutsu.jp

www.hw-frankie.com


『銀座 鹿乃子』小豆ダクワーズ。甘納豆がミックスされた和テイストなダックワーズ。

ダックワーズというお菓子がとても好きです。
とりわけ福岡の『16区』さんのものが好きで、以前は新宿伊勢丹の菓遊庵で一つ二つと買っては楽しんでいましたが、いまはお取り扱いがないのか、すっかり見かけずご無沙汰です。

ダックワーズは時折無性に食べたくなるお菓子なのですが、そんな時にデパ地下で少し変わったダックワーズを見つけました。

かつて銀座に本店を構えていた『銀座 鹿乃子』さんのものです。

「かのこ」をお作りする老舗ですが、残念ながら閉店。現在は銀座三越の店舗をはじめデパ地下や催事などでしかお目にかかれなくなりました。

こちらのダックワーズも、催事出店されていた際にお持ち帰りしてきたものです。

実はかなり前、今年1月終わりの頃で、どこの百貨店だったかすっかり忘れていましたが、写真を見ると「菓遊庵」とあるので、日本橋三越で期間限定出店されていた時のものと思い出しました(笑)




小豆ダクワーズ


1個 ¥195(税込)
消費期限30日

こちら、名前が「ダックワーズ」ではなく「ダクワーズ」です。

生地には大麦粉や米粉が使われていて、表面はわずかにサクッと、中はふわっと柔らか。

そして中はこしあんをミックスしたクリームと甘納豆がサンドされています。
とてもクリーミーな味わいです。

和的要素は甘納豆だけといった感じで、ほぼ洋菓子寄りかと思えば、これがトータルするとかなり和の風味も強い印象なのです。

これは間違いなく、『銀座鹿乃子』さんの甘納豆の存在感のせいでしょう!

またどこかで見つけたら、お買い物するつもりです!


kanoko.la.coocan.jp

www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com


『覚王山 弁才天』黄金砂利餅。きな粉とナッツの香ばしさ、シャリっと食感が美味しい人気のお餅。

フルーツ大福で有名な『覚王山 弁才天』さん。
名古屋を中心に現在は全国に店舗を有するフルーツ大福の専門店です。

昨年、『弁才天』さん初のフルーツ大福以外のお菓子ということで巷で話題になっていたピーナッツを使ったお餅。
ずっと気になっていましたが、お膝元である中部地域だけの期間限定販売かと思いこんでいたのですが、東京でも買えるのですね!

先日、渋谷フードショーの『弁才天』さんをのぞいたところ、店頭に並んでいたのを発見。

昨年の発売当初は期間限定だったそうですが、大好評ということで期間が延長されているとのことでした。
今後はもしかしたら定番品になるかも。。。そんなお話もあるとか。

都内では渋谷フードショー以外に、銀座SIX、日本橋コレド室町、三軒茶屋、千駄ヶ谷、吉祥寺サンロードに店舗があります。




黄金砂利餅


5個入 ¥1,000(税込)
消費期限 製造日より6日。

一つだけカップに入ったものもあったので、とりあえずお味見してみたい、また5個は多すぎると思う方にはありがたいと思いました(1個 税込¥230)。

私はもちろん5個入りをお持ち帰りしてきました(笑)

薄い求肥にたっぷりときな粉がまぶされ、とっても香ばしい香り。
それだけで美味しい!が溢れ出てきます。

きな粉にもクラッシュした細かいピーナッツがミックスされています。

中のピーナッツペーストには白胡麻とピーナッツ。甘さは控えめですが、まるでピーナッツバターのような濃厚な味わい。
そしてシャリシャリっとした独特の食感が特徴的で、美味しさアップ。

胡麻とピーナッツ、それぞれ違った香ばしさがうまく調和していて、素晴らしいマリアージュ。

これは美味しいですね!



あまりに美味しくて、一気に5つくらいは余裕でしたが、夫も食べたそうだったので一つ譲りました(笑)

余談ですが、ピーナッツテイストなので外国人も好きかしら?と思っていましたが、我が家の夫は「ピーナッツペーストはとても美味しいけれど、食感が苦手」
だそう。。。
私としてはあの求肥ののびのびと中のジャリジャリ感が好きなのですが。。。
おかげで残り4つは私がすべていただけたのでよかったです(笑)

この『黄金砂利餅』の横に黒胡麻たっぷりの『黒胡麻砂利餅』も並んでいたのですが、黒胡麻はどちらかといえば苦手なので、その時はお持ち帰りしませんでした。
しかし『黄金砂利餅』がとても美味しかったので、ぜひ黒胡麻ヴァージョンもお試ししてみたいなと思いました。


お取り寄せはできるのか、『弁才天』さんのオンラインショップを見ると、通販も可能のようですが、現時点ではフルーツ大福など他の商品とのセット販売のみになっていました。
詳しくは『弁才天』さんのサイトをのぞいてみてください。

benzaiten-daifuku.jp


虎ノ門ヒルズ『RITUEL』のスペシャリテ、エスカルゴレザンとエスカルゴカフェノワゼット。

前回に引き続き、虎ノ門ヒルズステーションタワー2F
『RITUEL虎ノ門ヒルズ Boulangerie Cafe Brasserie 』さんです。

前回の記事にあるフランナチュールに誘われて入った『RITUEL』さんでしたが、ここへ来たらやはり『エスカルゴ•レザン』よね!と、久しぶりに少しだけお持ち帰りすることにしました。

『エスカルゴ』も何種類かあり、まだお試ししたことのないものもありました。中でも「丹波大納言小豆」を素材に取り入れたものもあり、お試ししてみようかとかなり迷ったのですが、結局は今回もスタンダードなチョイスになりました。

好きなものは何度でも。なかなか冒険できない性分です(笑)




エスカルゴ レザン


1個 ¥432(税込)

パン•オ•レザンは大好きなパンなので、色々なお店のものをいただいていますが、やはりこちらのエスカルゴは格別です。

サクサク生地は香ばしく、バターの香りも豊か。

柔らかく熟したレーズンも素材の旨みが感じられる優しい味。わずかな酸味があります。




エスカルゴ カフェノワゼット


1個 ¥475(税込)

こちらは生地にコーヒー風味のペーストとマカダミアナッツを巻き込んだ一品。

私的にはナッツ感が少し強過ぎる感じがしましたが、美味しかったです。

結局、スタンダードなエスカルゴが一番好きみたいです。


虎ノ門ヒルズには他にも美味しいパンやお菓子のお店がいくつかあるので、マメに足を運んでみたいところです。


www.rituel-flavorworks.com

www.hw-frankie.com


虎ノ門ヒルズ『RITUEL(リチュエル)虎ノ門』フランナチュール、ダックワーズなどスイーツもおすすめ。

最近、虎ノ門界隈へ出かける用事がたびたびあり、ついでにと虎ノ門ヒルズのスーパー福島屋さんやそちらに併設されているパン屋さんなどに寄ったりと、お買い物を楽しんでいたのですが、こちらもその一つ。

今年2月、フラッグシップ店として虎ノ門ヒルズ•ステーションタワー2Fにオープンした
『RITUEL虎ノ門ヒルズ Boulangerie Cafe Brasserie 』さん。

2015年、フランスの伝統にこだわったヴィエノワズリー専門店として誕生。
創業から日は浅いものの、こちらを手掛けたのは、ブーランジェリーではフランス随一と言われる『Du pain et Des Idées』のオーナー、クリストフ・ヴァスール氏とあり、日本上陸時にはかなり話題になりました。

現在は新宿の伊勢丹にも店舗があるので、私も以前何度かパンを購入したことがあります。

こちら、虎ノ門店はカフェやブラッスリーも併設されている大型旗艦店。
お茶やお食事はもちろん、パンやスイーツのテイクアウトもできます。

パンはもちろんなのですが、こちらのスイーツも見逃せません。

ショーケースには私の大好きなフランナチュール、しかもそのお隣にはこれまた大好きなダックワーズ!

お菓子はまだお試ししたことがなかったので、この日いくつかお持ち帰りしてきました。




フランナチュール


1個 ¥594(税込)

まずは私の大好きなフランナチュール。
とにかくフランナチュールなら、どこのお店ものもでも、自分で作ったものでさえ、無条件に好きなのです。

トロンとしたテクスチャーのアパレイユは、バニラの香りが濃厚。

パイ生地は厚めでザクっとした歯応え。わずかに塩気があり、甘さを引き立てています。

底の部分にラムレーズンが敷かれているので、洋酒がふわりと香ります。


ダックワーズ


1個 ¥540(税込)

ダックワーズも大好きなお菓子の一つですが、こちらのものはかなりボリューミー。

周りサックリ、中はふんわり、しっかりとした厚みのある生地。

サンドされているのは、バタークリーム、そしてビターなキャラメル。

このキャメルのこっくりと濃厚な味わいと苦味が、全体の味を一気にまとめ上げているよう。
ちょっと贅沢なダックワーズで、とても美味しかったです。




チョコレートブラウニー


1個 ¥410(税込)

こってりとしながらも滑らかな生チョコレートは、ほんのりと洋酒の香りがします。

底には砕いた胡桃をミックスした軽いスポンジが敷かれているので、ともすると重くなりがちなブラウニーがとっても食べやすくなっています。


今回、シュークリームはパスしましたが、まだ一度もお味見したことがないので、いつかこちらもお試しするつもりです。

次回は『RITUEL』の代表的なヴィエノワズリー、『エスカルゴ』をご紹介します。

www.rituel-flavorworks.com