お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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遅刻は時に人の時間を奪う行為。遅刻癖のある人との付き合い方は、時間を無駄にしないことで解決。

私のお友達は遅刻魔です。
どんな時も例外なく遅刻をし、いつも髪を振り乱し「ごめんなさ〜い!」と這々の体で姿を現わします(笑)

これはもう癖かしら?というくらいに決まってオンタイムで「ごめん!少し遅れます!」とメールが入ります。
それから30分、酷い時には1時間も遅刻することがあるほどです。

一方、私は自分でいうのもなんですが、時間にはとても厳格な考えを持っています。
子供達が学校へ行く際など少しでも遅れそうになると、「だらしない!遅刻するくらいなら、いっそのこと休みなさい!」
そう言うくらい、厳しく言っています。
遅刻と休み、どちらがよくないかはわかりませんが。。。

仕事(働いていた頃は)でもプライベートでも、約束のずいぶん前から現地入りするので、たとえ天候不良であろうが交通機関の遅延があろうが、よほどのことでない限りは遅れません。

そんな私からすると、なぜ遅刻をするのだろう?と不思議です。




遅刻の理由

電車が遅れた。または途中で電車が止まった。

体調不良で時間通りに家をでられなかった。

忘れ物に気づいて取りに帰っていた。

出がけに電話がかかってきた。

などなど、理由は色々あるようです。

その中に、子供の支度に手間取ったというものがあります。
これは私もよーくわかります。子供というのは思うように動いてはくれません。外出支度の途中で逃げだして他の部屋で遊び始めたり、着替えの途中でこの服はイヤ!と駄々をこねて泣いたり、さて!と出かけようとした寸前でトイレに行くと言いだしたり。。。
とにかく予定していた時間に家を出るというのは奇跡のようなことです。

しかし、それとて待つ方からしたら、遅刻の言い訳にはなりません。なぜなら、そのような事態を見越して早めに行動すれば解決できることだからです。

例外はありますが、大概の遅刻は時間に余裕をもつことで解決できることばかりなので、言い訳の余地はないと言えます。

遅刻は時間泥棒

時間とは無限に与えられたものではありません。自分が遅刻することによって、他人の有限な時間を奪ってしまうこともあります。

時間!時間!とシャカリキになっているわけではありませんが、それが無限のものでないなら、大切に管理しなければいけないものだと思っています。

さて、そのように言うと、遅刻する人に対してとても厳しい目を持っているのでは?と思われがちですが、実はそんなこともないのです。

確かに若い頃は待ち合わせに遅れた友人に対してなど「だらしないわね!」などと、辛辣な言葉で怒ったりもしていましたが、今は違います。

毎度遅刻されても、それでも会いたいと思う人とは、時間を奪われない方法で待ち合わせをするようにしているからです。

遅刻されて腹が立つのは、自分の時間を無駄に奪われるからです。たとえ相手が遅刻してきても、その時間を「待つ」ことに当てるのではなく、自分のために使いながら同時に待つことをすれば、自分の時間を奪われているとは思わないので腹が立つこともありません。

待ち合わせ場所を考える

私は人と待ち合わせをする時、絶対に外ではしません。
冬は寒いし、夏は暑い。そんな中で突っ立って待つのが嫌なのです。

具体的には大きな本屋さんやショッピングのできる複合施設内を指定しますが、地域によっては適当な所がないこともあります。

そんな時はカフェです。
カフェや喫茶店であれば、大概の街にはあるものです。
駅前などアクセスの良い場所にあるカフェを選び、そこを待ち合わせ場所にしています。
カフェなどであれば、どんなに相手が遅刻してきても、寒かったり暑かったりすることもなく、お茶を飲みながら本を読んだり、ネットをツラツラと見たり、ブログの下書きを書いたりだってできてしまいます。

相手が来るのをヤキモキ、イライラしながら待つのではなく、自分のやりたいことで時間を使うことができるというわけです。

待ち合わせ時間を決めない

当たり前のことですが、時間を決めるから遅刻という事態になるのです。それならはっきりと時間を決めなければいいのではないかと考えました。

日にちとザックリとした時間だけ決めておき、何時!と明確にしないのです。

「支度ができて家を出るときに連絡してくれれば、私もその時間に家を出るから」

そう言っています。
自分の方も連絡があったらいつでも家を出られるよう支度を整えておき、相手から連絡がくるまでは家で家事を片付けたり、好きなことをしています。

「ごめん!寝坊した!あと1時間くらいかかりそう。。。」

そんな連絡が来た時は、昼寝だってできてしまいます(笑)

遅刻をする当人にとっても、待たせているという罪悪感も薄れるでしょうし、待つ方も気持ちに余裕ができるので、遅刻魔対策には一番よい方法なのでは?と思います。

大切な場面では約束しない

映画やコンサートなど時間が決まっている場合など、この時だけは絶対に遅刻はできない。そんな時もあります。
もしも遅刻癖のある友人と一緒に行くようなことがあれば、現地集合にしています。

「遅刻したら先に入って観てるからね」

そう、あらかじめ別行動になることをお断りしておきます。

もしも相手が遅刻をしてきたとしても、自分にはなんの損害もないので、腹が立つこともないというわけです。

こんな風に、待ち合わせの場所や時間、約束の仕方を工夫すれば、人の遅刻にイライラすることもありません。

本来なら遅刻はしないに限りますが、他人がそれを許そうが許すまいが、遅刻する人はするのです。

ビジネスは例外

ただし、ビジネスに関しては、より時間に対して慎重になる必要があります。
遅刻が会社、自分の信用を傷つけることもあります。場合によっては大きなビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。

遅刻された方は、たとえ仕事面で有能であったとしても、ルーズな仕事相手との関係を切らざるを得ないこともあるでしょう。
遅刻した方も、よいことは何一つありません。
遅刻は時間を管理する能力が甘いか、間違っていることが多いもの。損をしたくなければ、その辺りを徹底して直さなければならないでしょう。



人の短所を受け入れること

遅刻癖があるからと言って、その人が全くダメな人間だというわけではありません。
人には誰しも長所と短所、両方持ち合わせているものです。
その人のよい部分が短所に優っているケースも多いものです。

自分自身、たとえ遅刻をしない人間であっても、違うところで人を怒らせたりイラつかせたりしていることもあるかもしれません。
迷惑をかけていても、大目に見てもらっていることもあるでしょう。

そう思えば、人に対しても寛大になれるというものです。

遅刻に限らず、相手の短所を許してまでもお付き合いしたくない!と思うのであれば、その関係を終わりにすればいいだけ。無理にお付き合いする必要はないと思っています。
ただ、短所も含めて好きだと思える人もいるものです。そんな人とよりよいお付き合いを続けたいのであれば、自分自身の考え方を変えるのも一つの方法です。

キリキリ、イライラと生きていくよりは、大らかに笑っていたいもの。
人付き合いとは難しいものですが、ちょっとだけ考え方を変えて、ほんの少し工夫をすればお互いにストレスなく楽しいお付き合いが出来るものです。