早いもので、あっという間に6月です。
これからムシムシとした梅雨を迎え、その先には暑い夏が待っています。
我が家でも温かい飲み物から冷たい飲み物へと移行していますが、私は夏でもなるべく温かい飲み物をとるようにしています。
この歳になると、氷の一杯入った冷たい飲み物をぐびぐびっと飲んだりすると、結構身体が冷えます。
女性はあまり身体を冷やさない方がいいと言われていますので、家族が冷たいものを飲む横でアラフィフ主婦は温かいものを飲んでいます。
さて、私が夏でも美味しくいただいているのが、生の葉を使ったミントティーです。
清涼感たっぷりのミントなので、たとえ夏の暑い日に飲む温かいお茶でもスッキリします。
胃腸にもよろしく、清涼感もあり、まさに中年女が夏に飲むにはうってつけと言えましょう。
ミントの種類
調べてみるとミントの種類はとにかく沢山ありますが、一般的に流通しているものを大きく分けるならばペパーミントかスペアミントでしょう。
この二つのミントは主成分が違っていて、ペパーミントはメンソール、スペアミントはカルボンとリモネンだそう。
カルボン?
リモネン?
あまり耳慣れない成分なので調べてみましたが、化学は苦手です。。。
しかし、リモネンは柑橘系フルーツなどにも含まれている成分だそうなので、スペアミントには柑橘系の成分もあり、お茶にした時には味の違いにも表れる⁉︎
そんな風に解釈いたしました。。。
難しいことは巷のミントエキスパートにお任せするとして、簡単に言えばペパーミントの方がスースーとしたメンソールが強く、スペアミントは少し控えめで柑橘系の香りも期待できるということでしょう!
では、ミントティーにはどちらの葉を使えばいいのか?
これは好みが分かれるところかと思います。私も両方使ってみたことがありますが、スペアミントの方が美味しい!と感じました。
ペパーミントの方がメンソールが強めなので、昨今流行りのミント系のお菓子作りなどにはいいかなと思うのですが、ストレートにお茶として飲む場合、少し苦味を感じたので、個人的にはお茶にする際はクセのないスペアミントが口に合ったということです(スペアミントの方が手に入りやすいということもあり)。
どこで買える?
他のハーブ類と同じように、ミントもスーパーの青果売場に並んでいます。
しかし、問題は分量です。通常は小さなケースや袋に少量といったことがほとんどで、お料理でちょこっと使うのであればそれで十分なのですが、お茶として飲むにはもう少し欲しいところ。
私は普段よく行くスーパーは5〜6軒あるのですが、その中でもミントの大袋を販売しているのは一軒のみで、ミントの種類もスペアミントだけです。
結構ありそうで実は見つけるのが大変だったりします(地域によると思いますが)。
お近くにない場合はネット通販もあります。
継続的に飲むのであれば、ネット通販を利用した方がお得な気がします。
価格
ハーブ類は大量に使用するものでもないので、普段あまり価格を気にせず手に取るのですが、ミントに限ってはまとまった量を使用するので結構高めだなと感じています。
「このミント一掴み、一杯分のミントティーを作るのに300円はする ⁉︎」などと考えると、売り場で思わず腕組み。。。フリーズしてしまったりもします(笑)
ネット通販であれば少しは安いかなと思いましたが、50グラムで ¥1,500〜2,000くらいするようです。
あまりお安くないと言えますが、生の葉っぱを使用して淹れる贅沢感を思えば、そして私の貧弱な胃腸を守ってもらえると思えば、これくらいの投資は致し方なしです。。。
どんな時に飲む?その効能
普段は胃腸をいたわてくれるような感じがするからと常飲しているミントティーですが、実際はどうなのでしょう。ざっと効能を調べてみました。
ペパーミント
胃腸の働きを整える
殺菌効果
乗り物酔い
鎮痛効果
スペアミント
消化促進
殺菌作用
リラックス効果
複数のサイトを巡って調べてみたところ、使用用途には違いあれど、効能としてはどちらも同じような効果が期待できるようです。
私の場合は。。。
風邪をひいたかしら⁉︎ と、思った時
風邪の初期症状があるものの、お薬を飲むほどではないというときは、温かいミントティーを飲んでさっさと寝ます。
ミントティーのおかげか、睡眠をたっぷりとったせいかは不明ですが、翌朝はわりとスッキリします。
脂の多い食事をとった後
食後といえばコーヒーですが、ヘビーな食事をした後にコーヒーを飲むと、胃弱な私などは必ず胃もたれを感じます。
そんな時にミントティーを飲むと、それらの不快感を感じないことが多いのです。
個人差はあると思いますが、私はフレンチやイタリアン、インド料理などのあとは必ずミントティーをオーダーします。
メニューになくても聞けば対応してくれる店は案外多いものです。
ない場合は自宅に帰ってから自分で作って飲んでいます。
ストレスフルな1日の後に
一日中ものすごく忙しかった日、どうにもうまくいかないことばかりだった日、心に影を落とすようなことがあった日、そんな一日の終わりには寝る前にゆっくり自分でミントティーを作り、一杯だけ飲んで寝るようにしています。
ミントティーはリラックス効果もあると言われています。なによりも自分で生の葉っぱからお茶を作り、それを味わうという行為が「私ったら、丁寧な暮らしをしてるわ!」といった自己満足になるのです。
まるで優雅に充実した生活をしていると自分に思い込ませてから寝るという、自己暗示的作法なのであります(笑)
さて、蘊蓄というのか、自己満足な呟きはこれくらいにして、ミントティーの作り方に参ります。
ミントティーの作り方
作り方といってもただお湯に葉っぱを入れるだけ。誰にでも簡単にできてしまいます。この手軽さこそが、私が愛飲する理由でもあるのです。
ただ、私流のこだわりはあったりします。
①まず、お湯を沸騰させます。
②湧いたお湯をティーポットに移し蓋をして5分放置。
③綺麗に洗ってあるミントの葉を投入!
④3分待ったらカップに注いで出来上がりです。
◎ミントの葉をお湯に投入してからあまり時間を置くと、雑味が出て味もフレッシュ感も失われます。
ティーポットに入れた分はなるべく早く飲み干すか、さっさと葉っぱを引き上げるかした方がよいです。
とにかく淹れたてのミントティーは本当に美味しいです!
試してみれば乾燥した茶葉を使用したミントティーとの違いがわかると思うので、是非お試しあれです。
と、そんな意見の一方で、我が家の外国人夫推奨の飲み方があります。
生の葉っぱとお茶として市販されているミントティーをミックスするという飲み方です。
私は生の葉っぱだけの方がスッキリと雑味もなく美味しいのではないかしら?と思うのですが、外国人夫は茶葉を加えることで「コクがでる!」と申しております。
日本茶なら私の方が美味しく淹れられる自信がありますが、ハーブティーとなると幼い頃から常飲してきた相手の方が上手か⁉︎ と、一瞬弱気になるところですが、実際に試してみなければわかりません!
ブレンドミントティー
ということで、用意したのは乾燥したミントティーの茶葉、ちょうどあったのでついでにレモングラスも加えることに。
お湯の温度や淹れ方は変えず(パターンを変えるたびに一番美味しく飲める温度を探すのは時間がかかりますので)ティーポットに全て投入。
実際は透明に近い薄緑できれいなのですが、なんとも写真映えしない色。。。。
さて、肝心のお味の方ですが、はっきり言ってかなり美味しいです。。。
こちらの方が生の葉だけよりも、よりハーブティーとしての美味しさが感じられるような気がしました。
2つを比較すると。。。
それは都会に暮らす美しく洗練されたレディー(ブレンド)と、山々に囲まれた緑の野を駆け回る、強くも純粋な美少女(生の葉)といった違いです。
どちらがいいかは、結局個々の好みによるところでしょう。
ちなみに私は野を駆け回る少女派です!
これから夏にかけて、温かいミントティー以外にも手軽にできる冷たいドリンクもほしいところ。
ちょっと長くなったので別記事にします。