少し前のことになりますが、所用で福島まで行ってきました。
しかし、せっかく遠方まで出向いたというのに、残念ながらのんびり旅行ではなく、かなりのハードスケジュール。。。
普段はなかなかお目にかかれない地方のお菓子を当然楽しみにしていたのですが、それすら吟味する時間がありませんでした。
しかし、これだけは絶対に買って帰りたい!
そう思っていたのが『向山製作所』さんのキャラメル菓子です。
運良く福島駅のS-PAL(エスパル福島)に店舗が入っていたので、幾つか気になったものをお持ち帰りしてきました。
向山製作所
こちらの会社、お名前からしてお菓子屋さんといった感じではありません。それもそのはず、電子部品製造会社なのです。
スイーツ事業部が立ち上げられたのは、2008年の7月。以来、試行錯誤を繰り返しながら、商品を作り出してきたわけですが、お菓子の製造、販売しているのも元電子部品会社の皆さんだというから驚きです。
あの複雑な電子部品に向かっていた人達が、いかにしてあのような美味しいキャラメルを作ることができるの⁉️
そんな驚きと共に、物づくりというのは、物は変われるど、共通する何かがあるのかなと思いました。
しかし。。。
こんなに美味しいものが作れるということは、きっと沢山の美味しいものを味わってきた人達に違いありません!
これは確かなことです!美味しいものを知らない人に、美味しいものは作れませんもの!
そんな食体験は一体どこで得られたものなのでしょう?
とても興味を惹かれます。。。
生キャラメル
新鮮な牛乳と生クリームを使用して作られたキャラメルは完全無添加で、一つ一つ手作りされているといいます。
一口食べれば、わかります。
余計なものを一切加えず、ミルクの風味とテイストが凝縮されたまろやかなお味。
もう一つ、もう一つとついつい手が伸びます。。。
キラリと光る琥珀色はべっこう飴のようにカリッとしています。柔らかいキャラメルと歯応えのある飴、なかなか美味しいアイデアです!
生キャラメルソースプリン(クラシック)
プリンは家庭で作ったデコボコで素朴な昭和プリンが好みの私ですが、子供達が好きなので、こちらもお持ち帰りしてみました。
カラメルではなく、キャラメルソースで頂くプリンとはどんなものかと。。。
キャラメルソースはこのように小さな容器入りで別添えになっています。
プリンと一緒にこのキャラメルソースも冷蔵庫に入れておいたら、少し固まっていました。
少し常温で置いておいたところ、トロリとしたテクスチャーに戻りました。
プリンはトロリとした柔らかめで、奇をてらったところのない自然なお味。ちょっとほろ苦さの感じられる香ばしいキャラメルソースが主役といったプリンで、とても美味しく頂きました。
ちゃんと家族の分も買ってきましたよ。
塩キャラメルポップコーン
今回は「塩キャラメル」を選んでみましたが、ポップコーンもキャラメルをベースに様々なフレーバーがあります。
「塩キャラメル」という名前に違わず、かなり強く塩がきいています。
ほろ苦くも濃厚なキャラメルの味をより引き立て、後を引く美味しさです。
私はよく映画館でキャラメルポップコーンを食べますが、あの軽さとは対極にあるような、どっしりとしたキャメルの絡んだポップコーンです。
とっても美味しくて、あっという間に食べてしまいました。他にもたくさんの種類があるので、次回は数種類お試ししたいと思いました!
キャラメルクリーム クラシック
名前の通り、キャラメルをペースト状にしたクリームです。
我が家の面々はクッキーやパンに塗って食べていますが、私はストレートでいきます!
スプーンで山盛りすくって、お口に含むと、まろやかな甘さと共に濃厚なキャラメルの風味がぽわ〜んと広がります。
私が最近ハマって作っているドゥルセデレチェと見た目は似ているのですが、お味は全く違います。ガンガンと甘さを主張してくるそれに比べ、このキャラメルクリームはとても優しい甘さです。
福島駅 エスパル福島
こちらでは、他にも幾つかのお菓子を取り扱っていました。
生キャラメルも今回は初のお味見だったのでプレーンなものを選んでみましたが、色々なフレーバーが揃っていました。
一つ買い忘れてしまったのが、バターサンド。。。バターサンド大好きなので、頭にはあったのですが、あれこれと目移りしていた上に、時間も迫っていて焦ってお買い物したため買い忘れてしまったようです。
買ったつもりが東京へ戻ってから気づきました(涙)
しかし、今回こちらのお菓子を頂いてみて、どれ一つとしてハズレはありませんでした。
次にいつ東北へ行くか未定ですが、今度は完全プライベートなひとり旅で行きたいですね。
その際には、思う存分お菓子ハンティングがしたい!
もちろん向山製作所さんのお菓子はその筆頭にあげたいと思っています!