今日は大寒です。一年で最も寒さが厳しくなる頃ですが、本当に最近は朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
緊急事態宣言中ではありますが、スーパーへお買い物に行くくらいは、運動がてら外出した方がいいのでは?と思いつつ、あまり寒いとついつい億劫になってしまいます。
しかし、今朝はチューリップの球根が芽を出しているのを発見しました。数ヶ月前に埋めておいたものですが、こんなに寒いのに、もう頑張って出てきたのだなと思うと、私も元気を出さなければ!と、明るい気持ちになりました。
何色のチューリップが咲くのか、春が待ち遠しいです。
では、本日のお菓子と参ります。
京和菓子の『鼓月』さんが新業態の洋菓子店としてオープンした『KINEEL』さんの、ちょっと変わったフィナンシェ。
「キニール」かと思いきや、この店名は「気に入る」という言葉からきているそう。日本語だったのですね。
とても綺麗な発色の真っ赤なBOX。
こちらには2種類のフィナンシェが各6個ずつ、計12個入っています。
12個入り ¥2,484(税込)
anフィナンシェ(花)
芳醇なバターの風味が楽しめる生地は、一般的なフィナンシェに比べて柔らかく、とてもしっとりとしています。
ピンクのお花はこなしと、和菓子ならでは。「春」は花ですが、これは季節ごとに図柄が変わります。
写真だとちょっとわかりづらいですが、中の餡子は大納言小豆が使用されています。
小豆の風味がバターに負けていません。
さすが和菓子店発のお店です。餡子使いが上手です。
抹茶anフィナンシェ
封を開けると、抹茶のよい香り。。。
こちらの生地もバターの風味たっぷりですが、あとから抹茶の苦味がのぼってきて、後味も抹茶です。
全体的に濃厚な味わいで、とっても美味。
和菓子屋さんの作る洋菓子ってどんなもの?と、興味を持っていましたが、洋菓子とも和菓子とも取れる、二つの顔を持った個性派で、両方のよいところを持ち寄った、とっても贅沢なお味でした。
店舗は、京都の他に昨年には横浜高島屋さんにも常設店舗ができました。
今回のお菓子も、昨年娘が横浜へ行った際に買ってきてくれたものです。
店舗は少ないですが、オンラインショップもあるので、比較的手に入りやすいのが嬉しいところ。
『KINEEL』さんでは、他にもクリームの入ったハート型のラングドシャやガトーなど、美味しそうなお菓子があります。