今日の東京は午後から雪が降り始めましたが、その前に日本橋三越へ和菓子を買いに行ってきました。ついでに『あんこ博覧会』ものぞいてくることができ、楽しい一日でした。
そちらのお菓子については、後日ゆっくりと。
今日は、昨日に引き続き、赤坂の『御菓子司 塩野』さんのお菓子です。
美味しそうな生菓子が並んでいるのを見ると、あれもこれも食べたくなりますが、胃袋の大きさを考えると控えめにすべきか。。。
いつも葛藤するところです(笑)
「大福の日」だからと、お大福さんをお目当てに暖簾をくぐった『塩野』さんでしたが、翌日(今日2月10日)はちょうど『初午』。
珍しいお菓子に出会い、やっぱり生菓子にも手が出てしまいました。
初午(はつうま)
1個 ¥600(税込)
「初午」とは、2月最初の午の日に(今日2月10日がその日です)、全国の稲荷神社で行われる祭事のことです。
店頭にあった説明によりますと、
「全国の稲荷神社のお祭
本社である伏見稲荷大社のご祭神が降臨したのが、
この日だと言われています」
そんな説明と共に、「商売繁昌」「立身出世」という、言葉が添えられています。
縁起物のお菓子には目がありません(笑)
紅白をねじり合わせた鮮やかなこなしで、丹羽大納言鹿の子とこし餡を包んでいます。
白狐さまの凛々しい横顔。
面の下には大きな粒の丹羽大納言鹿の子。ふっくらとしていて素晴らしい味わい。
普通なら半分にカットして、断面が見てみたいところですが、神様なのでそのままいただきました(笑)
毎年というわけではないようなので、意図せず出会えてラッキーでした。
縁起物のお菓子は気分が上がります。
やっぱり今年は良い年です。
東風(こち)
1個 ¥450(税込)
こなし製、黄味餡入り。
薄ピンクと黄色のコントラストが美しい。
黄味餡の美味しさがたまりません。
ふきのとう
1個 ¥450(税込)
黄味煉切製、こし餡。
ふきのとう、うまく再現されていて、とても素敵。味わいもすっきりとやさしい。
中もすごく綺麗なお作りです。
『塩野』さんでは、これまでほとんどこのような生菓子を買うことはありませんでしたが、『初午』をきっかけに開眼。
本当に美しい、なによりも美味しくて、季節ごとに色々なお菓子を味わってみたいと思いました。
お菓子のお味はもちろん、トータルで本当によいお店です。