先月、京都へ行った際に、いつものように四条の高島屋さんをのぞいてきました。
こちらは和菓子充実のデパ地下で、東京ではなかなか手に入らない和菓子が並んでいたりととても楽しい場所なのです。
ただ消費期限と胃袋の大きさの関係もあるので、あれこれ一度にというわけには行きません。
この日は比較的消費期限の長いお菓子狙いだったので、かねてから気になっていた『とらや』さん京都限定のお菓子をお持ち帰りしてきました。
平安遷都1200年にちなみ作られた、京都地区限定のお菓子です。
「雲の居る所の如くはるか遠く」というくらいに手の届かない「雲居」と称される御所。
意匠はその周りをかつては行き交っていた御所車だといいます。
京都らしくなんとも風流なイメージを持たせるお菓子です。
桃山 雲居のみち
1個 ¥216(税込)
消費期限 製造から21日
御所車の車輪をそのまま模ったような繊細な形をした桃山。
しっとりとお口の中でほろりとほどけます。
あんこはこし餡と白餡を合わせ、マーブル状になっています。
このあんがとても美味しい。小豆の風味がなんとも上品に香り、お口の中に余韻を残していきます。
桃山 抹茶餡入 雲居のみち
1個 ¥216(税込)
消費期限 製造から21日
サラサラとした絹のような舌触りの抹茶餡。茶の香がふんわりと広がります。
わずかに茶の苦味も感じられ、こし餡とはまた違った美味しさ。
『とらや』さんの桃山はすごく好きなので、京都限定のこちらをお味見でき大満足。また京都を訪れた際にはお持ち帰りしたいお菓子です。