前回に引き続き、日本橋高島屋さんの『銘菓百選』で見つけたお菓子で、今回もまた東京のお店です。
揚最中で知られる駒込の『菓子司 中里』さん。
ホームページによりますと明治6年に日本橋で創業、大正12年に現在の駒込(北区中里)へ移転したとのことです。
本店の駒込のほか、東京駅にある大丸百貨店にも店舗があります。
なかなか駒込方面へ出向くこともないので、旅の帰りになど大丸に寄ってみるのですが、時間が遅いせいでいつも売り切れ。。。
しばらくご無沙汰していましたが、日本橋高島屋さんの『銘菓百選』にも出ていました。
日本橋高島屋さんでは、毎週火曜日に入荷されます。
(2023年6月現在)
揚最中、南蛮焼 詰め合わせ
1箱 ¥869(税込)
揚最中2個、南蛮焼2個の少量詰め合わせになっています。
一人で美味しいお菓子を楽しみたいという時など、この少量詰め合わせなら気軽にお持ち帰りできますね。
揚最中
『中里』さんの看板菓子といえば、やはりこの揚最中でしょう。
ごま油で揚げた最中の皮で小倉あんを包み、焼き塩でアクセントをつけた、この店の看板商品。
パリッとした最中種から香るごま油の食欲をそそる風味、表面には伊豆大島産の焼き塩がふられています。
あんこはねっとりと重たい粒あんで、しっかりとした甘さ。
最中種の塩気がアクセントになり、あんこの美味しさを引き立てています。
このお菓子はやはり唯一無比といってもいいでしょう。『中里』さんだからこそ味わえる一品ですね!
南蛮焼
揚最中が有名ですが、こちらも是非お試ししていただきたいお菓子です。
ぽってりと厚い生地はしっとりふわっとした食感の黒糖風味。
しっとりゆるめの粒あんがたっぷりとサンドされています。
このあんこが濃厚で、黒糖風味の生地に負けておらず、一体となるとかなりどっしりとした味わいになります。
食べ応え満点です。
『中里』さんではもう一品、「ぶどう餅」というお菓子があるのですが、未だにそちらはお試しをしたことがありません。
そちらもまた一度は味わってみたいお菓子です。