今日は暖かい一日でした。最近はお天気がいいとぶらぶらとお散歩がてら近隣のお菓子屋さん巡りをしたりと、なるべくコロナを避けながら、これまでのように甘いものライフを満喫しています。
ストレスは免疫力を下げると言われているので、自分の好きなものを楽しむのも大切なことです。こんな時だからこそ、いつもと同じように落ち着いて生活したいものです。
このお菓子は先月の終わりにデパ地下で調達したものです。
駒込に昔からある『御菓子司 中里』さんのお菓子です。
『中里』さんといえば、まず思い浮かべるのが『揚最中』ではないでしょうか。
『揚最中』もその食感や味わいがクセになる、なかなか個性的なお菓子ですが、私の一推しは『南蛮焼』です。
一見するとどら焼きのようですが、どら焼とは全くお味が違います。
私は普段、あまりどら焼きには手が出ないので、このようなお菓子は手に取ることは滅多にないのですが、初めてこの分厚い皮の気泡、そこからのぞく餡子を見た時、これは美味しいに違いない!と確信したのです。
もう餡子を見ただけで、自分の好みのお菓子かどうかわかるんです!餡子アンテナが作動しますので(笑)
南蛮焼 おぐら
大きさは普通のどら焼きよりも一回り小さいくらいですが、なんといってもぽってりとした厚みがあります。
卵が使われていない皮はもっちりとした食感で、小麦粉と黒糖の美味しさがしっかりと楽しめます。
そんな皮にサンドされているのは、たっぷりのコクある粒餡。これが黒糖の風味と相まって、なんとも美味。
季節限定で「うぐいす餡」の南蛮焼もあるのですが、なかなか駒込へ行く機会もなく、いまだにお目にかかったことがありません。
普段は東京駅の大丸さん、また新宿の高島屋さんなどで見つけた時に買うことが多いので、そのせいもありますが。。。
それでも、ご縁があればいつかきっと出会えるはずと、気長にその機会を待っています。