赤坂は有名な洋菓子店、和菓子店があるスイーツ好きにとっては、とても楽しい街です。
ゆえに、さて今日はどちらのお店のお菓子にしようかしら?と、いつも迷ってしまいます。
先日は久しぶりに『御菓子司 塩野』さんへ行ってまいりました。
8月も半ばを過ぎていたので、こちらの葛焼きをお試ししたく、終わってしまう前にと足を運びました。
訪れたのは午前中だったので、店頭にはいつものように生菓子が並んでいましたが、この日は葛焼きオンリーで。
塩野さんの葛焼は水仙タイプの「白葛」だけかと思っていましたが、そちらは6月の販売で7月は「黒久寿」、そして8月は「葛羊羹製」と3種の葛焼が月替わりで登場します。
訪問が8月中旬ということで、葛羊羹製の葛焼をお持ち帰りしてきました。
葛焼
1個 ¥500(税込)
消費期限 翌日まで
8月は小豆のこしあんを使った葛羊羹製で、こちらは8月末までの販売です。
口にすると、表面に薄っすらと刷かれ、焼き付けられた粉の香ばしい香りがほんのり香ります。
これまでいただいたどの葛焼きよりも、しっとりとやわらか。
歯切れもよく、葛の風味を引き立てる上品な甘さが広がります。
とても美味しかったので、来年は3種類すべての葛焼も味わってみるつもりです。
東京で生まれ育ったため、葛焼きは馴染みのないお菓子でしたが、いざいただいてみたところ、その美味しさにすっかり魅せられてしまいました。
同じ葛焼きでもそのお店によって味わいは様々。その姿から食感、風味まで違うのも楽しく、もっとお試ししたいと思うのですが、夏だけのお菓子なのが残念です。。。
京都へ出向けば美味しい葛焼きを存分に楽しめそうですが、夏の京都は暑そうで腰が引けます(笑)
外国人観光客でごった返した真夏の京都。。。ちょっと無理そうなので、来年も東京で楽しむことになりそうです。
ところで、『塩野』さんの包装紙。和の雰囲気のようでいて、とってもアートで素敵です。
和菓子、洋菓子問わず、お菓子のお味はもちろんですが、包装紙やお箱のデザインもそのお店によって違うので見る楽しみがあります。
www.hw-frankie.com
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