お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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カレーライスを食べながら、若きサラリーマンのランチについて思うこと。

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 少し前に神保町のボンディでカレーを食べたお話を書きましたが、カレー以上に気になったことがありました。

それは、サラリーマンのランチ事情です。

ランチを楽しむ生き物である専業主婦にとって、世の中のランチ事情には興味津津です。

それがたとえ、見ず知らずの若きサラリーマンだとしてもです。一度気になりだすとなかなか頭から離れません。(どれだけ暇なのかしら。。。)

さて、そんなサラリーマンのランチ@ボンディですが、ボンディのカレーはビーフカレー、チキンカレー、ポークカレーなどメインラインのお値段は1480円と、カレーにしてはなかなか気張ったお値段です。

ビーフカレーなどはビーフもゴロゴロとふんだんにはいっていますし、あれだけのカレーを作るにはかなり手の込んだ工程があるのだろうと、日々飯炊きをしている私にも想像できます。その上での価格設定だと考えると、妥当だわ!と思うのですが、これがただシンプルに『カレーライスのランチ』とイメージすると、ランチをする生き物である専業主婦でさえ、カレーライス一杯にじゃがいも2個で1480円はひょ〜と唸る値段です。

カレーの値段はさておき、私が驚いたのはこの値段のランチを沢山の若いサラリーマンやOL達が食べにきているということです。

よくテレビなんかを見ていると、新橋あたりの街頭インタビューで
「ランチ代? マックでバーガーとコーヒー」
「コンビニ弁当だね〜」
「1日500円っすね」
つまり、「ワンコインしか遣わねーよ」なんて言っているではありませんか⁉︎
あれを真に受けていた私は、若きサラリーマンはランチにお金を遣わない生き物だと思っていたのです。
それがこんな3倍もするような高いカレーを!しかも大盛りとかにしてるし⁉︎
(今って景気が悪いんじゃなくって? )
長らく専業主婦の私には景気がいいんだか悪いんだか、あまり実感はありません。それでも新橋のサラリーマン達が言ってるのだから、そうなのだろうと信じていたのです。

(あっ!わかったわ。きっと花の独身生活なのね。1480円のカレーを食べる人とは、自分の給料はすべて自分で遣える人達なんだわ)

そう自分の中で結論を出した次の瞬間、横に座る若きリーマンの薬指に結婚指輪がはめられているのがチラリと目に留まったのです。
(えっ、結婚してるわ。。。あっ、きっと子供とかいなくてDINKSってやつなのね!)
と、新たな答えを導き出した途端、さらなる会話が耳に入ってきました。
なんと子供の話なんぞをしているではありませんか⁉︎
(えっ!子供いるんじゃないのよ‼︎ 子供はお金がかかるのよ。塾代だって習い事だってあるんだから、これからなのよ!いまが溜めどきなのよ!)
と、心の中で混乱する私。

これって、どういうことなの⁉︎ 

(妻には生活費を最小限しか渡さずギリギリまで節約をさせて、自分の小遣いにばかりにしているようなケチンボ男なのかしら?)
(ただ単にランチ代如きに頓着するほど金には困ってないぜ!って若き高給取りーマン?)
(月に一度の楽しみ!って人とたまたま私が居合わせただけなの⁉︎)

んん〜。。。
(実は新橋で街頭インタビューに答えているサラリーマン達が、妻の目を欺くために大袈裟にそう言っていただけ?)
数々の?????が頭の中で飛び交ったのでした。
まさか直接聞くわけにもいかないので、この問題は解決することなく、いまだモヤモヤを残したままです。
誰がどんなお金の遣い方をしようがまったくもって余計なお世話ですが、日々テレビやネットから流れてくるニュースと現実には違いがあるようです。

垂れ流される情報を決して鵜呑みにしたくないと思っている天邪鬼な私も、結局はメディアに洗脳されていたということなのでしょうか。
こうして知らない誰かの動向を見ていると、新橋でインタビューに答えていたサラリーマン達がすべてを語っているわけではないことがわかります。

社会の動きを判断するには、自分がその目で見て確かめる必要がありそうです。
勉強になります。。。

専業主婦ランチの実態にはかなり詳しい私も、若きサラリーマン分野には当然明るくありません。食べることしか楽しみのない中年専業主婦ならいざ知らず、若きサラリーマンもランチにはお金を遣っていることは新たな発見でした。

 まぁ、年齢に限らず美味しいものが食べたいという思いは同じでしょうけれど。。。

ただ思うことは、普段一生懸命働いているお父さん達、過労とメタボには気をつけて美味しいものを楽しんで欲しいということです。それくらいの楽しみがなくては、生きている張り合いがないですものね。

サラリーマンに限らず老いも若きも私も、誰もが好きなものを好きなだけ食べられるくらいに、潤った社会になればいいなぁ。。。と願わずにはいられません。