専業主婦という生き物

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賃貸か持ち家か? 都心暮らしではどちらが得か、マンション更新を機に考えてみた。

先日、現在住んでいる賃貸マンションの更新がありました。

賃貸派を自称する私ですが、年齢とともに先のことも考えるようになり、このまま賃貸住宅で暮らすのか、または戸建なりマンションなりを購入するか。。。一体どちらがお得であるのか真剣に考えたのです。。。



住む場所を決めるというのはなかなか難しいことです。人の生活や考え方は年齢やその時の状況で変わります。
とはいえ、私のような専業主婦なら正直どこでもいいわぁ〜といったところなのですが。。。
しかし、家族のことを思えば、様々なことを考慮しなければなりませんから、決断は難しくなるのです。

ここ10年くらいは毎回更新のたびにどうしたものかと頭を悩ませている状態です。

東京の賃貸住宅事情

2年おきにやってくるこの更新。他府県はどうかわかりませんが、東京の賃貸住宅では通常2年に一度、契約更新をしなければなりません。この更新に際し、通常1ヶ月分の家賃を更新手数料として支払い、保証会社への保証料、そして火災保険等の再加入も同時におこなわれます。

家賃の1ヶ月分と言えば、何十万にも上る結構な額です。加えてその月の家賃も同時に支払うことになるので、2ヶ月分の家賃相当のお金が一気に出ていくことになります。また、今は保証会社を通さないと賃貸契約を結べない物件も増えているので、家賃満額とはいかないまでも保証会社への支払いも発生します。

2年というのは長いようであっという間です。その度に賃貸料の2ヶ月分以上に相当するお金を支払い続けるのは、なんとなく無駄なお金を払っているような気になったりもします。
我が家の外国人夫などはいまだにこのシステムに納得がいかず、更新時期が来るたびにブツブツと異論を唱えています。

さりとて更新をせずに引越しをするとなると、またそれ以上のお金がかかってくることになります。近年は少し事情も変わってきたようですが、引っ越しにお金がかかるのは「礼金・敷金」のシステムがあるせいです。

敷金に関しては借りた側の過失によって生じた修繕費、また万が一家賃の滞納などがあった場合の預かり金ということで、退去時に問題がなければ返還してもらえるお金ですが、礼金は違います。読んで字のごとく部屋を貸していただく「お礼」として差し上げるものなので返ってはきません。

10年くらい前までは「礼金2、敷金2」という、物件が圧倒的に多かったものですが、最近では礼金、敷金それぞれ1ヶ月、また礼金は不要といった物件も目につくようになってきました。
ただ、この礼金不要の物件は家賃自体が相場より高く設定されていることが多いそうなので、2年間の総額から考えれば実質は変わりないということになりそうです。

礼金・敷金以外にも、不動産屋へ支払う仲介手数料、前家賃、火災保険、保証会社などを合計すると、最大で家賃の7ヶ月分ものお金を支払うことになります。加えて引越業者への支払いや新しい部屋に合った家具の買い替えなど、決して少なくないお金が出ていくことになるのです。

更新するにしろ、引越しをするにしろ、どのみちお金はかかるということです。

そこで必ず出てくるのが「家かマンションでも買っちゃう?」という議論です。




買うが得か、借りるが得か。。。

我が家は私が引越し好きだったせいで、子供達が幼い頃は2年に一度は引越しをしていました。しかし子供達が大きくなると、学校の問題などもあるためそうそう環境を変えるわけにもいきません。
しかも教育費もかさんでくるようになり、引越しで浪費している場合ではないと、ここ数年は同じマンションにとどまっています。

しかし、更新時期がくるたびに家族で話し合いが行われています。

「家を買うか」

「更新するか」

「引っ越すか」

チョイスは三つ。

私は若い頃から家を買いたいと思ったことは一度もありません。一つの場所にずっと住むのはなんだか窮屈で退屈な感じがするからです。賃貸であれば飽きたり不都合を感じたらすぐに自由に動けます。そんな風に身軽でいたいと思うのは今も変わりません。

それともう一つ。日本の不動産は一度住むと「中古」になり、資産価値は上がることがないからです。父が亡くなった際に父名義の不動産をいくつか処分しましたが、中古物件はしっかりメンテナンスされていたにも関わらず、驚くほど安い価格で売却することになりました。
一方、知人がアメリカで比較的安い家を購入し、リフォームをして売り出したところ、「買った時より何千万も高く売れたわ」なんて話を聞いてしまうと、日本で家を買うメリットってあるのかしら?と思ってしまうのです。

もちろん、たとえ価値が下がったとしても、ローンの支払いも終わり、住む場所が確保されているというのは非常に安心感があるでしょう。そう考えれば家を買うのも無駄ではないと思えます。しかし、それは一生住み続けられるというのが前提です。
私の兄弟は30年前に都内某所に戸建てを購入しました。すでにローンも完済してあるので悠々自適かと思いきや、最近買い替えを検討しているといいます。家も30年経てば古くなります。修繕費もかかる上、地震などが発生した際のリスクなども考慮すると、新しいマンションにでも買い替えたほうがいいのではと考えたそうです。

終の住処を確保してもそれで安心というわけではないと考えると、ますます「買う」という選択を躊躇してしまいます。そもそも私は何十年も先の人生設計などできません。思い通りにいかないのが人生であるなら、いまをどう生きるかの方が大切だと考えているので。。。

私がいつもそんなことばかり言っているので、反面教師なのか子供達は安定を望んでいるようです。
今回も「どうするの?いい加減買った方が得なんじゃないの?」などと簡単にいいます。

住む場所を選ぶ難しさ

家を買うのはコンビニでお菓子を買うのとは違います。高いお金を出して買ったところ失敗した!と思っても、では買い替えましょうか?とは簡単にはいきません。
買う前はいい所だと思ったけれど、実際に暮らし始めてみたら住みずらかった。。。
隣人など近所の人との折り合いが悪くトラブルを抱えることになってしまった。。。
経済状況が変わり、ローン返済がきつくなった。。。
そんな話もよく聞きます。

そんな心配ばかりしていたら家なんか買えないわよ!という声が聞こえてきそうですが、リスクが少しでもあるならよく考えなければ後悔することになります。リスクを取ってでも買う価値のある家なのか、現在の状況でそんなリスクに耐えうるのか、そもそも本当に必要なのか、などなど。

実際に「では、買いましょう」となった時も、どこの土地に購入するかも問題になってきます。現在我が家が住んでいるエリアは都心部の非常に便利な場所です。家賃も高額な代わりにどこへ行くにも時間もお金もかけずに行ける場所です。ここで家族4人が住める家を買うとなると億単位のお金が必要になります。そんな高額ローンを抱える気はさらさらないので、家を買うとなれば当然別の土地を探すことになります。

夫の職場や子供の学校も現在の住居からはすぐ近くです。私は昔から通勤や通学に時間をかけるくらいなら、その分高い家賃を出してでも近くに住むようにしてきました。長い時間混んだ電車に揺られることのストレスも嫌ですし、時間を無駄にしているような気にもなるからです。移動時間や労力はないに越したことはないと思っているので、時間とストレスフリーな環境をお金で買っていると思って都心暮らしを選んできました。
私が賃貸住宅派なのはそれも大きな理由の一つです。

この点は「家を買いたい派」の子供達も同意するところです。もし家を買うとしたら、通学に1時間はかかるかし、朝も早起きしなくちゃダメだし、遊びに行くのも時間がかかるわね。と、そんな一言で買いたい欲求は急速にしぼんでいきます(笑)

一方、外国人夫はといえば、ローンに縛られる生活は考えられない!どうせ買うなら資産価値のでる海外で買いたい。と、常に日本で家を購入することには消極的です。しかし、賃貸に伴う礼金や更新料は払いたくないし。。。といった感じです。

どちらがお得かと考えると、ますますわからなくなります。

ここで賃貸と持ち家、どちらが我が家にとってお得なのかを整理してみました。




持ち家のメリット

①安心感

やはり一番は老後の安心感でしょう。どこの家主さんに聞いても、ほとんどの方がお年寄りには部屋を貸すのは不安だと言います。たとえきちんとした保証人がいて、年金も受給し、潤沢な資産を持ったお年寄りの場合でも、火の元の始末や突然の病気など若い人に比べるとリスクが高いからです。自分の家さえあれば、人様から借りる必要もないので安心です。

②月々の支払いが楽

家賃を払うよりも月々のローン返済の方が楽であることが多いと言われています。これは住んでいる場所や返済額にもよると思いますが、家賃の高いエリアに住んでいる場合は月々の支払額はローンの方が楽と言えそうです。

③家を自由に改装できる

賃貸住宅の場合は絵を飾るためのフックをつけるだけでも壁に穴を開けてしまうことになるので躊躇してしまいます。その点持ち家であるならどこに穴を開けようが壁をぶち抜こうが自由にできます。

④ペットが買いやすい

賃貸の場合はペットが飼える物件ばかりではありません。ペット可の物件であったとしてもペットの大きさが限られていたりすることもあります。
スペースや鳴き声、臭いなど、ペットは色々な問題があります。持ち家であっても何かしらの問題を抱える可能性はありますが、賃貸よりは多少の自由はきくのでは?と想像しますが、どうなのでしょう。。。

賃貸のメリット

①簡単に住み替えられる

住んでみたら不便だった、部屋が使いづらかった、隣人が最悪だった、勤務先や学校が変わった、子供が増えた、独立したなど、その時々のライフスタイルに合わせて気楽に引越しができる。

②ローンを抱えていない気楽さ

経済状況や生活が変わってローンの返済が大変になっても、突然オフすることはできません。しかし賃貸であればもっと安い場所へ引っ越せば済みます。生活をリセットしやすいというのは大きな利点です。

③災害によるリスクがない

地震など災害発生による被害で住めなくなった場合、修繕費や二重ローンを抱えるなどのリスクがない。

④住みたい場所を選びやすい

高額で購入できないような好立地のエリアに住むことができる。

我が家の決断

結論から言えば、今回もまた現在の賃貸に留まることにしました。

途中、引っ越しも考慮に入れ、近隣の賃貸物件なども調べてみましたが、今よりも好条件の物件を見つけるのは不可能であると判断して却下。

買うことも、都心から外れるのも言語道断とばかりに、都心暮らしに慣れた外国人夫が激しく猛反発。。。
職場や遊び場、友人が沢山いる場所からは動きたくないと言います。

子供達も遊びにいく都合から、この利便性は捨てがたい!と、引っ越しはしたいけれど、このエリアからは出たくないと言います。

私はといえば、引っ越しの虫が疼いているので、あわよくば更新は避けたいなと考えていましたが、所詮は専業主婦なのでどこへ行っても生活は変わりません。
となると、やはり家族の都合を考えてとなります。

結局のところ、メリットがいくつあるからいい、デメリットがいくつあるからダメということではなく、その人や家庭によって何を一番重要視するかを基準にするしかないようです。。。

その家庭によって家族構成も生活スタイルも全く違います。全ての家庭に同じようなメリットやデメリットが当てはまるわけではありません。
どちらを選ぶかは、その人の価値観によりけりと言えましょう。

現在の生活に照らし合わせた時、どちらを選択した方がより快適に幸せに暮らせるか、それが一番大切なことなのです。

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