専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

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専業主婦であることのリスクは経済的なことよりも、その弱気なメンタリティーが問題なのです。

そろそろまた何らかの形でお仕事をしようと画策中の専業主婦ですが、相変わらず世間では専業主婦でいることがいかにリスキーであるかが語られ、その度にモヤモヤ。。。
せっかくお仕事をしようかと思っても、そんな話を目に耳にすると、リスクがあるから働くのではない!と言いたくなるのです。

このブログにもいつも書いているように、私は専業主婦でいることを推奨しているわけではありません。
女性であれ母であれ、仕事がしたいならどんどんすればいいと思っていますし、お金が必要ならばガンガン働いて稼ぐのもまたよし、生き甲斐が欲しいでも、社会との繋がりを持ちたいでも、とにかくどんな理由であれ、自分の思う通りに生きるべきという考えです。

一方、それとは逆に仕事をするよりも家事、育児に注力したいという人もいます。
つまり専業主婦ということですが、もしもそんな生き方を望み、環境的に可能であるなら、またそれもよしと思っています。





「専業主婦家庭の大半は破綻する」

「専業主婦の未来は貧困」

最近もそんなネット記事を目にしました。
このように世間からはさまざまな怖〜い言葉が常に耳に入ってきますが、自分がしっかりと考えているのなら、そんな外野の声など気にする必要はありません。

専業主婦は無力なのか?

そもそも専業主婦がリスキーであると言われるのは、経済的な面においてですが、私はむしろメンタリティーの方が問題であると思っています。

夫の収入のみに頼っているため、夫が働けなくなったとき、また離婚した時には目も当てられない事態になるわよ!ということですが、そもそもそんな危機的状況に至っても専業主婦はなにも出来ないと思われているのでしょうか?

健康でさえいれば、専業主婦だって働いて小金を稼ぐことはできるはずです。
ただ、それまでの生活水準を求めては無理でしょうが、とにかく屋根のあるところで寝て、慎ましいながらも毎日毎日ご飯が食べられる。そんな最低限の生活であれば出来ないことはないと思っています。

仕事にしてももちろん希望通りにはいきません。やりたい仕事、できる仕事、稼げる仕事などは必ずしも一致するわけではないからです。ましてや長年のブランクありきの中年女には美味しい仕事などないと思った方がいいでしょう。
しかし、目的を「生活費を稼ぐため」と一つに絞り込み、他のことは全て妥協すれば生きていくことはできます。

しかし、それを「不可能」と思っている専業主婦も少なくありません。

今の生活を変えたくはない。
どうせ一人で生活できるわけがない。
夫がいないと不安。
小さな子供を抱えていては絶対に無理。

そんな理由で望まない地獄のような結婚生活を続けている専業主婦は私の周りにもいます。

確かに幼い子供を抱えた人などは大変な苦労を強いられることになるのは想像できます。
しかし、世の中にはシングルマザーとして立派に子供を育てている人もたくさんいます。
文字通り寝る間も惜しんで働き、子供との生活を支えているのです。

つまり、あらゆる理由を並べて専業主婦が自立するのは無理だと考えている人は、世間から指摘されているように、自立心がないということなのです。

夫が働けなくなったとき、寝る間も惜しんで働き、今度は私が夫に変わって生活を支える!という覚悟、また、離婚されて支えを失ったとき、自分一人の力で生きていこう、子供を育てていこうという気概。
そんな気持ちが最初からないというメンタリティーこそが問題であるのです。

そのような気持ちがなく専業主婦を続けているのであれば、確かにリスキーと言えましょう。
むしろ、いざという時に自立する自信のない人こそ、専業主婦などやめて今すぐ働くべきだと思っています。

万が一を考えシュミレーション

私も長年専業主婦として生活してきましたが、常に万が一の事態は考えています。
なんせ夫はよそ者の外国人。これまでも安定とは無縁の生活をしてきたので。。。
いざとなったら、日本人の私がどうにかしなければ!と、常に気持ちはラスボスで過ごしています(笑)

そのためには、実際万が一の事態になったとき、どのようにすればいいのか、ある程度想定しておくことは大切です。
私も売ってお金になるものリストは常に頭の中にありますし、生活レベルをどの程度落とせば夫の稼ぎなしに生活できるのか、自分がどれくらい稼ぐことができるのか、どこに住み、どんな暮らし方をすれば、家族4人がやっていけるのか。
そんなシュミレーションは家計簿の年間集計を出すたびにしています。
私のみならず、ほとんどの専業主婦はただボーッと生きているわけではないのです。

そんなことは実際にそうなってみないとわからない!そんな意見もあろうかと思いますが、まさにやってみなければわからないのです。
最初から専業主婦はなにもできない人間だという前提で語られているようですが、たとえ何十年専業主婦をやっていようが、専業主婦とてその気になれば、自立することはできるのです。

実際に友人知人を見渡してみても、離婚などで専業主婦から自立した人は何人もいます。
「本当にどうなるかと不安はあったけど、なんとかなるもんね!」

そう言って、ダブルワークもものともせず、生き生きと生活しています。
もちろん以前のような裕福な暮らしはできませんが、生きるということはお金が全てではないのです。





お金に執着しない

生きるためにはお金が必要です。それは当然のことで、誰でもないよりはある方がいいに決まっています。
しかし、「お金!お金!」と貯蓄することばかり、老後の心配ばかりではなんのために「今」を生きているのかわかりません。

そもそも、なんでもかんでも所有しようというバブル思考を捨てるべきなのです。
我々の年代はバブルの恩恵を受けてきましたが、時代は変わりました。
今は、持たない暮らしというものが注目を浴びています。
「断捨離」「シェア」「ミニマルライフ」など、かつてのなんでもかんでも所有しようというバブル思考とは真逆の考えが主流になっています。

私もすっかり物欲はなくなり、不動産も車も贅沢品も、何にも欲しいと思わなくなりました。
現在住んでいるのも賃貸住宅、車も10年以上前に手放し、かつて使用していたブランド品なども処分するか、娘にあげてしまいました。
バッグなどと違って、若い頃に購入した不動産などは簡単にあげたりもできないので放置していますが、それらも時期を見て処分しようと考えています。

住む家も毎月の家賃よりは購入した方がいいかも?と思うことはありますが、一度ローンを抱えてしまっては、万が一の時になかなかリセットするのも大変です。
しかし、賃貸ならいまのお家賃が払らえなくなったら、もっと安いところへ簡単に移ることができます。
車だって必要がある時だけレンタルすればいいので所有する必要もありません(これは地域によりけりで都心生活限定かもしれませんが)。
この気楽さこそが、所有しない暮らしのメリットです。

所有するために何十年にも及ぶローンを組み、お金に縛られた生活をするくらいなら、なんにもいらないと思っています。

老後の生活なども考えますが、極端な話、日本がダメなら世界中のどこかには、暮らせるところがあるだろうと楽観しています(笑)

生活費のみならず、子供の教育費も大きなお金が出ていきますが、私は出せる範囲でと考えています。
もちろん教育費は子供の将来への投資になり得るものなので、できる限りのことはしますが、過剰投資しようとは思いません。

お友達はみんな家を買った、素敵な車に乗っている、教育にすごいおかけをかけている、そんな隣の青い芝生など見なければ、枯れた我が家の芝生でも、小さいながらも居心地のよい自分のうちと思えます。

リスクは誰にでもありき

この年齢になり周りを見渡すと、仕事をしてきたからといってリスクがないとは言えない状況を見ることも少なくありません。

それが、自身の病気と親の介護です。

自分の収入ありきの生活を長年してきた人にとって、それが途絶えてしまうと不都合が起こってきます。
これまでのように、自分が好きに遣えていたお金がなくなる。また教育費なども自分の稼ぎから補填していたものに頼れなくなる。
つまり、それまでの共稼ぎによって定着していた生活水準というものが、片輪が外れた途端に苦しくなるのです。

病気

若いうちは健康だった人も、アラフィフともなると、あちこちに不具合が出てくるものです。
通院程度で済めばいいのですが、ある日ドンっと大きな病に見舞われて、、、などということは決して珍しいことではありません。
実際に私自身も含め、周りのお友達をみても、何人もの人が様々な病気で手術や入院などを経験しています。

自分がどんなに働きたくても、身体がいう事を聞いてくれないのなら仕方ありません。なによりも優先すべきは自分の健康なのですから。

親の介護

親の介護も他に任せられる人がいるとか、親自身が潤沢な資産を持っているため、介護施設に入居して介護を前面委託出来る人はいいのですが、そんな人ばかりではありません。

私の身近にも親の介護をするために仕事を辞めた人もいます。
一人での生活がままならない親の元へ通い、身の回りの世話から病院への付き添いまで、とにかく仕事との両立は不可能であったといいます。

どんなに頑張って仕事をしてきても、ある日突然仕事が続けられないという状況になることもあるのです。
仕事をしなければお金は入ってきません。そうなると、もはや無職です。
専業主婦以外は病気や介護と無縁なのかといえば、そんなことは当然ないのですから、誰もがリスクある人生を生きているということなのです。



まとめ

昨今、専業主婦ばかりが「リスキー」だと煽られまくっていますが、誰にでも「万が一」の時はあるのですから、専業主婦でいることを恐れる必要など全くないのです。

「それでも、不安。。。」

そんな人は、いつも言っているように、さっさと専業主婦などやめて働きまくりましょう!
心配や不安は行動によって軽減されるはずです。

専業主婦にとって大切なのは、いざという時に自分の足で歩いていこうという覚悟にほかなりません。

専業主婦とは一人で生きていけない人が他者に依存する生き方ではなく、万が一の時は自分一人でスタスタと前に進む気持ちや自信のある人がなるものなのです。