最近、『菓匠 菊家』さんの水羊羹についてアップしましたが、こちらのお店にもう一つ好きなお菓子があります。
それがこちら。。。
丹波黒 青山
大きさは大小あり、こちら大きい方は小さなものより1.5倍の内容量になっています。
ほんのり甘く柔らかく、しっとりと炊かれた丹波黒豆に甘い甘いお砂糖の衣。
真っ白な糖衣に薄っすらと豆の黒色が映る小さな豆菓子ですが、その姿はシンプル故に美しく、ティータイムをちょっと特別な時間にしてくれます。
このお豆、とっても大きくてなかなか食べ応えがあります。
ちょっと大きさが分かりづらいかと思ったので、大きさ比較に普通のピーナッツをならべてみます。。。
お豆も大きいですが、糖衣もなかなか厚めにかかっています。
これだけ甘いお砂糖がかかっていても、それに負けないぐらいお豆の味が濃厚です。
とにかく「もう一つ、もう一つ。。。」と後を引きます。
かなり甘いお菓子なので、私は家でコーヒーを飲むときなどに一つ二つと摘みながら楽しんでいます。
またちょっと濃いめに淹れた日本茶にもよく合います。
我が家の外国人夫も、私が大切に大切に食べているところを、「おー!デリシャスなビーンズだー!」と、大きな手で3つ4つ一気に摘んで口に放り込むなどという無神経さを容赦なく発揮してしまうほど大好きなお菓子です。
これをされるたびに、
「本当にこの男は、このお菓子の美味しさがわかってるのかしら。。。」
「もっと味わって食べられないものかしら!」
そう、こめかみ辺りがピキーンっとしますが、美味しいものは家族みんなで楽しむのよ!と、なんとか怒りを押しとどめるのです。。。
まぁ、なくなったらまた買ってくればいいだけのことですが、なんとなく特別なお菓子として、大切に味わいたいと思うのです。。。
仮店舗と仮工場
実はお店を訪れた際、お店には並んでいなかったのですが、すぐに別の場所にある仮工場から届けてくださいました。
仮店舗から割と近い神宮前に仮工場があるといい、そこにあるものであればご用意頂けるようです。
気さくでお話好きの女将と世間話をしつつ、どんな形でもこうして菊家さんのお菓子が頂けるのは嬉しいことだと思いました。
骨董通りの店舗も順調に工事が進んでいるとのこと。あの和の趣のある一軒家が懐かしくもありますが、新しい店舗がどんなお店になるか、待ち遠しくもあります。
それまでは、こちらの仮店舗に足を運びます。場所は変われど美味しいお菓子と女将の笑顔はそのまんまです。
ちなみに仮店舗の場所については、こちらの記事でちょっと詳しく書いてあります。