お友達のところへ行った帰り道、珍しく骨董通りを通ってきたので、久しぶりに『菓匠 菊家』さんをのぞいてきました。
最後に訪れたのは、まだ仮店舗でしたので、新しいビルに建て替えてからは初めて、1年ぶりの訪問になります。
路面店からまさかの9階。。。
自社ビルなのになぜ?と思っていましたが、お菓子を作る上での環境を配慮したとのことでした。そこには日照など、都会ならではの問題と繊細な和菓子作りへのこだわりがあったとのこと、女将との世間話でお聞きしました。
場所は変われど、お菓子は変わりません。
今回はまだあるかなと「水ようかん」と、「丹波黒」をと思っていましたが、「丹波黒」は湿度が高過ぎて、いまはお作りを控えているとのことでした。
今度いつ店頭に並ぶかは、お天気次第だそうです。
涼しくなった頃に、伺うことにしましょう。。。
というわけで、今回は看板にもあったわらび餅と水ようかん、そしてもうひとつ、お友達からおすすめされていたお菓子をお持ち帰りしてきました。
特製わらび餅
1個 ¥400(税込)
四角い小ぶりのわらび餅は、ふるふると柔らかく、しっかりとしたコシがあります。
このお餅の薄甘い感じ、甘さの塩梅がなんとも絶妙。たっぷりの香ばしいきな粉に絡んで、とても美味しいです。
『菊家』さんらしい、上品な味わいのわらび餅です。
銘菓瑞雲(ずいうん)
1個 ¥390(税込)
以前からお友達におすすめされていた「瑞雲」という『菊家』さん特製の黄身しぐれです。
ふわ〜っと儚い、とても繊細なきみしぐれです。
お口の中でほろほろ〜っと崩れ、玉子の風味がいっぱいに広がります。
結構な大きさがありますが、とにかく口溶けがいいので、気づくとなくなっていました(笑)
水ようかん(ケース入)
1ケース ¥1,400(税込)
本当は通常の水ようかんの方が好きなのですが、この時期はもう桜の青葉が手に入らないそうで、お作りはなしとのこと。
ちょっと出遅れました。。。やはり水ようかんなら8月にくるべきでした。。。
しかし、ケース入りの方があったので、今年はそちらを。
ケースに入った水ようかんも、とっても綺麗な小豆色です。
こちらは消費期限が3日間と、カットしてあるものよりも長めです。
みずみずしくサラリとした口溶けのよさなのに、凛としたシェープは崩れることなく、とってもお行儀がいいです(笑)
夏の暑い日にこの水ようかんが思い浮かぶのも、甘さを控えた上品さと、このすっきりとした味わいのせいかもしれません。
久しぶりの訪問でしたが、やはりこちらのお菓子はとても美味しいですね。
お試ししたい秋のお菓子がいくつか並んでいたので、チェックしておきました。
新店舗はこじんまりとしていますが、とても明るく感じのよい空間でしたが、まず最初に、頭に浮かんだのがハロウィンです。
『菊家』さんはこの地域で行われているハロウィンイベントでは、trick or treatでお菓子を配ってくれるお店の一つだったのです。
我が家の子供達も幼いころは、仮装をして毎年こちらのお菓子をいただくのを楽しみにしていました。
小さな頃から、本物の美味しいお菓子を楽しめるとは、なんと贅沢なことかと、お母さん同士話していたものです。
当時は路面店で、ガラガラと戸をあければよかったのですが、これからはエレベーターで9階まで?
そう思いましたが、コロナ禍以降はハロウィンイベントも中止されているとのことで、今年も中止だそうです。
再開された暁にはどうなるのか、もう我が家の子供達も成人し、ハロウィンには参加しませんが、ちょっと気になるところです。
www.hw-frankie.com
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